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調子が悪いときにどう向き合っていくか

 

こんにちは。人材開発の冨田です。

さて、前回、「過去はすべてうまくいったことにすれば良い」というお話をさせていただきましたが、そうは言っても、仕事においては、そんな簡単に済ませられそうにありません。

失敗した時にも、すべてうまくいったことにする。そのように解釈してしまう。それでは勝手すぎるというものです。

もし、そんなふうに報告をすれば、上司からこっぴどく怒られるでしょう。まるで火に油を注ぐようなものですよね。

なので、今日は仕事における「失敗との向き合い方」についてお話します。


改善はするけど、反省はしない

たとえば、何か新しい取り組みをした結果、うまくいかなかったとします。

その時、反省や後悔をしてはいけません。そうではなく、うまくいかなかった「原因」を見つけることが重要です。しっかりとデータをとり、分析をし、何が原因だったのか、何を改善すればよいのか。そこを見つけ出すのです。

そう、「改善」はするけど「反省」はしない。そのようなマインドでいることが大事です。

失敗とは、あきらめた時に「失敗」と確定するわけで、それまでは、成功のための「プロセス」に過ぎません。


PDCAサイクルを回すということ

何かを企画して、実行してみる。これが、P(プラン:計画)→D(ドゥー:実行)です。

そして、実行してみて、どこがうまくいったのか、どこがうまくいかなかったのかを振り返ってみること。これが、C(チェック:評価)です。

その後、どうすればよくなるのか、改善点を見つけ出す作業がA(アクション:改善)です。

ありがちなのが、P→Dで終わってしまうことです。やってみた結果、「うまくいったね〜」「うまくいかなかったね〜」で終わらせて、その原因を検証しないことです。

そうではなく、その原因をしっかりと検証し、記録を残して、次にどうするかを考え、そしてリプランを立て、実行する。この、C→Aのプロセスが最も重要なのです。


調子が悪い時、結果が出ない時にどう向き合うか

とはいえ、うまくいくと思ってやったことが、そうならなかった場合に、決していい気持ちにはならないですよね。残念な気持ちになり、少し落ち込むかもしれません。

でも、ここが最も大事なポイントです。

結果が出なかった時に、どのように向き合って、そこからどう行動するのか。ということです。

ただただ落ち込んで、投げやりになる人。失敗をしっかりと受け止めて、うまくいかなかった原因を探し出し、改善していく人。

ここで大きな差がつくのだと思います。


その姿勢に人格が出る

もっと言えば、うまくいかなかった時に、その人はどういう態度をとるのか、どういう姿勢でいるのか。その時の態度で、その人の「人格」が出ます。

うまくいっている時、順調に進んでいる時には、誰でも調子がよいものです。言葉も饒舌になり、意気揚々としているでしょう。

ただ、うまくいかなかった時に、どう向き合い、どのような行動をとるのか。たとえ批判があったとしても、それをどう受け止めるのか。

その姿勢に、「人となり」が出ると思います。


最後に

ということで、うまくいかない時、あるいは調子が悪い時には、どう向き合っていくべきか。

周りの環境や他者のせいにするのは論外としても、自分自身を必要以上に追い込むのはやめましょう。

「失敗」ではなく「改善の機会」と捉え、前向きに次のアクションをとりましょう。その継続こそが、いずれきっと、良い結果となって返ってくることでしょう。

それではまた。

 

 

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