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流動性知能と結晶性知能

こんにちは、広報チームの佐藤です。

昨今、家の中にいる時間が多くなり、本を読む時間が普段より多く取れていて、その中で興味深い内容が書かれていたのでご紹介致します。

流動性知能と結晶性知能という言葉を聞いた事がありますか?
言葉にすると硬い感じで分かりづらいですが、私たちが普段使っている能力の事を指します。

流動性知能とは、正式には流動性一般能力と呼び、動作性の知能と捉えることができます。
新しい場面への適応に必要な能力を指し、具体的には、推論する力、思考力、暗記力、計算力などが挙げられます。 集中力も流動性知能の一部であります。

これらの能力を応用しながら、初めて経験するような新しい場面に遭遇した際に「どのように行動すればよいか」「どう対処すればよいか」と考え振る舞うことができます。
流動性知能を活かすことができれば、独創的なアイディアなどが生まれる可能性もあるため、 問題解決能力とも言えるでしょう。
身近な内容でいえば、主に学生時代に学習する内容や、高校や大学受験など、テクニックに使われる能力が挙げられます。
流動性知能は新しいことを知能として定着させるため、加齢による低下がみられることが特徴であります。
この知能のピークは25歳頃までであり、65歳前後で低下がみられます。
せっかく得た知識等を活かせなくなる事はとても悲しいですね…。

中高年期になると、「なかなか人の名前が出てこない」「若い頃よりも頭の回転が鈍くなった」などと実感することが多くなります。
確かに、歳を重ねると、瞬時に何かを思い出したり、新しいことにすばやく対応したりすることは難しくなってきますね。
私も、物の名前が出にくくなったことが昔に比べると増えてきたように思うもあります。

一方で、高齢者大学や生涯学習の講座などでは、生き生きと学習を重ねる高齢者の姿を多くみかけます。
これらの方々の多くは、「やっと自由に過ごせる時間ができたので、前から興味があったことを勉強してみたい」などとその動機を語り、新しいことを覚えたり身に付けたり、知識を深めたり、それを活かした活動を積極的に行ったりしています。
また、文学、芸術、政治などのさまざまな分野では、若い頃よりもむしろ高齢になってから、人生における最大の業績を残すことも多いですね。
経験が物を言うという事でしょうか。
若い頃だと知りえなかった経験や知識が活かせているという事ですね。
この知能を結晶性知能といいます。

結晶性知能とは、正式には結晶性一般能力と呼び、言語性の知能と捉えることができます。
過去の経験が土台になる専門的または個人的な能力を指し、ことわざで表すと「三つ子の魂百までも」というような概念にあたります。
免許や学位などの専門的な知識や、料理などの日常の習慣、長年にわたる趣味の手順や方法なども結晶性知能にあたります。

過去に得た経験が知能の土台であるため、加齢による低下が少ないのが特徴であります。
そのため、認知症の患者でも結晶性知能が保たれていることが多いです。
流動性知能が新しい場面に適応する能力ではありますが、日常の習慣などの結晶性知能のような以前の経験から新しい場面に推論、応用することもできます。

結晶性知能は、何もしなくても歳を重ねる事にむしろ上がっていくような感じですが、流動性知能は、鍛える事が出来れば、衰えを少しでも抑えたいですね。

新しい事にチャレンジする

常に新しい情報に触れ、新しいことに取り組みましょう。
新しい経験をすると、新しいシナプスが形成され、脳細胞が活性化されます。
脳には可塑性(かそせい)があります。
可塑性とは、脳が環境に対して最適なシステムを作り上げるためによく使われる神経細胞の回路の効率を高め、使わない神経細胞の回路の効率を下げる現象です。
つまり使われない神経細胞は退化してしまいます。
したがって、新しいことにどんどんチャレンジし、まだ使っていない脳神経を覚醒させることが効果的だと考えられています。

難しい事にチャレンジする

難しい脳トレゲームに挑戦すると、劇的な効果があらわれることがあります。
しかし、残念ながらそれは長続きしません。
脳トレゲームが本当に脳のトレーニングとして役立つのは、ゲームのやり方がよく分からず試行錯誤している間のみです。
ゲームのやり方をいったんマスターしてしまうと、後は効率を上げるだけなので、脳は使わなくてもよくなります。
本当の脳トレは、何か1つやり遂げたら次にもっと難しい問題にチャレンジすることです。

クリエイティブに考える

クリエイティブと言っても、芸術や音楽を創作するということではありません。
クリエイティブに考えるとは、枠をはめずに自由に考えをめぐらすことを指します。
例えば、さまざまな分野のトピックについて考える、常識にとらわれない新しいアイデアについて考える、一見まったく関係ないように思える事柄を結び付けて考えるなどです。

便利なテクノロジーをあえて使わない

世の中にはさまざまな便利なツールが溢れかえっています。
かつては多大な労力と時間を使ってしていたことを、現在は便利なツールを使っていとも簡単に瞬時にやってのけられます。
しかし、「便利」は脳の敵です。

携帯電話が普及する前、友達が約束の時間までに待ち合わせ場所に現れないと、私たちは友達が電車に乗り遅れた可能性や、待ち合わせ場所を間違えた可能性など、さまざまな可能性に思いを巡らし対処しました。
GPSが普及する前は、初めて訪れる場所に行く場合、何度も地図を確認し、地図で見る鳥瞰図を現実に見える風景に当てはめて考えていました。
脳をフル回転させて問題解決に当たっていたため、それらの苦労が空間把握能力や推理力の向上に大きく貢献していたことは間違いありません。

便利なデジタルツールは、人間の代わりに問題を処理してくれるため、私たちは脳を使う必要がなくなってしまいます。
便利なデジタルツールをあえて使わない日を設け、脳を活性化させましょう。

色々な人と付き合う

自分と違う年齢、性別、学校または職業、趣味、国籍のさまざまな人と付き合いましょう。いろいろな人と付き合えば、先に述べた4つのポイントを実行しやすくなります。

違う趣味の人と付き合えば、今まで自分の興味なかった事柄にも興味を持ち、新しいことを始めるきっかけになるかもしれません。
まったく違う考え方の人に出会えば、「こんな考え方もあったのか」と自分の常識を打ち破ることができます。
新しい人に会えば、新しい所へ行く機会もできるでしょう。
時間に余裕を持って出かけ、GPSなしで訪れてみましょう。

以上の事は、毎日を前向きに活動的に生活する。と言えそうですね。
流動性知能を鍛える5つの方法の前に、脳を育てる基本の「き」が、「よく食べ、よく寝て、よく遊べ」です。
1日3回栄養のバランスの取れた食事を心がけましょう。
脳は夜寝ている間に昼間の出来事をおさらいし、定着させています。
脳が育つ夜に良質で十分な睡眠を取りましょう。
脳の発達には適度な運動も欠かせません。
外で思いっきり体を動かして遊ぶことは、元気な体だけでなく、元気な脳も作ります。
日々に刺激を与えて生き生きとした毎日を送りたいですね。



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