２０１９年の恵方

こんにちは。広報チームの岡野です。

２月の節分が近付いてきましたね。豆まきの豆もそうですが、最近では、恵方巻きも、コンビニで購入できるようになって、ぐっと家の年間行事に取り入れ易くなりました。

そこで、皆さま、今年の恵方の確認はお済みですか？

２０１９年の恵方は｢東北東＋α｣ですよ。

（後ろの｢＋α｣、見慣れないですよね？　後でお話しますね）

さて、この恵方について、先日、筆者の母がポツリと一言。

母：｢今年の恵方って東北東だけど、北東の方角って鬼門じゃなかったっけ？｣

鬼門とはご存知の方も多いかと思いますが、鬼が出入りするとされる方角で、ある意味、恵方とは真逆の意味がある方角です。

筆者：｢東北東だし、北東にもう一つ東が付いてるから、いいんじゃない？｣

…と、その時は、筆者もよく分からなかったので、こんな適当な事を言っていたのですが、鬼のいる方角に向かって恵方巻きを食べたら大変なことになりそうです。きちんと調べてみることにしました。

結論からいうと、鬼門はきっかり北東の方向で、恵方と重なることはないそうです。

というのも、毎年方角が変わり、その年の年神さまがいる方向を指す恵方ですが、実は東北東・南南東・西南西・北北西の４種類しかないんですね。

しかも、微妙になのですが、東北東等で表記される方向とはズレがあります。

そう、これが冒頭の｢東北東＋α｣の｢＋α｣の部分。

これをあえて東北東の様な表記で書くのであれば、毎年の恵方は下記のような感じになります。

東北東⇒東北東やや東

南南東⇒南南東やや南

西南西⇒西南西やや西

北北西⇒北北西やや北

ちょっと、ややこしくなってしまいました…。

ですが、つまりは今年の恵方は厳密に言うと、東北東からより東に近い方角なんですね。これをより正確に、北を０°または３６０°とする方位角で表すと７５°にあたる所が恵方の方角になるんです。

最近は恵方の向きを教えてくれるアプリもあり、便利ですよね。でも、より年神さまとお近付きになりたい方は、この「＋α」も意識して表示してくれるものを選ぶといいかもしれませんよ？

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