就活×クールビズ
こんにちは、三嶽です。
梅雨真っ只中ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
九州方面では雨による被害も出ている様ですので何とぞご自愛下さい。
今回は6月中旬くらいの日経産業新聞に掲載されていた記事を読んで思ったことがあるのですが、就活生に向けてクールビズだとかカジュアルな服装で結構ですよ等と募集要項に書かれているケースが増えている件、就活生には困った問題なのではないでしょうか。
記事の中でも、真に受けて花柄の青いシャツで説明会に参加したら殆どの人がリクルートスーツだったというエピソードがありました。
そこを個性や主体性と評価されて他者より一歩リードできれば良いですが、その結果まではまだわかりません。
心配ならカバンにネクタイを忍ばせておくと良いのでは…とも記事に書いてありましたが、それなら最初から着けて行った方がマシじゃないですかね。
クールビズという時代の流れや、求職者の売り手市場傾向の中で企業が就活生を集めるために、ハードルを下げていることからこのような事象が増えてきているんだと思いますが、クールビズやビジネスカジュアルなど言葉がやや先行していて、しっかりとした定義があるようでないような気がします。
これだけ時代・時間を経てもクールビズが浸透している大手企業や、TシャツでもOKそうな今どきのIT企業ではない中小企業以下のグループでは「じゃ、うちもクールビズで」と言われたらソワソワしてしまう社員も少なくありません。
当社も何年も前から会議や研修をカジュアルな服装で結構ですよ、と言ってきていますが、つい最近まで「カジュアルって何?」とか「スーツじゃだめですか?」とか、あげくには「カジュアルを強制する意味は何かあるんですか?」等の質問を受けていましたので…。
30~40歳代の社員がカジュアルって言葉の範囲に迷い、またはカジュアル用の服を新たに購入することを負担に思っていたりしていたみたいです。今でもかたくなにスーツで研修に臨むベテラン社員もいますので(笑)ちょっと形骸化しつつありますね、当社は。
社会人経験者でもこの様子だから、これから社会に出ていく就活生にクールビズで、自由な服装で、というのは逆にハードルが上がっているのでは??と思いました。
ビジネスカジュアルやクールビズのガイドラインがあるのであればもっと啓蒙しても良いかもしれません。
ガイドラインと言ってもその昔、クールビズ黎明時に当時の首相が率先して着ることでガイドライン化させようとしていた「半そでスーツ」はいっっっさい!流行りませんでしたね。
「カジュアルな服装でどうぞ」ということだけではなく、大人社会でも中途半端なカタカタビジネス用語やキーワードだけ投げかけておいて後は相手に考えさせる、で、その相手が考え、行動したアウトプット(これもカタカタビジネス?)にいちゃもんを付ける、なんてことは結構あり得ます。
投げかけた側にもその結果をどんな形であっても、まずは受け止める覚悟や度量が必要なんだとも思います。
そんな覚悟や度量がないわけではないのですが、当社は説明会でのクールビズ解禁していません(笑)
せめて冷たいお茶やアイスコーヒーをお出ししますので、お気楽にお越し下さい。
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