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本田圭佑さんの解説がブラボーだった件

 

こんにちは。人材開発の冨田です。

さて、盛り上がっているサッカーワールドカップもクライマックスを迎えようとしています。

日本代表は予選グループで、強豪国のドイツとスペインを下すという快挙を成し遂げ、日本では大いに盛り上がりましたね。恒例の渋谷スクランブル交差点でのどんちゃん騒ぎも見られました。


ところで、4年に一度の周期で日本が一つになるこの現象は、よく考えたら不思議じゃないですか?みんなそんなにサッカー好きだったっけ?とツッコミたくなります。

その理由としては、多くの「にわかファン」が湧き出てくるからです。普段はまったくサッカーを観ないくせに、W杯本戦が始まった瞬間に熱烈応援団に早替わりします。

何を隠そう、私もその一人です。


世代的には、中田英寿、中村俊輔らの代表チームがドンピシャで、とくに2002年の日韓W杯は超絶盛り上がりました。何せ、新横浜で決勝が行われましたからね。

そして、2006年ドイツ大会で中田英寿が引退し、2010年南アフリカ大会で本田圭佑が初出場し、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会と続き、今回のカタール大会です。

正直、今回の代表メンバーは長友佑都選手、吉田麻也選手くらいしか知りませんでした。あと久保建英選手ですね。

なので、W杯本戦が始まってからその他の選手を知りました。これ、完全に「にわか」野郎ですね。。


ちなみに、私がサッカー観戦をする際、まずは両チームのエースストライカーが誰なのかを押さえ、そのエースに如何にしてボールを運び、エースがどんなプレーをするのかを見ています。

そして、ドリブルが上手い、フリーキックが上手など、特徴のある選手にも注目しています。

このように、今までは「選手」に注目をして試合を観ていましたが、今回、「ABEMA」で解説した本田圭佑さんの解説を聞き、サッカーの「フォーメーション」や「戦術」の面白さを初めて知りました。


たとえば、日本対ドイツ戦では、日本は「4-2-3-1」でスタートしましたが、1点ビハインドで迎えた後半には「3-4-3」とフォーメーションを変え、そして攻撃的な選手に代えました。

つまり、後半から戦い方を変えたということです。

そしてその戦術が見事にハマり、奇跡の逆転劇を生みました。後半から相手のエースがベンチに下がったことも、フォーメーションがハマった要因とされています。


だとすれば、最初からこのフォーメーションでいけば良いんじゃない?と思うかもしれませんが、それはまだ考えが浅はかです。

試合が始まってみないと、相手のフォーメーションも戦術も、選手の動きも分かりませんので、最初はオーソドックスな守備的フォーメーションで様子を見ることが大事なのです。

そして、前半をイーブンで乗り切れるのか、ビハインドなのかで後半の戦い方を変えていきます。

本田圭佑さんが、「いまハマってる」とか「安心して見ていられる」などと解説していましたが、素人目には正直分かりません。

でも、こういうのが分かったら、サッカー観戦がさらに面白くなるんだろうなぁと。サッカーの「戦術」に対して俄然興味が湧いてきました。


とはいえ、今までもサッカーの解説者はいて、同じようなフォーメーションの話はしていたと思うのですが、あまり覚えていません。

多分、言葉づかいが丁寧で形式的すぎて、頭に入ってこなかったんだろうと思います。今回の本田圭佑さんの解説は、解説というより、居酒屋で一緒に観ている「ノリ」で話されていたので、内容がスッと入ってきたのでしょう。


華やかなプレーもさることながら、フォーメーションや戦術なんかも注目すると、サッカーの違った味わいが楽しめると思います。

サッカー観戦の楽しみを与えてくれた本田圭佑さん、そしてABEMAに感謝したいと思います。

それではまた。

 

 

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