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子供の疑問

こんにちは。広報チームの岡野です。

日々の生活をしていく中で、何の疑問にも思わないことがあることをきっかけに、“これってなんでなんだろう…?不思議に思うことってありませんか?

現在筆者宅には、小さな子どもがいるため、子ども達の口からは矢継ぎ早に疑問が飛び出します。

それこそ、“鉛筆はなんで書けるの?”というようなものから“なんで夜は暗いの?”なんてものまで、子ども達にとっては、今自分が生きる世界が本当に疑問でいっぱいなんですね。

そんな日常を一緒に過ごしている筆者のような“おかぁちゃん”としましては、その素朴な疑問が思考の迷宮の入り口になることがあります。

特に物について、“AとBは何が違うの?”と聞かれると、嘘を教えてはいけないだろうし…と、説明に困ることがとても多いんですね。

今回は、最近の子どもの疑問から、筆者が答えに詰まったものをピックアップしてみたいと思います。

  • “そうめん”と“ひやむぎ”

暑い季節ですし、つるつると喉越しも爽やかな冷たい麺類は本当に美味しいですよね。

“夏だなぁ…”と思いながら、筆者は美味しく頂いていたわけですが、その日は“そうめん”の残りが少なくなっていて、“ひやむぎ”も茹でていたんですね。

しかし、子ども達の柔らかい頭からすると、“ひやむぎ”も“そうめん”だったわけです。

“いやいや、ひやむぎはひやむぎだよ”、という筆者に対し、両者の違いにフォーカスが定まってしまった子ども達の思考…。

こりゃ、ちゃんと説明をするべきだなと、“Google先生”に聞いてみました。

すると、下記のような結果になったんですね。

・そうめん           :直径1.3mm未満

・ひやむぎ           :直径1.3mm以上、1.7mm未満

そうなんです。以前、このブログでロングパスタの種類をご紹介したときと同様、“太さ”で呼び名が決まっていたんですね。

さらに、“ひやむぎ”より太い麺を書いてみますと…

・うどん              :直径1.7mm以上

・きしめん           :幅4.5mm以上(厚さ2mm未満)

この結果から、これらの立ち居地はまさに日本におけるパスタだったというわけです。

ただし、“そうめん”と“ひやむぎ”には特例があって、“手延べの場合は、1.7mm未満であれば、そうめんとひやむぎについては、どちらの名でも名乗れる”とされているんだとか。

そんなわけで、製造元がそうめんと言ったら、そうめん。ひやむぎと言ったら、ひやむぎ…なところもあるわけですね。

こうなると、単純な見た目だけの話ではありませんから、製造元が何と銘打って商品としているかが1番重要なポイントになりそうです。

この事実は子どもには刺激的過ぎて、しばらく“おかぁちゃん不信任”になっていましたね…。

②“三徳包丁”と“シェフナイフ”

こちらは、“同じような包丁がなぜあるのか”という子どもの疑問から始まった回答探しでした。

1人暮らしや料理が好きなどで、包丁を購入したことがある方であれば、料理に使う刃物の種類がたくさんあるということはご存知ですよね。

筆者は少しだけ1人暮らしを経験しましたが、包丁を買いに出かけた時、一体どれを買ったらいいのかと迷ってしまったことがあります。

そんな数ある刃物の中で、料理において何にでもOKという万能なもの…というのが、“三徳包丁”と“シェフナイフ”になります。

この2つ…平たく言うと、“日本の万能包丁=三徳包丁”で、“外国の万能包丁=シェフナイフ”という位置づけになるんですね。

それぞれに長所短所があり、切り方も違います。

・三徳包丁

1.野菜を切るのが得意

2.かたまり肉を切るのが苦手

3.上から下に押して切る

・シェフナイフ

1.肉を切るのが得意

2.野菜を切るのが、やや苦手

3.前から後ろに引いて切る

となります。

このことから、“和食は三徳包丁”、“肉料理はシェフナイフ”と使い分けると、ストレスがなさそうですよね。

筆者宅では、和食を作る機会の多い筆者が三徳包丁、肉料理をメインで作る旦那がシェフナイフという具合で、マイ包丁として使い分けをしていたりします。

なんだかんだ、自分用の料理道具があるというのは気分が上がるんですよね。

でも、子どもからすると“同じようなものを買ってる…”ということで、思うところがあったのかもしれませんね。

③“本”と“冊子”

これは、筆者宅の末の子が現在進行形で首を捻っている疑問です。

…というのは、末っ子にとっては綴じてあってページが存在するプリント類は、全て“本”にカテゴライズされているからなんですね。

旅行のパンフレットも、ショッピングモールの館内見取り図も…全て、“本”。

さて、どう教えたものかと思っていたのですが、実はしっかり規格があったんですね。

それによると

・本       :表紙はページ数に入れず、本文が49ページ以上で印刷された非定期刊行物

・冊子    :表紙はページ数に入れず、本文が5ページ以上49ページ未満

(定義上の名称は“小冊子”)

…となり、どうも、5ページもないものに関しては、紙を折ったものという認識止まりということになっているんですね。

ちなみにこれを定めたのは、国際連合教育科学文化機関…そう、“UNESCO(ユネスコ)”です。…というわけでこれは国際規格なんですね。

ただ1点、製本工程の話では、“和本を冊子と呼ぶ”という文化があります。

UNESCO(ユネスコ)の規定との混同は避けるよう注意が必要ですね。

さて、今回は子ども達から発信された、純粋な疑問の内容を掘り下げた記事となりました。このところ、筆者は毎日子ども達からの質問攻めにあっていますが、子ども達の思考の柔軟さには本当に驚きます。

筆者も、少しは脳の体操と思って、固定概念を外してものを考えてみることも大事かもしれないなと思った次第です。

それでは、今回はこの辺で失礼致します。

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