飲酒
こんにちは。広報チームの岡野です。
今年は平年に比べ、早い梅雨入りが発表されていますね。
統計史上、最も早い梅雨入りとなった近畿地方と、統計史上2番目の早さでの梅雨入りとなった東海地方は、ともに平年差が21日。
3週間も早い梅雨入りだったということになります。
また、今年の夏の太平洋高気圧は平年より強いんですね。
これは、梅雨前線の北上させる力も強いということになりますから、夏の到来を告げる梅雨明けについても、平年並みか早いという予想になっています。
未だコロナは終息とならず、今年もマスク有りの暑い夏が来てしまう方向ですが…
お酒を飲む方にとっては、暑い日の楽しみに、キンキンに冷やしたビールなんてものがありますよね。ビールではなくても、モヒートなどの暑い国生まれのお酒も、やはり夏の方が美味しく感じます。
しかし、コロナ禍においては、お店でのお酒の提供が規制されている地域や飲食店の営業時間短縮が行われているため、なかなか外で飲む機会というのが少なくなっているのではないでしょうか?
飲み会などについても、“オンライン飲み会”という新しい飲み会の方法も出てきて、家でお酒を飲むという流れが出来上がりつつあるように思います。
結果、これまでお酒は外で飲むもので、買ってまで家で飲まなかったけれど、最近になって家で飲むようになった。という方も増えているそうなんです。
“家飲みを快適にする”という目的の商品に注目が集まっているのも事実で、筆者は“せんべろメーカー”なる、卓上で火を使わずに、焼き鳥や熱燗、おでんなどのおつまみを温めながら飲食できるというニッチな家電がちょっと気になっていたりします。
(もう、レンジには戻れない…などの口コミもあるんですよねぇ…。買ってしまいそうです…)
そんなお酒なのですが…残念ながら、美味しい、楽しいばかりではないですよね?
適量を守らなければ、命に関わりますし、依存性もあります。また、アルコールが身体に残った状態での運転はもちろん違法です。
これまでは、家ではなく外で飲んでいたという方には覚えがあるかと思うのですが、外で飲むということは、多少の緊張感があったと思うんですね。
帰りの電車の時間や歩いての帰宅のことを考えてみたり、ちょっと、お財布の中身のことを考えてみたり…。はたまた、一緒に飲んでいる人が酔い潰れないように見守っていたり…。
何かしら、自分がお酒を飲む量をセーブする要素が働いていたと思うんです。
(もちろん、止められる側になる場合もありますが…)
それを考えたとき、家で飲むという行為は、割と、酒量のリミッターが解除されやすい状態と言えるんですね。家族と住んでいれば、家族が止めに入ってくれる時もあるとは思うのですが、独り暮らしの場合はそうはいきません。
どちらにせよ、事前に、お酒についての知識があるに越したことはないんですね。
さて、“DRINK SMART”という動画をご覧になった方は、いらっしゃるでしょうか?
これは、数々のお酒を売り出しているサントリーが制作した動画です。サントリーでは、“お酒との正しい付き合い方を考えよう”ということでWebページも公開しているんですね。
20歳になれば、自動的に飲んでもよいことになるお酒ですが、考えてみれば、お酒についての知識というのは、どこでも教えてはくれないんですよ…。
筆者が学生の頃は、たばこについては、これでもかというくらい映像を使っての指導があったのですが、お酒については、ほとんど教わった記憶がありません。
そして大人になってしまった今となっては、自分で調べない限り、正しい知識は得られないという状態なんです。
正しい知識…なんていうと大仰で、腰が重たくなりそうですが、例えば、まずはご自身のアルコール耐性がどの程度なのか…なんていうのを調べてみるのはどうでしょう?
こちら、先ほどご紹介のサントリーのWebページにも載っているのですが、一部の学校では、希望した学生に実施しているという話を聞いたこともある方法です。消毒用のアルコールが家にあるという家庭が多い今、かなりお手軽に実行できますよ。
それが下記です。
①絆創膏や脱脂綿に、市販の消毒用アルコール(70%)を2~3滴落とす。
② ①の絆創膏や脱脂綿を、上腕の内側に張り付ける。
③7分後にテープをはがし、はがした直後(5秒以内)に、ガーゼがあたっていた部分の肌の色を確認。
④更に10分後にもう一度肌の色を確認。
このチェックでは、“アルコールを付けた部分の肌に赤みがいつ出るか”で、自身のお酒に対する体質を知ることができるんですね。
結果は、、
➂の時点で肌が赤くなるならば、お酒は飲めない体質
④の時点で肌が赤くなるならば、お酒に弱い体質
全体を通して肌の色に変化がないならば、お酒に強い体質
…ということになります。
実は、日本では4割の方が、➂の時点で肌に赤みがでる…いわゆる、“お酒は飲めない体質”だと言われているんです。
“お酒は飲めない体質”に当てはまる人が、思ったより多いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このパッチテスト、ちょっと弱点があって、毎日お酒を飲んでいる人では正しい結果が出ないのだそうです。
それでも、自分の体質を知ろうとすることは、お酒との付き合い方のヒントになりますよね。
ちなみにですが、体質に逆らって、お酒をたくさん飲みお酒に強くなろうという、俗に言う“お酒を鍛える”というのがありますよね。個人差があるのですが、実際これでお酒に強くなる人もいるのだそうです。
しかし、これは体質が変化したのではなく、本来のアルコール分解とは別のルートでアルコールが分解されるようになっている状態なのだとか…。
しかも、この状態は一時的なもので、お酒を飲まなくなれば元の体質に戻っていくんですね。
なんだかこの時点で、とても適量のお酒では無理そうな気がしませんか?
さらに、厄介なのは、別ルートでのアルコール分解は、通常のアルコール分解より強い毒が体内で発生する場合があるということ…。
そう考えると、身体を壊してまで酒豪記録に挑戦する必要は全くないですよね…。
健康は財産です…。
…と話が脱線しましたが、サントリーのWebページには、他にも、“飲酒量からみる酔いの程度判定”や“飲酒習慣チェック”などもあります。
もし、“なんだか振り返ってみれば、自己流の飲み方をしているなぁ…”と思われる方がいらっしゃいましたら、お酒をより楽しく健康的なものにするために、お酒に対する知識を学んでみませんか?
筆者は…“美味しく健康に”がモットーなので、もちろんがっつりと読み込みましたよ~。
それでは、今回はこの辺で失礼致します。
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