「リモート」を続けるもの「リアル」に戻すもの
こんにちは。冨田です。
新型コロナもいよいよ「5類」となり、本当の意味でコロナ前の生活に戻れそうですね。インフルエンザと同じ扱いとなれば、(謎に毎日やっていた)新規感染者数の公表もなくなりますし、濃厚接触者という概念もなくなるでしょう。そうなれば、気にせずに大勢での飲み会なんかもできそうですね。
あとはマスクをいつみんなが外すのか、そのあたりが気になります。ただ、マスクに関しては別の意味で着用し続けている人もいますので、これは個人の自由ということで良いでしょう。
振り返ってみれば、新型コロナは世界中に大きなダメージを残しました。飲食業や小売業なんかは多くのお店が潰れました。もちろん、コロナ感染により亡くなられた方も多くいらっしゃいます。そして医療従事者の方々もさぞかし大変だったと思います。
ただ、悲劇だったコロナ禍において、良くなったこともあります。それは、世の中の「デジタル化」が一気に進み、あらゆる業務が効率化したことです。
その代表格が、Zoomなどによるウェブ会議です。
社内の会議やミーティング、応募者との面接、お客様との商談が、すべてリモートで可能になりました。というより、多くの人にとってリモートが当たり前になったという方が正しいですね。
ウェブツール自体は前からあったし、一部では行なっていましたが、これがスタンダードになったのは、明らかに新型コロナの影響からです。
それでは、新型コロナが「5類」になり、コロナ前のように出歩くのが当たり前になれば、今までのようなリモート会議は無くなっていくのでしょうか。あるいは、リモートで業務を行なっていた在宅ワーカーは、すべて出社型に戻るのでしょうか。
私たちの例でいうと、社内会議やミーティングはウェブで継続しています。そして在宅ワーカーもそのまま継続です。
たとえば、全員参加の会議なんかは、コロナ前であれば貸し会議室などの会場を押さえて、プロジェクターやスクリーンを用意をして、お昼の弁当なんかも用意していました。まあまあな準備とコストがかかります。
でも、これがウェブ会議だと、それらすべてが不要になります。むしろ資料なんかはPC上に画面共有してくれた方が見やすかったりします。そして何より、移動の時間やコストがかかりません。
日々の少人数でのミーティングなんかもウェブで行えば、スケジュール調整も容易く、やりたい時にサクッと行えます。そしてオフィスではなく外出先からでも参加できます。
また、応募者との面接に関しても、ウェブ面接を継続しています。こちらも理由は上記と同じで、移動時間や交通費がかからず、日程調整もしやすいからです。さらに、履歴書も不要にしているので、応募者さんのコストは一切かかりません。(その分、口頭でのヒアリング時間が増えますが)
ただ一つ難点なのが、応募者側がほとんどスマホで接続してこられるので、こちらからの資料提示が見えにくいことですね。
とこのように、当社と同じようにコロナが収束した後も、変わらずにリモートを続ける会社は少なくないのではないでしょうか。
なぜなら、効率の良さを知ってしまったからです。物理的な移動時間だけでなく、お互いに心理的な負担が少なくなるため、ウェブ会議はこのまま続いていくのだろうなあと思います。
しかし一方で、リアルに会う機会がめっきり減りましたので、コミニュケーションにおいては、少し希薄になったようにも思います。
ウェブ会議だと、どうしても空気感というか、温度感が伝わらないので、雑談をする機会も減ってしまいます。そのため、ウェブ上では、要件だけ伝えるだけのコミニュケーションになりがちです。
やはりコミニュケーションの「濃度」はリアルが一番です。話をしている時だけではない、「非言語コミュニケーション」がとても重要です。表情やうなずき、しぐさや目線、これらがリモートでは限界があります。
なので、コミニュケーションをとるという目的で、社内イベントなどのレクリエーションの機会を作ることは大事です。これはやはり「リアル」ならではの醍醐味だと思います。
人間同士ですから、懇親会をして親睦を深めることはとても大事です。
ということで、アフターコロナの私たちは、リモートのまま続けるものと、リアルに戻すものとを融合しながらやっていきたいと思います。
それではまた。
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