継続して頑張るには「伴走者」の存在が必要
こんにちは。人材開発の冨田です。
明日からもう6月ですね。今年もすでに半分近くまで来ましたね。
さて、ここで皆さんに質問です。年始に立てた目標は達成されているでしょうか。やると決めたことは継続できているでしょうか。
「ハッ」とされた方もいるのではないでしょうか。
まあ、わかります。年始の目標というのは、1ヶ月も経てば風化されていくものです。もし、継続されているのなら、ナイスです!
ウォッチしているだけでは成長しない
さておき、人は何かを頑張って継続する時に、こうなりたいという「目標の人」や「憧れの人」を思い浮かべると思います。
あの人みたいになりたいな。あの人のレベルに近づきたいな。
でも、憧れているだけでは近づけません。その人の言動を追っているだけでは成長しません。
その人をウォッチし続けるだけ。つまり、インプットばかり続けていても、自分自身は成長しないということです。
伴走者として活用しよう
たとえば、有名なインフルエンサー、あるいは直接知っている憧れの人がいたとします。
その人のブログやメルマガ、YouTubeなど、しっかりとインプットすることは大事です。その人の考え方、発信の仕方など、盗めるところはとことん盗みましょう。
「TTP」という言葉を知っているでしょうか。これは、「徹底的にパクる」という造語です。そうです。良いと思ったことは徹底的にパクりましょう。
そして、自分自身が何かしら発信(アウトプット)していくと思いますが、ここで大事な考え方があります。
その、目標としている人を「伴走者」として活用しようということです。
どういうことか。
つまり、あの人も頑張っているのだから、私も頑張ろう。とか、あの人に比べれば自分はまだまだだ。と、思えるかどうかです。
一緒に「伴走」してくれていると思えれば、自分も頑張って継続できると思います。伴走者とは、一緒に走ってくれる人です。つらい時、くじけそうになる時、自分一人だと折れてしまいがちですが、一緒に走っている人がいれば頑張れるはずです。
目標に向かって頑張る時は同志を持とう
伴走者は、インフルエンサーじゃなくてもよいです。親しい友人でも良いし、会社の同僚でも良いです。彼ら彼女らの頑張っている姿を見て、「負けていられないな」と、自分自身も頑張れると思います。
あるいは、何かしらのプロジェクトを発足させた場合には、チームのメンバーが、同じ志を持って「同志」となれれば、一緒に頑張れるはずです。
これ、何かを連想しませんか。そう、部活動そのものです。
目標に向かって日々練習することです。調子が良い時も悪い時もある。つらい時も投げ出したい時もある。でも、仲間がいるから頑張れる。踏ん張れる。みたいな感じです。
親は見守ることしかできない
そして、この考え方は、子供を育てる親の存在にも当てはまると思います。
親の立場としては、子供がしっかりとした大人に育つように、あれこれと口出ししたがるものです。こうしなさい、ああしなさい。これはダメ、あれはダメ。
でも、子供は親の期待通りには育ちません。親が望むような人間にはならないのです。これはしょうがないことです。親子とは言え、別人格だからです。
なので、子供を育てる、教育をするという意識ではなくて、「伴走者」となってあげれば良いのです。
ただただ、子供が頑張っている姿を「見守って」あげるだけ。あれこれ口出しする必要はありません。もし、子供の方からアドバイスを求めてきたら、その時には助言してあげれば良いのです。
親が出来ることは、自分が頑張っている姿、生き生きしている姿を子供に見せることです。あとはお金で支援することくらいです。子供は勝手に育ちます。
最後に
ということで、この「伴走者」という考え方はいろんなシーンで応用できると思います。
自分自身が頑張っている時。チームで頑張っている時。子供が頑張っている時。それぞれにおいて、勝手に「伴走者」を作ってしまいましょう。
私も、ブログやメルマガは毎週書くことを決めています。よく続けられるなあと言われることもあります。ただ、私の「伴走者」は、15年間「毎日」ブログを書き続けています。その人に比べれば大したことはありません。
それでは、また来週。
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