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新型コロナとどう向き合っていくか

こんにちは。人材開発の冨田です。

先週、緊急事態宣言が全国に適用され、いよいよコロナ禍の影響が深刻化してきましたね。

ヨーロッパやアメリカではすでに甚大な被害が出てしまいました。爆発的感染(オーバーシュート)による医療崩壊、都市封鎖(ロックダウン)による経済崩壊。

発症源の中国はピークアウトしたと報道されていますが、終息には至っていない。

日本も今、オーバーシュート手前のギリギリの状態であると言われていて、国は不要不急の外出は「自粛」して欲しいと「要請」しています。海外のように強制力はないので、各自がしっかりしないとですね。

志村けんさんの死により多くの人が自分ごととして捉え始め、高齢の方や基礎疾患を持っている人は重症化しやすい事も分かり、その人達に感染させないようすべての人が守っていかないといけない。

一方で、みんなが行動を自粛することで、観光業、飲食業、イベント・エンタメ業界などが相次いで倒産の危機である。オリンピックを始め、各種興業イベントやプロスポーツはすべて止まっている

まさに戦後最大の危機です。

これからこの新型コロナウイルスとどう向き合っていけば良いのか。

アメリカやヨーロッパのようにオーバーシュートした場合、医療キャパを超え重症化した人を救えずに多くの死者が出てしまう。

その代わりピークアウトすれば収束速度は比較的早い。人間の細胞に滞在するウイルスも人間が死んでしまえばウイルス自身も死んでしまうから。また、感染者の総数が多いと、回復した時に集団免疫ができ、その周辺では感染が進まなくなるため。

一方で、オーバーシュートを防ぎ、感染者数を抑え込みながら長期戦に持ち込む場合は、医療体制を保つ事で救える人を増やせるが、ロングテール的にダラダラとこの状態は長く続くので、ワクチンが出来るまでは収束はしない。

いずれにしても、経済を崩壊してしまうことは、多数の自殺者を出すことにもなるので、なるべく経済活動を保ちつつ、このウィルスに向き合っていく必要がある。

新型コロナウィルスは、SARSのように完全に終息することはないので、ワクチンが出来るのが先か、集団免疫が出来るのが先か、いずれにしてもどこかのタイミングで社会全体が許容していくことが必要なのだと思います。

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