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水泳

こんにちは、広報チームの佐藤です。

前回、リトミックがとても脳や身体に良い影響を与えるというお話をしましたが、水泳も同じなので、今回は水泳についてお話をしたいと思います。

子供の習い事の中でも、水泳は圧倒的に習っている子が多い習い事の1つです。

溺れない為にという理由もありますが、水泳が身体に及ぼす効果は、子供だけではなく大人にも嬉しい効果があります。

水泳をすると、カロリー消費が期待できます。

消費カロリーは、その運動の強度と体重、時間によって計算することができます。

運動の強度は、国によって定められており、METsという単位で表されます。

METs値をもとに以下の式で消費カロリーを求めることができます。

消費カロリー=METs×運動時間(h)×体重(kg)×1.05

安静時の運動強度を基準となる1とし、たとえば散歩やゆっくりとしたウォーキングは3METsとされています。

同じ有酸素運動の中でも、ウォーキングなどに比べ水泳は運動強度の高い、消費カロリーの多い運動ということができます。

水に浮いて体の力を抜くことでリラックス効果が期待できます。

リラックス目的で水泳をするのであれば、無理に泳ぎ方をマスターする必要はありません。

ふわふわと水中に浮くだけでもリラックスすることができます。

身体の凝りにも、良い影響を及ぼします。水泳をすると肩こりや腰痛等が、緩和します。

泳ぎ水泳は水の抵抗を感じながら体を動かすことになるため、筋肉がつきます。

常に水圧がかかっているため、全身が鍛えられると言われているのです。

陸上では普段使わない筋肉を使うこともあるので、多少の筋肉強化につながるでしょう。

ただし、水泳はカロリー消費が中心の運動です。

筋肉を大きくしたいのであれば、筋トレをした後に水泳をするといった運動方法を採用しましょう。

水泳が苦手な人は、浮き輪やボードを使って挑戦してみましょう。

水泳は、赤ちゃんからお年寄りまで楽しむことができます。

子供の頃にスイミングスクールへ通っていた人も多いのではないでしょうか。

一度泳ぐことを覚えると、何年か経ってもまた泳ぐことができます。

もちろん、正しいフォームが崩れていたりやスピードが落ちたりすることはあるでしょう。

しかし、泳ぐこと自体はできるのです。

今後、歳をとっても泳ぐことで運動をすることができます。

いつからでも始められるのもメリットと言えるでしょう。

水泳は、他の運動と比べても、短時間でカロリーを消費することができる運動です。

1カ月で1kg減を目標にすると、1日240kcalを消費する必要があると言われています。

それを水泳で消費しようとすると、必要な時間は約29分です。

体重60kgの方が脂肪組織1kgの燃焼に必要な消費エネルギーは、7,000kcalです。

1カ月かけて1kg痩せるとして1日あたりに必要な消費エネルギーになおすと、240kcalとなります。

240kcalをゆっくりとしたクロールで消費しようとすると、必要な時間は約29分です。

一方で、ウォーキングだと、同じ240kcalを消費するためには約76分歩き続けなければなりません。

このように、短時間で効率の良いカロリー消費が期待できるため、忙しい現代人におすすめの運動方法と言えます。

もし、多くのカロリー消費を目指すのであれば、仕事帰りにウォーキングをするよりも水泳をした方が効率的なのです。

水泳は体に負担がかかりにくい運動方法です。

運動を日常的に取り入れたいと思っても、体重が重かったり足腰に不安があったりすると運動をしづらいことがあります。

確かに、ランニングやウォーキングなどの運動は下半身へ負担がかかってしまいますよね。

初めは継続していたけれども、「膝に負担がかかって痛くなってきた」といって、運動を続けられなくなる人もいるのです。

しかし、水泳では浮力によって体の負担が軽減されます。

実際に、怪我をしたスポーツ選手が体への負担が少ない水中トレーニングをすることもあるのです。

このように、体重の重い人や足腰に不安のある人にはおすすめの運動といえます。

水泳は質の良い睡眠をもたらすメリットがあります。

運動強度が高い水泳は、心地よい疲労感を伴う運動です。

日中の適度な運動は深い睡眠をもたらすと考えられているため、水泳をすることでよく眠ることができるようになります。

また、寝不足が続くと食欲が増大することが分かっているので、ダイエットのためにも快眠は大切です。

このように、水泳による直接的な効果以外にも、水泳にはたくさんのメリットがあります。

多くの人におすすめできる水泳ですが、もちろんデメリットもあります。

水泳をするデメリットは以下の3つです。

家で気軽にできない

水着を着なければならない

水泳後の身支度が大変

当然ですが、プールのない家では気軽に泳ぐことはできません。

水泳をするためには、スポーツジムや市営プールなどを利用する必要があります。

「いつでも気軽に運動をしたい」と考えているのであれば、おすすめできない運動方法です。

水泳をする為には、水着を着ないといけません。

そのため、ダイエット目的で水泳を考えているのであれば、初めは恥ずかしいと思う人もいるでしょう。

水着を購入し、人前で水着になる勇気のない人には少し無理のある運動方法かもしれません。

ダイエットのために水泳をしている人も多いため、人の体型を見たり評価するような人はいないと思いますが、本人の気持ちの問題です。

気になるようであれば、体型に自信がつくまでは水泳は控えましょう。

水泳は他の運動と比べて身支度が大変です。

塩素の入ったプールで泳いだのであれば、その後必ずシャワーを浴びなければなりません。

髪の毛を乾かしたり、メイクをしたりと、面倒なことが多いです。

濡れた水着やバスタオルを自宅まで持って帰るのも大変でしょう。

そういった意味で、気軽に取り入れられる運動とは言い切れません。

以上が、水泳のデメリットでした。

逆にこれらのことが「大丈夫」と思えるのであれば、水泳は向いているといえます。

また、水泳を始めようと思っているのなら、注意すべきことを確認しましょう

水泳には、注意したいことが3つあります。

水泳のできるところを見つける

インストラクターの指導を受ける

泳ぐ前にはストレッチをする

どれも重要なことなので、水泳を始める前に確認しておきましょう。

水泳のできるところを、生活圏内で見つけましょう。

ジムのプールを利用するか市営プールを利用するかの2つの方法があります。

スイミングスクールもありますが、キッズクラスやお年寄りクラスのみの場合が多いのであまり期待できません。

自分の通いやすい場所で泳げる場所を探しましょう。

初めはどのように水泳を行うべきか分からない人がほとんどでしょう。

そのため、最初のうちはインストラクターの指導を受けられる体制を整えておくことをおすすめします。

特に、泳ぎに自信のない人や、持病を持っている人は事前にインストラクターをつけておきましょう。

子供の頃に習っていたという人も、自分の無理のない範囲で効果的なスケジュールを組んでもらうために、インストラクターを付けることは有効です。

泳ぐ前には、必ずストレッチを行いましょう。

学校のプールやスイミングスクールでも、プールに入る前に準備体操をしたことがあると思います。

普段、筋トレなどの運動をする人でも、必ず泳ぐ前にストレッチをしましょう。

ストレッチをしておくことで、肉離れなどの怪我の予防につながります。

また、泳いだ後のストレッチも、怪我の予防や疲れを持ち越さないようにするために有効です。

水泳をするときには、必ずストレッチを忘れないようにしましょう。

以上、デメリットもありますが、回避出来そうな環境を見つけられそうであれば、水泳は、身体にとても良い影響を及ぼすので、初めてみたり、初めている方は、継続する事をお勧めします。「何事も継続は力なり」ですね。

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