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ささやかなコミュニケーションで日常が楽しく

こんにちは。三嶽です。

 

先日、仕事の関係者から昼食を食べながら打合せでもと、声をかけて頂き私がお店を予約することになりました。

会社近くの和食レストランに電話をし数日先の13時に2名の予約をお願いしたところ、承りました。ただ予約の時間に来ていただいても5分くらい待って頂くこともありますが、と言われました。

しばらく電話越しでうーんと考えて「困ります」と言いました。時間通りにすっと入れることを想定して予約しているのでそこで5分の待機は受け入れがたいなと感じたのです。

こっちが5分前に到着したら10分待たされる可能性だってあるわけです。そんなに繁盛店でもないはずなのだけど…。

 

困るという私の対応を受けて電話応対してくれている女性スタッフはそれなら大丈夫です。時間通りに入れるようにしておきます、とあっさり言うのでますますうーんとなりました。

さっきの5分待つかも情報は何だったのか、と。

結局そのお店の予約はやめて当日は近くの喫茶店に予約なしで入りおじさん二人で昔ながらのナポリタンを食べました。

 

あのちょっとした謎のやりとりは今でも時々思い出します。

店員さんは何かしらの配慮のつもりで言ったのか、結局時間通りに入れるようにすると言い直してくれたのだから素直に予約をしておけば良かったのかと。年と共にちょっぴり融通が利かなくなったと自覚もあります。

 

毎朝出社途中にあるコンビニでコーヒーやチョコレート(カカオ72%のやつ)を買うのですが、早番の店員さんは私のことを覚えてくれていてレジで精算をすると言わなくてもクイックペイの準備をしてくれます。

この流れるような連携プレーは毎朝の通勤ルーティンとなっています。

別のコンビニでもホットコーヒーを買う時に「こっちのマシンで入れると濃さが選べますよ」と教えてくれる店員さんがいたり、レジ清算時にマイバッグありますというと「お入れしましょうか?」といってくれるスーパーの店員さんもいます。

 

3、4年位前ですが週に3日はお昼に味噌ラーメンを食べていました。同じお店で味噌一択を1年位続けていたのですが、ある日、ちょっと心境の変化があり塩ラーメンを券売機で注文したところバイトちゃんはその食券を厨房に持っていき「味噌一丁~」と叫んでから数秒後「し、塩で~す」と訂正していて、こっちが少し申し訳ない感じになったのを覚えています。

きっとそのバイトちゃんに私は「味噌おじさん」とあだ名が付けられていたかも知れません。味噌おじさんフェイントまじ焦ったよ~と休憩中に言われていたのかもしれません。

そんな経験もあり、朝のコンビニで「スイカで」と言う勇気がない私ですが、どのお店でも店員さんの気遣いや常連さんへのちょっとしたおもてなし感に触れることがあって、そんなささやかなコミュニケーションでも日常を少しだけ楽しい気分にさせてくれるという話でした。

 

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