コロナ騒動と幕末
こんにちは三嶽です。
コロナ禍で2度目の夏を迎えました。
コロナウィルスは紫外線に弱いのだ、とは今年は誰も言っていませんね(笑)
中国の某地区より流れてきたとされるコロナウィルス(以下、コロナ)、これを幕末に例えるのであれば黒船に乗ってきたペリーさんでしょうか。
ペリーさんもウィルス扱いにはご立腹かと思いますが、当時の日本人が異国の人たちのことを「夷敵(いてき)」と呼んでいたことを考えれば絶対に上陸させてはいけない人たちであったことがわかります。
昨年初めに横浜港に一時停泊していたあの豪華客船がコロナ騒動の序章であったことに勝手に因縁を感じています。
「攘夷(じょうい)」という思想は、当初は「夷敵」をやっつけるぞという意味では幕府や各藩、国民が一体となって取り組むべき課題でした。
コロナもそう、政府国民が一致団結して感染防止に取り組んで日常を取り戻そう!として発出されたのが「(第一次)緊急事態宣言」でした。
徳川幕府はアメリカやイギリス、フランス各国との交渉に段々と押され、不平等な条約や港の開港などを朝廷の許しなく決めてしまいます。
コロナが徐々に感染拡大して様と似ています。当初は日本全体で攘夷運動をしていたつもりが、この辺から徐々におかしくなってきます。
幕府は何をやっているのか、朝廷の許可なしに開港とは何事ぞっ、と長州藩を筆頭に攘夷という思想から反徳川幕府という考え方に変わってきます。
コロナでいうとマスク不足やその後のアベノマスクの配布、給付金・助成金がなかなか配られない状況に対し政府は何をやっているかとなった時期です。
反徳川幕府=尊王(朝廷を尊ぶ)という図式で、当時朝廷があった京都には各藩の志士や政治的活動のための重要人物(西郷さんや坂本龍馬他多数)が集結しだします。
このことに危機感を募らせた幕府が取った手は「公武合体」です。
14代将軍の家茂さんのもとに孝明天皇の妹であった和宮さんを嫁がせて幕府と朝廷は一つだぞとアピールするのです。
国産ワクチンが整わずも輸入ワクチンを大量購入しワクチン接種を始めた時期に相当します。
ワクチンさえ行き渡ればみんなの不満は解消するだろうというある意味切り札です。
しかしご存じの通り、ワクチン接種は自治体主導でやっていても遅々として進まず、自衛隊を使っての大規模接種に踏み切ります。
この効果で接種回数が激増しますが、さらに踏み込んで行った職域接種が裏目に出て結局は各自治体へのワクチン供給調整などから国民の不満がピークに向かっています。
何度も発出された緊急事態には重みがなく参加意欲が薄らいできています。
公武合体を行った幕府もその後の長州征伐に失敗(参加しない藩が多々あった)し、将軍家茂も若くして病死してしまったことから公武合体も瓦解し、万事休すとなってしまいます。
民間主導で行っているスポーツイベントは数千から万単位でお客さんを入れてやっているのに政府、東京都が主導しているオリンピック開催にはかなり風当りが厳しいのも、それまでの一連の不手際や飲食店いじめと思われるような施策への意趣返しではないでしょうか。
コロナ自体、誰のせいでもなく、政府国民がひとつになって克服していくべき問題なのに、なぜか反政府、反自民党の様な流れになってしまったのは「尊王攘夷」のエネルギーが「倒幕」へ向かっていったことと似ている様に思えます。
幕末例え話(?)でいくと、行き詰った徳川幕府は政権を朝廷に返上し、その後、鳥羽伏見から函館まで北上する戊辰戦争があり徳川幕府が260年の幕を閉じ、政権は新政府軍へと移り明治時代が幕開けし、大正、昭和、平成、現在に至ります。
かなり端折りましたし、強引に幕末の事象に結び付けてしまいましたがその様な流れです。
コロナ政策で行き詰った与党は政権を投げ出すのか、それ以前に国民の支持が得られずに政権交代になるのか、それはこれからの事ですが、まずはワクチン接種を粛々進めて集団免疫を獲得したいところです。
それはそうと、政権交代っていっても一体どこが新政府になるのでしょうか?
令和の西郷さん、坂本龍馬たちはいずこに??
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