トイ・ストーリー4
こんにちは。広報チームの佐藤です。
もうすぐ夏休みが終わりますね。始まる前はすごく長い!と感じ、沢山の予定を楽しみにしていますが、終わりが近づくと夏の終わりと共に少し寂しくなるものですね。
本日は、そんな長い夏休み中に観たトイ・ストーリー4についてお話したいと思います。
皆さんは、トイ・ストーリーを1から見た事がありますか?
私は、子供向けの映画ですが、大人も十分楽しめ、そして何か大事なことに気づかせてくれる素敵な映画だと思っています。
「トイ・ストーリー」シリーズに共通する大きなテーマは、“自分は何者なのか?”“自分がするべきこととは?”というものです。
1作目では、バズが自分はおもちゃであると気づき、その役割を受け入れました。
2作目では、年代物の貴重なおもちゃであるウッディがアンディのそばにいることこそが自分の役割だと信じ、博物館行きを逃れます。
そして3作目では、大人になったアンディにはおもちゃが必要なくなったことを受け入れ、ウッディは新しい持ち主ボニーのもとへと移りました。
そして4作目でそんなアイデンティを探索するのはフォーキーです。彼は先割れスプーンとして本来の目的を果たすことができず、おもちゃとしての役割を押し付けられてしまいました。自分は場違いだという違和感を抱えながら多くのおもちゃたちと出会い、彼は居場所と役割を見出していきます。
シリーズを通しておもちゃたちは、子供を見守る親のような視点を持った存在として描かれてきました。それは本作でも変わっていません。 ボニーのもとに移り、あまり遊んでもらえなくなりましたが、幼い彼女を見守ることが自分の役割だと考えているウッディ。だからこそ、彼女のお気に入りであるフォーキーを連れ戻すために、彼は危険な冒険に出たのです。
どのシリーズもそうですが、持ち主の事を真剣に愛しているおもちゃ達です。
今回も、人形だけれども、お人形が持ち主の事を変わらずずっと愛し続けていて、その思いは叶わず…涙するシーンがありました。
しかし、その後も新たな使命を見つけ、新しい冒険に出ます。
ラストは意外でしたが、納得のいくエンディングでした。
その他にも、映像技術が進歩したからこそ可能になった表現があります。たとえばボー・ピープはポーセリンという陶磁器で作られているおもちゃですが、以前はその質感を表現することが難しかったようです。
「当時は技術的な問題はもちろん、ボー・ピープの制作にあまり時間をかけることができなかったため、陶磁器らしく見せることが困難でした。それほど重要な立ち位置のキャラクターではなかったこともあり、ウエストから上のカットしか作られていなかったほどです」
しかし『トイ・ストーリー4』では、顔や腕など身体の一部を大写しにする、クロースアップという手法を積極的に用いています。
表情も前作までとは比べ物にならないほど細かく動き、心情がより深く伝わってきます。画面に耐えられる絵を作るため、監督たちはボー・ピープの原材料であるポーセリンを徹底的に研究し、3DCGに反映させたそうです。
「ポーセリンには光が反射する部分と吸収される部分があるので、角度によっては透明に見えます。また、時間が経つと表面の下の部分が劣化してくるグレージングという現象も見られます。こうしたポーセリンならではの特徴を映像にどう落とし込むかを考えました。ポーセリンを実際に割ってみて、断面を観察したこともあります」
「陶磁器はもろい部分だけでなく、強い部分も持っていることがわかりました。だからこそアクションもできますし、さまざまな環境に適応することができるのです。ただ、さすがに高いところから落ちると割れてしまうので、ボー・ピープ自身が材質を意識した動きをするよう心がけました」
強さを兼ね備え、環境への適応力も高い陶磁器。こうした素材の特徴も、ボー・ピープの内面に反映されているのかもしれないですね。
このように、映像技術も進化しているので、更におもちゃ達の動きも鮮明に綺麗だと感じました。
沢山の感動が詰まっているトイ・ストーリー4。
皆さんも是非、劇場でご鑑賞してみて下さい。
少々、ネタバレになってしまっていたら…申し訳ございません。
映像の技術等も踏まえて、鑑賞頂けたら、幸いです。
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