鳥の巣

こんにちは。広報チームの岡野です。

皆さまのお宅やその周辺では、家やマンションの敷地内、またベランダなんかに何らかの巣が作られてしまった…という話が出たりしますか?

 

この時、作られてしまったのが蜂の巣だった…なんて話であれば、ほぼほぼ、即刻駆除する方向に話が進んでいくのだと思うのですが…相手が鳥だったらどうでしょう?

 

実はつい最近、筆者の実家の庭木に、ドバト(カワラバト)が巣を作り始めてしまったんです。筆者の母いわく、ドバトを見かけるようになったのは夏の暑さが全開、まさに真っ盛りといえるような時期からだったのだとか。

「この暑い時期に巣作りする鳥がいるなんて…。鳥ってもっと過ごしやすい時期に卵を産むと思うんだけど…」と、しきりに母が不思議がっていたのですが、筆者も筆者で、昔「ニワトリも暑さで食欲が落ちると産卵しなくなるから、夏場の養鶏場は大変」という話を聞いたことがあったので、まさか昨今の酷暑と称される夏の暑さの中、ただでさえ大変な子育てを買ってでる鳥がいるとは思ってもみなかったんです。

 

気になって調べてみたところ、どうもハトという鳥は昔からかなり人間と密接に関わってきた鳥みたいなんです。

というわけで、今回は、ハトがどんな鳥なのか、また、巣が作られてしまった時の対応などについて少し書いてみたいと思います。

 

まず、ハトがどんな鳥なのか…という点についてなのですが、ものすごく身近な鳥なので改めて考えることって、こんな機会でもないとまずないですよね。

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何となく見かけて、独特の歩き方や胸筋の発達した特徴的な姿から、「あぁ…ハトだね」と判別して終わりになることが多いのですが、ハトの仲間というくくりでいくと、世界には約42属290種もの種類が存在していて、日本の在来種はそのうちの5属13種といわれています。

 

しかし、ここで筆者が驚いたのは、実家の庭木に巣を作ってしまったドバトはよく見かけるにも関わらず、日本の在来種に含まれていないということなんです。

なんでも、ドバトは1500年くらい前に日本に来た外来種なんだそうで、5000年以上前から世界の色々な地域で家禽化されて広まっていった飼養品種だというんです。

そもそも、ハトという鳥自体が、新石器時代には飼育されていたと考えられているんだそうで…。そういえば、紀元前にあった洪水の話が原型といわれる「ノアの方舟」の中でも、陸地を探すために、ハトをお遣いに出すというくだりがあるんですよね。もう、ハトがとにかく身近な鳥だということは、DNAレベルですり込まれているような気がしてきました…。

 

そんなこんなで、古代と言われる時代から人間と繋がりのあるハトなんですが、ハトの使い方といって思い浮かぶのはやっぱり「伝書鳩」ですよね。

ハトは離れた場所に連れて行ったとしても、自分の巣に戻ることができる帰巣本能という能力が非常に優れているというんです。そこで、その帰巣本能を利用してハトに物を運ばせる訳ですね。

 

…とここまできて、筆者、ちょっと焦りを感じました。そうです。筆者の実家には、ドバトの巣が出来上がりつつあるわけです。

今回は巣を作り始めてしまったし、このまま見守って巣立ちをしてから巣を撤去しようなんて考えていたのですが…帰巣本能が強いということは、次回も確実に来ると思っていいことになります。しかも、次回は巣立った子どもまで一緒に来る可能性があるわけですよね?

これはマズいんじゃ…ということで、巣を作られてしまった時の対応についてさらに調べてみると…相当大変な事実が発覚しました。

 

その事実というのが…「ハトは通年繁殖可能なので、年に7~8回繁殖に及ぶような、つがいもいる」ということなんです。

ハトにもきちんと繁殖期と呼ばれる時期があるらしいのですが、人間による餌付けなどの関係からか栄養状態が良いんでしょうね。

その時期以外でも普通に繁殖するとのこと。中には、真冬に抱卵しているのを確認したなんて方もいらっしゃるんです。

 

ハトは通常、一回の繁殖で2つの卵を産むらしいので、単純に考えて、今回巣を放置しただけでも、次回は4羽になって帰ってきて…一年放置した日には、庭がハトだらけになってしまいます…。

 

それだけならまだしも、ハトが子育てをしたり、ハトがたくさん来たりすると…人間側が病気になってしまう可能性も考えなければならないんですね。

というのも、まず、ハトはハト自体が寄生虫や病原菌を持っていることがあります。また、糞が原因で発生する病気もあって、その代表的なものがクリプトコックス症という真菌による病気や、オウム病という細菌による病気なんだそうです。

他にもアレルギーが起こったり害虫がわいたりと、気が休まらない情報がてんこ盛り…。

 

しかも、ハトは他の鳥類に比べて糞の量が非常に多いという話なんです。

これでは恐らく、洗濯物は干せなくなってしまうでしょうし、何より衛生面で高齢となり免疫力もそう高くないであろう筆者の両親が心配です…。

 

可哀想ではありますが、ドバトには実家の庭での子育てを諦めてもらうよりなさそう…という結論に達したのですが、ここで、1つ問題が出てきたんです。

 

それは「卵があるか卵がないか」ということ。

 

筆者の実家の場合、鳴き声がしないことから雛がいないのは確実なのですが、卵があるかの確認をしていなかったんですね。

 

筆者が調べた範囲の話ではありますが、まず卵がない場合は、巣の撤去は問題ないようなんです。

しかし、もし卵があった場合は、鳥獣保護法が適用されて個人がむやみに手出ししてはいけなくなるんですね。

巣や卵に触れることはおろか、庭木に巣がある場合その木の剪定もNGになるようです。

これに背くと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されるとのこと。

一応、然るべき手段で申請を通せば処分出来ないことはないらしいのですが、大抵の場合は巣立ちまで待つことになるという話でした。

(どちらにしても卵があったり、雛が居たりしたら情がわいてしまいそうですが…)

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こうなると、もう巣を作り始めている筆者の実家の場合、卵が産まれてしまうのも時間の問題。

ということで、早速ドバトの居ない隙を狙って父に巣をチェックしてもらいました。

その結果、卵はまだなかったんです。

なので、急いで巣を撤去してもらったのですが…両親いわく、「同じドバトだと思う」とのことなのですが、なんと、また同じ所に巣を作り始めたというんです。

すでに巣の場所が人に見つかっていようと関係ない様子。

その話を聞いて、あまりの人慣れぶりにびっくりしましたが、それだけお気に入りの場所になっちゃってたんですね。

 

でも、そうともいってはいられないので、もう一度、巣を撤去しつつ庭木を葉が重ならないようなところまで、ガッツリ刈り込みました。

(ネット上では、「巣の撤去をしようとしたらハトに援軍を呼ばれた」なんて話もあったので、筆者も実家に手伝いに行って参りました)

 

結論からいうと、さすがに刈り込まれた庭木はドバトのお気に召さなかったようで、2~3日はウロウロしていたそうですが別の物件を探しに飛び立ったようです。

筆者の実家の近くには山もあるのでそちらに行ったのかもしれません。

 

どちらにしても、今回は大事にならずに済みましたが、ハトはしつこいと聞くので一度目を付けられた以上、定期的に巣作りの兆候があるかを確認しないといけないかもしれないですね。

筆者は幸いにも、これまでハトによる被害には遭わずに過ごしてきたのですが、ハトには弱点が少ないとのことで、ハト被害に悩まれる方は結構多いみたいですね。

これから実家の庭がどの程度ハトの巣作りの対象として狙われることになるか分かりませんが、市販のハト除けグッズを含め色々と試してみたいと思います。

(これは効いたよ~なんて情報があれば、是非是非、教えて欲しいですっ)

 

さて、実家の庭木にハトの巣発見という事態から始まり、ここまで書き連ねてきてしまいましたが、ドバトは本当に人慣れしていて、全然逃げませんね。もとが家禽だからといわれればそれまでなのかもしれませんが、最近は他の野鳥も昔より警戒心が薄くなってきているそうです。

野鳥を大切にするという風潮から、人間を恐れなくなってしまったのではないかと考えられているようですが、野鳥に限らず、人間と野生生物が上手く棲み分け出来るラインはどこにあるのか…。専門家の方々には探って頂きたいなぁ…と思った出来事でした。

 

それでは、今回はこの辺で失礼いたします。

 

 

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