ライオンキング
こんにちは、広報チームの佐藤です。
前回に引き続き、今回も映画のお話をしたいと思います。
ディズニーアニメ黄金期の代表作、そしてブロードウェイミュージカルとしてロングランヒットを掲げている不朽の名作アニメ「ライオンキング」を全編フルCG描写で本物さながらの映像と極上のエンターティンメントで描き、超実写版としてリメイクされた「ライオンキング」を鑑賞してきました。
アニメ版も好きでしたが、本物が動いているようにしか見えない映像で、前半は見ながら戸惑いました(笑)
オープニングの「サークルオブライフ」も「ライオンキング」の世界観を絶妙に表していて、冒頭からアフリカの大自然に溶け込めて行くような感じでした。
あらすじは…ざっと、こんな感じですね。
命あふれるサバンナの王国プライドランド。
その王であるライオン〈ムファサ〉に、息子〈シンバ〉が誕生する。だが、シンバはある“悲劇”によって父ムファサを失い、王国を追放されてしまう。新たな世界で彼は仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自らの運命に立ち向かうために―。
本作に圧倒的なスケール感を感じた理由の一つとして、全編フルCG<超実写版>という事があると思います。
※一部、本物の映像が描かれている部分があるそうなので、これからご覧になる方はどこなのかを探してみて下さい。
ちなみに、私は全くCGの部分と見分けが付かず、分かりませんでした。
土、草、木、水、空、毛並み…全てが精密なCGで再現され、まるで本物と区別のつかないリアリティを達成しているという部分もありますが、(もちろんそれも凄いのですが)。
本作の革新的な凄さとは、VRを使った全く新しい撮影手法。簡単に概説すると、CGで舞台となる環境をあらかじめ構築しておき、監督など製作陣がヘッドマウントディスプレイ(HMD)を頭に装着し、まるでそのCGで作った世界の中に実際に立っているかのような状況を用意します。そこで、ここにこのキャラを配置しようとか、カメラはここから撮ろうといったプロダクションをしていくのです。
つまり、VR空間内で実写映画を撮る要領で制作しているのですね。なので、出来上がった映像が、まるで実際のアフリカでカメラを回して動物をおさめたような、ネイチャードキュメンタリー風にしか見えない。という映像が出来上がるそうです。
シンバの子供の頃のフワフワ感や、スカーの恐ろしさも、ムファサも偉大さも、CGにより更にそれぞれに個性が出ていたと思いました。
肉食動物が草食動物を狩り、そこから出た糞によって草木が生え、それを草食動物が食べる。
好き勝手獲物を狩っていけば、そのルーティーンは崩れていき、やがて自然や生き物は生きる場所を無くしてしまう。
食物連鎖の頂点に立っている者がそんなワガママにも似た行動を取れば衰退の一途をたどってしまうのは明確なのです。
そんなことにならないように、生きとし生けるもの全てに感謝し、プライドランドという国をどう繁栄していくかを考えるムファサ。
頂点に立つ者はそういったことを考えられる存在でなくてはいけないことも描いていたように思えます。
人間も同じことが言えて、肉や魚を好き勝手収穫してしまうと、生態系のバランスは崩れてしまうわけで、この他に自分たちが有意義な生活を送るために自然や環境を破壊してしまうことで動物や植物の場所を奪い、衰退の一途をたどってしまう。
ライオンキングは一見主人公が自分を何者なのかを辿る話にみえて、こういう部分もしっかり触れた内容の映画だったのではないでしょうか。
世界中の誰もに生きる意味がある事を教えてくれる感動の物語。
皆さんも機会があれば、是非ご鑑賞下さい。
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