キャッシュレス男 vs コインパーキング

こんにちは。冨田です。

私は普段ほとんど現金を持っていません。とはいえ、歯医者など現金でしか支払いができない場合があるので、最低限の現金だけは持ち合わせていますが、基本的に現金を使うことはありません。

普段の支払いはクレジットカードやモバイルSuica、そしてPayPayです。もともと20代の時から財布は持たない派だったため、近年進んできたキャッシュレス化は大歓迎なのです。

とくにPayPayが広く普及したことで、今はどんなお店でも電子マネーに対応出来るようになりましたので、スマホがあれば事足ります。

しかしながら、こんなにもキャッシュレスな現代社会にも関わらず、いまだ「現金オンリー」なところが、いくつかあります。

その一つが、コインパーキングです。

最近の機械（精算機）であればもちろん電子マネーに対応していますが、いまだに昔の機械を使っているところは、めちゃくちゃ不便なのです。

ここで、私が体験したエピソードをご紹介します。

とある郊外のパーキングで車を停めた時です。

入庫時間が夕方の17時くらいで、出庫時間が翌日のやはり17時くらいだったと思います。ほぼ24時間ですね。

通常が1時間200円の駐車料金で、夜間最大500円とか書いていました。長時間停めた場合に割引が効くやつなんだろうなと、その時は勝手に思っていました。

ですが、出庫時に精算ボタンを押してみると、きっちり1時間200円が積み重ねられ、合計で4400円でした。。

勝手に1500円〜2000円くらいだろうと思っていましたが、想像を上回る金額にビビりました。

そして次の瞬間「ハッ」としました。

「あれ、ここ電子マネーは出来ないんだっけ？」

「現金のみのやつか！」

「おいおい、手持ちの現金は足りるのか？」

手持ちの現金を見てみると、千円札が4枚と、500円玉が1枚、100円玉が3枚でした。合計4800円ありました。

「ふぅー、ギリギリあった」

が、しかーし！

なんと、千円札を4枚投入したあとに「500円玉」を入れてみると、カランコロンと何度入れても釣り銭口に出てきてしまいます。

よくよく見てみると、「新500円は使用できません」と書いてあるじゃ、あーりませんか！

「うそーー！！」

心の中で叫びました。

いや、完全に声に出てしまっていました。

今どきそんなことあるかよ、マジかよと。。

いま令和5年だぞ！

ああ、どうしよう、困ったぞと周りを見渡してみると、少し先に100円ショップが見えました。

そうだ、そこで新500円玉から旧500円玉に交換してもらおう。ダメ元でお願いしてみよう。

小走りで100円ショップへ向かい、レジ付近の店員さんに懇願しました。

正直にコインパーキングの精算機に新500円玉が入らないこと、そのコインを旧500円玉に交換してほしいこと。

最初は怪訝な顔をしていましたが、心優しい店員さんは事情を理解してくれて、旧500円玉に交換してくれました。

そんなこんなで無事に精算が終わり、パーキングを出ることが出来ました。

今考えると、大の大人が100円ショップで何も買わずに、コインを交換してもらうだけで店を後にするという、非常に恥ずかしい行為をしたわけです。店員さんは多分、千円札で何か買ってお金を崩せよと思ったんじゃないでしょうか（笑）

でも、そんなお金（現金）は持ち合わせていませんでした。残金300円。。

現金は大事だなと、実感した瞬間でした。。

最後に

いま振り返ると、あの精算機は手強い相手でした。お札は「千円札」しか入らないし、しかも1枚ずつしか入らない。そして新500円玉が使えない。電子マネーなんかもってのほか。

普段現金を使わない「キャッシュレス男」は、惨敗に終わりました。

というお話でした。

それではまた。

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