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何事も「仮説検証」の繰り返しが大事

 

こんにちは。冨田です。

仕事を進める上で、まず重要なのが「仮説を立てる」ことです。仮説というのは、簡単に言えば「こうすればうまくいくはず」という予想のことです。

そして、その予想が本当に正しいのかどうかを試してみる、つまり「検証」を行うことがセットになります。

この「仮説検証」を繰り返すことで、経験や勘に頼るだけではなく、データに基づいた意思決定ができるようになり、より効率的に仕事が進められるようになります。

ちょっと小難しそうだなあと思われるかもしれませんが、まずは取っ掛かりとして、日常生活の中で試してみてください。

 

日常生活における仮説検証

たとえば、「雨の日は飲食店が空いてるんじゃないか?」という仮説。
実際に雨の日にお店に行ってみたら、確かに空いていた。これも一つの仮説検証の結果です。

逆に混んでいたら、「雨の日はみんな外を出歩かないから、逆に飲食店が混むのかな?」、「スーパーに買い出し行くのが面倒だからみんな飲食店に行くのかな?」、という新たな仮説を立てられます。

ほかにも、「三連休の初日は国道が混むんじゃないか?」という仮説を立てます。実際に連休初日に車で出かけて、国道が渋滞していたら、その仮説は正しかったということになります。

次からはその結果を活かして、出かける時間をズラすか、別のルートを選ぶようになるでしょう。

このように、テスト的に日常の小さな仮説検証をやってみることで、思考をクセづけることが出来ます。

 

営業電話での仮説検証

さて、これを仕事に応用するとどうなるか?
たとえば営業電話の場合、どの部署にかけたら効果的か、どの時間帯がつながりやすいか、どんなトークスクリプトが相手に響くか、ということを仮説として立ててみます。

「この部署の担当者は午後二時ごろなら席にいることが多いんじゃないか?」とか「最初に軽い世間話を挟んだ方が話がスムーズに進むかも?」という仮説を立て、それを実行し、その結果を検証します。

もし仮説が正しければ、その方法を次回も使えばいいし、うまくいかなかったら別のアプローチを試してみればいいです。この繰り返しで、どんどんアポイント電話の成功率を上げていくのです。

 

求人募集における仮説検証

求人募集でも同じです。求人広告をどの媒体に出すのか、どのくらいの予算で、どれくらいの人にリーチさせるかを考えるときに、仮説を立てて出す方が、ただ闇雲に出すよりも効果的です。

たとえば、「この求人サイトなら20代の求職者にアピールできそう」とか、「平日の夕方にスカウトメールを出したら、帰宅途中の電車で見てくれるかも?」という仮説を立ててみます。

それを実際にやってみて、どれくらい応募が来たか、その結果を検証します。もし思った通りにいかなくても、その結果を活かすことで次の手が打てます。この仮説検証を繰り返していけば、より効果的な求人募集の方法が見つかっていくでしょう。

 

データ蓄積の重要性

そして何より、仮説検証の結果を「データ」として残しておくことが重要です。何を試して、どういう結果になったかを記録しておくことで、次回の打ち手に役立てられるからです。

データが蓄積されればされるほど、新たな仮説を立てるときの精度も高まっていきます。

たとえば、過去のデータから「この時間帯が一番効果的」と分かれば、その時間帯に集中してアプローチできるようになります。求人募集の際も、この媒体でこれくらいの予算を使えば、もっともコストパフォーマンスが良いとか。

もちろん、絶対的な正解はないのですが、「最適解」に近づくことは出来ます。そのために「データ」は必ず残しておくことです。

 

まとめ

何事においても、「仮説検証」を繰り返すことは大事です。
勘や経験に頼るだけでなく、データに沿った「仮説」と「検証」を行うことで、より効果的なアウトプットが出せます。

その際、「仮説」を外してしまうことはまったく問題ありませんが、その「データ」を取っていないことは大問題です。次の改善のため、データは必ず取っておきましょう。

ということで、今日から仕事や日常生活の中で「仮説検証」を試してみてください。

それではまた。

 

 

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