キーボード
こんにちは。広報チームの岡野です。
皆さま、日常的にパソコンは使われていますか?
少し前までは、インターネットと言えばパソコンを使ってするものでしたが、最近は、スマホやタブレットで代用してしまうから、パソコンは使わないという方々も多いようですね。
筆者はといいますと…
インターネットをするだけならスマホで十分だけど、仕事で使うから、どうしてもパソコンとは縁がきれない。というのが正確なところだと思います。
正直、スマホ便利過ぎるんです…。
スマホの普及に伴い、パソコン市場が伸び悩んだという話もあるくらいですから、多くの人たちが便利と感じているのは間違いなさそうですよね。
それはそうと、やはりパソコンと手を切れないとなると、大抵の場合セットで縁が切れないものが出てきます。
例えば、入力装置であるキーボードなんかがそうです。
パソコンを使う上で、なんだかんだくっ付いてきますよね。
パソコンがある空間に、まるでそこにあるのが当たり前のようになっているキーボードという存在…。
しかし、身近すぎると有り難味が分からなくなるとは本当のことですね…。
はい…筆者、この度その恩恵を身をもって体感しました…。
…といいますのは、筆者のマイキーボードが、突然ご機嫌斜めになりまして…
少し前から、キーを押したときの戻りが悪いような気はしていたのですが、とうとう、押しっぱなしの状態になり壊れてしまったんです…。
そんなことから、早急に新しいキーボードを入手しようという流れになったんですね。
でも、ここで1つの問題が出てきました。
先程、大仰にマイキーボードなんて言ったものの、実は筆者まともにキーボードを買った事がないんです。
基本パソコンは自分で作ってしまっていたので、付属のキーボードがあるわけでもなく…
キーボードというものは、こうでなければという執着もなかったため、それこそ、いらないという人からもらってやり過ごしてしまっていたんですね。
そのため、今回キーボードを買うに当たって、何を基準に購入したら良いのか、見当も付かなかったんです。
そんな訳で今回は、割と奥が深いキーボードの話をしてみたいと思います。
今回の筆者にとってのキーボードのように、“よくわからないけど、何かを買わないといけない”となったら、まずはインターネット検索をされる方が多いですよね?
筆者もとりあえず検索をかけてみたのですが…
ヒット数が多過ぎるし、値段の幅もあり過ぎるし…。
せっかく買うからにはお気に入りを選びたいと思うものの、そこには何だかさっぱり分からない世界が広がっていたんですね…。
これは、まず自分が欲しいキーボードを明確にする必要がある…と思い、下記の3点を条件にしてみました。
①日本語配列キーボードであること
②キーに高さがあること
③耐久性があること
まずは、①日本語配列キーボードであることです。
こちらは普段、あまり意識しないで使われている方も多いですよね。
筆者は、人からキーボードをもらって使っていたということもあり、知人が誤って購入してしまった「英字配列キーボード」も、ちゃっかり使用していたんですね。
(本当、キーボードに執着がないのが伺えますよね…)
違いとしては、日本語配列キーボードは、一般的に「ひらがな」が書いてある、「全角/半角」キーがある、「Enter」の形が逆L字になっている…といったところかと思います。
英字キーボードを使用したからといって、入力ができない訳ではないのですが、英字キーボードの場合、カナ入力をしている人にとっては、そもそものひらがな印字がない訳ですから不便ですよね。
タッチタイプをしていなかったりした場合には、それこそ大問題です。
「全角/半角キー」については、他のキーで出来るのですが、キーを2つ同時押しする必要があるため、面倒に感じるかもしれません。
また、「Enterの形が違うから押しにくい」「タッチタイプの時の感覚にズレがある」なんてことも起こります。
もっと言ってしまうと、目的の記号のキーが日本語配列キーボードと同じ位置にないのはデフォルトですし、パソコン側で、英字キーボードを日本語キーボードとして認識してしまうと、キーボードに印字されている文字と実際に画面に出てくる文字が違うなんてことも起こったりします。
やはり、どうしても使う上で一癖あるんですね。
日本に住む以上、会社などに置かれたパソコンも日本語配列キーボードであることが多いので、慣れるとすれば日本語配列キーボードの方が無難ではあるんでしょう。
そんなことから、初購入のキーボードは、日本語配列キーボードを選択しようと思いました。
次に②キーに高さがあることです。
こちらは、個人差のある話なんですね。本当に好みの範疇です。
高さがあるとカタカタと音がするのが気になって嫌という方もいらっしゃるのですが、筆者は高さのあるキーボードの方が、目的外のキーに誤って触れてしまうことが少なくなり打ち間違えが減る為、好みだったりします。
また、方向キーやファンクションキーを使うことがあるので、高さがあるキーであれば、見なくても触れば分かると言った点で、使いやすく感じているんですね。
(実際、筆者の場合は入力速度に関しても、高さのあるキーを使用した時の方が飛躍的に上がります)
他にも、個人的な感覚なのですが、ノートパソコンなどにある薄型のキーボードは、キーボードに触って、指を上に上げるという感覚があるんです。
単純に、筆者が撫でるように打つことができないからなのかもしれませんが…キーを押したら指を上げるという動作に、指が迷うというか…ちょっと無意識下で違和感を覚えているんだと思います。
そのため、やはり、シンプルにキーを押すという感覚で文字を入力できるのは、高さのあるキーボードの特徴なんじゃないかなぁ…と思っています。
慣れもあるかと思いますが、なんだかんだ、昔ながらの高さのあるキーボードが好きなのかもしれませんね。
最後が③耐久性があることです。
これこそが、筆者がキーボードを他人から譲り受けることが多い元凶とも言えます。
筆者、もともとピアノを弾いていて指が鍛えられているせいもあるのか、打鍵の力が強いみたいなんですね。
集中すれば集中する程にキーを叩く力が強くなる傾向があるようで、夜中にパソコンで文章を打っていたら、夫が何をしているのかと見に来たこともあるほど…。
そんなことから、キーボードの寿命が来るのも人より早いんですね。
外見的には分からなくても、キーが押しっぱなしになってしまったり、二重に打ち込まれたりといった内部を破壊したことによる不具合が出ることが多いんです。
…ということから、どうせ購入するなら長持ちするものをという思考に至ったんですね。
キーボードによって耐久性に違いがあるのか?と思われてしまうところですが、調べたところ、キーの構造によって、かなり差があるということが分かってきました。
例えば、純正と呼ばれる、メーカーが作ったパソコンを購入すると付属されているキーボード。
こちらは「メンブレン」というキー構造をしていることが多いのですが、安価なこと
にメリットがあるも耐久性が低いんですね。
筆者が破壊してきたのも、このタイプのキーボードだったと思って良さそうです。
そのため、このメンブレンを除外。
そして、もう1つ、「パンタグラフ」という薄型キーボードに採用されることの多いキー構造があるのですが、こちらも薄型キーボードは選択しない前提ですし、耐久性が低めと言われていることから、除外です。
すると、唐突に値段が跳ね上がってくるんですね。
メンブレンとパンタグラフのキーボードであれば、高くても5000円程度までくらいなのですが、この2つのキー構造を選択しないとなると、急に1万円前後の価格帯に突入してくるんです。
差があり過ぎてびっくりするわけですが、耐久性が高くなってくるのもこの価格帯からと言えるんですね。
では逆に、もっとも耐久性を重視するキーボードにはどんなものがあるかと言うと、これは主にゲームに使用されるゲーミングキーボードなんですね。
筆者はゲームはやらないので詳しくは分からないのですが、ゲームで使用するキーボードというのは、通常の使用よりも酷使されがちなんだそうで、押し間違いが許されず、キーの反応によって勝敗が分かれる可能性もあるとのこと…シビアな世界なんですね。
そんな中でキーボードが故障した日には…目も当てられません。
また、エンターテイメント性向上の観点から、光るキーボードも多く売られています。
これに関しては、格闘ゲームで、必殺技が使えるようになると光ることで知らせてもらえるなんていう利点がある…という話は聞いたことがあり、今の筆者には必要のない機能ではあるものの、確かに視線を動かさずにゲームの状況が分かるというのは、便利そうだなとは思います。
こうしたゲーミングキーボードは、「メカニカル」または「静電容量無接点方式」というキー構造で作られているものが多いようです。
どちらも耐久性に優れているのですが、構造の違いで価格に大きな開きがあります。
もっとも値段が高いのは、静電容量無接点方式というキー構造のもので、2万円近いお値段から購入できるようになってきます。かなり、こだわりのある人向けのキーボードという印象ですが、キーが軽いという点で指が疲れにくいと言われていることから、日常的に文章を打つような作家さんやプログラマの方などには向いていそうですね。
もう1つのメカニカルキーボードは、1万円くらいのお値段から購入可能とあり、まだ手が出やすい印象でしたが、どちらにせよキーの押し心地を追求したりして嗜好性をアップさせようものならば、一気に3万円台に突入してしまうんですね。
悩ましい選択になってきました…。
ですが、ここまで条件と情報が出揃えば、後は選ぶだけです。
壊れる前提で安価なものを買うか、相応のお値段で、お気に入りのキーボードを手に入れるか…究極の選択となったわけです。
そして筆者が最終的に選んだのは…
日本語配列の光らないメカニカルキーボードです。
ちょっとお金は掛かりましたが、ここらで“キーボードクラッシャー”の汚名を返上したいというところです…。
購入したキーボードを壊さないように大切に使おうということで、長く使えるものを購入するといった点では、これもSDGsに貢献できるかな?と思った筆者です。
最後に、余談ですが、唐突にキーボードが故障してしまったが、入力を続行したいなんて事態に遭遇してしまった場合の豆知識です。
インターネットに繋がっていれば、クラウド上にアップしてスマホから入力…なんてこともできると思いますが、それすらも適わなかった場合は…
WindowsOSであれば“スクリーンキーボード”、MacOSであれば“アクセシビリティキーボード”を使用すると、ピンチを切り抜けられるかもしれません。
これらは、画面上にキーボードを表示してマウスなどから入力が可能な機能です。
滅多に遭遇する事態ではないと思いますが、もしもの備えで、頭の片隅にでも記憶しておいて頂けると、役に立つことがあるかもしれませんよ。
それでは、今回はこの辺で失礼致します。
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