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道路の進行方向

こんにちは。広報チームの岡野です。
今回は諸説ある「道路の進行方向」について、雑学系の記事を書いてみたいと思います。

 

海外に行くことのある方、渡航先の道路を歩いたり、ドライブしたりする時に、違和感を感じることってないですか?

この違和感の正体は、道路の通行方向によるものだったりします。

日本の道路は皆さまがご存じのとおりの左側通行なのですが、それに比べ、世界の実に2倍以上の国が右側通行なんですね。もう、圧倒的に右側通行の方が多いんです。

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さて、これ程に多い右側通行なわけなのですが、いったい、それはどうしてなんでしょうか? これには諸説あるのですが、ナポレオンが関係しているというのが、有力な説なんだそうですよ。

というのも、もともと世界の通行方向は、左側通行だったんです。

これは古代ローマの遺跡にあった荷車の轍(=車輪の跡)から判明しているんですね。

古代ローマでは、道路政策が非常に重要視されていたことから「全ての道はローマに通ず」なんて言葉も生まれてきたわけですが、他の古代文明でも通行方向は、おおよそ左側通行であったと考えられています。
しかし、この流れにナポレオンが待ったを掛けます。ナポレオンの戦術は、従来の常識であった軍同士の正面衝突を避け、自軍を右方向から進軍させて、相手軍を左側から攻撃するというものなんですね。

(言葉にすると少しややこしいですが、机上でシミュレーションすると分かりやすいですよ)

これは本当に良く考えたもので、実は進行方向の左側からの攻撃は防御率が低くなると言われているんですね。このナポレオンの戦法は相手軍の対応率が下がるのを見越した戦法なわけです。常識に捕らわれず従来の戦法をスパッと変えちゃうナポレオン。やはりただ者ではないんですね。

その後、ナポレオンは自軍にこの動きを徹底させようとします。そのために、ナポレオンがまた、スパッとやめちゃったのが…そう、左側通行なんですね。

フランス国内の通行方向を左側通行から右側通行に変更しちゃったんです。しかも、これを革命の真っ只中でやってのけたと言うのですから、それはそれで、すごいものがあります。

さぞ混乱もあったのでしょうが、そこは元々が大混乱の革命の最中。人々の適応力もなかなかだったわけですね。

さぁ、ここから、右側通行国の拡大が始まります。

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当時のフランスはといえば、世界有数の超大国なんですね。

多くの国がフランスの影響下にあったんです。その結果、どんどん周辺諸国に右側通行が浸透していき、現在でも多くの国が右側通行なんですね。一部、ナポレオンに反抗した国は左側通行のままだったようなのですが、実用性の観点から1920年代に右側通行に変更したという話もあります。
では、なぜ日本は、今日まで左側通行のままなんでしょう?

日本は長く鎖国をしていましたので、世界の右側通行の流れにはのらず、ずっと左側通行だったわけです。

一説には帯刀して歩く場合、右側通行をすると鞘同士が接触してしまう「鞘当て」が起こってしまうからだというのがあり、時代劇にも、たまにそんなシチュエーションが登場しますが「鞘当て」は「鞘とがめ」とも言われますから、そこでいざこざに発展してしまうんですね。左側通行は武士にとって有用だったと言えます。

しかし、そんな武士の時代にも開国の流れがやってきて、文明開化が訪れます。この時期、日本は外国から色々なことを学ぼうとして、様々なものを輸入したんですね。

そして、交通法規も外国に倣おうとしたわけですが…そこで日本はイギリスの交通法規を採用するんです。これは元来の日本の交通法規に最も近かったのが、イギリスの交通法規だからなのですが、まさに、この時、今日にまでに至る、日本の左側通行が確定したんですね。

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、イギリスは左側通行なんです。イギリスにはナポレオン時代にフランスと敵対していた過去があります。

よって、従来からの左側通行を継続させていたんですね。更に、島国ということもあって、途中で通行方向を変更する必要性もなかったんです。

 

もし、文明開化当時の日本が、イギリスではなく他の国の交通法規を採用していたら、日本も右側通行だったのかもしれない…と思うと、何だか歴史の分かれ道の不思議を感じますよね。
さて、今回お話しましたのは、あくまでいろいろある説の中の一つになるんですが…道路の通行方向一つをとってみても、世界の文化や歴史的背景を知る良い機会になりますね。

なんだか、モノの見方というか、視野が拡がったような気になりませんか?
こんなちょっと変わったところから、国外に目を向けて、グローバルな視点を育ててみるのも、楽しいのかもしれませんよね。

 

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