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完璧主義者

こんにちは、広報チームの佐藤です。

いきなりですが、皆さんは完璧主義者ですか?

それとも「ほどほど」な感じでしょうか?

私は時にして、どちらにでもなり得えます。が、完璧主義だととっても疲れてしまいます。

本日は、「完璧主義」について、お話したいと思います。

子育てをしていて、子育てには完璧主義は向かない、無理だ。という風に思うことがあります。

まだ数年の子育てしか経験しておりませんがこれは本当に実感している所です。

仕事をフルタイムでしていた時代は、生活のメインが仕事でしたので、割と完璧主義な自分を出して過ごしていましたが、子供が産まれてからは、完璧主義だと子育ては出来ない、という事が分かりました。

親が何もかも保護をしなければいけない存在の子供ですが、いくら赤ちゃんといえ、人なので全く思い通りには事は運びません。

仕事や人との関わりの中で、思い通りにはいかなくとも、言葉を通じて意見を言い合ったり、分かり合ったりして、納得できる所まで持っていく事ができる事も多かったので、子育てを通じて、考え方を学んだ事がとても多い事の1つが、本日のお話のテーマでもあります。

「完璧主義」
「頑張り屋」
「ストイック」

仕事においては非常に優秀なのが分かりますが、仮に性格が「完璧主義」なのであれば、それは完璧主義にならざるを得なかった心の裏には、「自己嫌悪」などのネガティブな感情が見え隠れするからです。

■ストイックな性格がもたらす弊害は他者への共用

真面目で自分に厳しいという性格は仕事などで良い結果を生み出しやすく感じますし、パッと見だと意識の高い人という印象を抱かれることが多いです。しかし自分にストイックすぎる性格は、そもそも根底に「自分なんて」といった自己嫌悪の気持ちが強くあったりもするのでちょっと厄介です。

なにが厄介かというと「自分なんて」という気持ちからスタートした頑張りは、大なり小なり「私はこんなに頑張っているのに」といった身近な人への強要につながるからです。

強要までしなくても自分についてこられない人に対して無意識に見下したり失望したり、はたまた自分の思い通りに動かない人をコントロールしようとし始めたりします。

例えば恋人の行動が許せないときに「私はここまでやってるのに」とか「普通は〇〇すべきじゃない?」といった、一見すると正論のような偏見やベキ論で相手を責め立ててしまう。それは自分の価値観で相手をコントロールしようとしている証拠です。

「自分に厳しく、勉強熱心で真面目な部分が強い」のなら、パートナー(仕事orプライベート)に対して我の強さを強要してしまう可能性は大いにあります。 

自己嫌悪や強いコンプレックスからくる頑張りは、そもそも自分自身もパートナーも幸せにしません。頑張るほどに裏側では「自分はだめだから頑張らなきゃいけないんだ」といった、自分を責め続ける意識が生み出され続けるからです。

とはいえ真面目で頑張り屋が多いといわれる日本人は、ネガティブな感情を頑張りに変えている人が特に多いのかもしれません。個人的には仕事でバリバリ結果を出すようないわゆるで“バリキャリ女子”には、とても、努力家が多いように思います。

ハタから見たら何でも頑張るし、結果もそれなりに出している。周りからは「凄い!」と指摘されることも多いから、自分が極端に劣っているとは思わない。でも自分の中の自分を見たときに全然「凄い」と思えなしし、不安しかない。だから苦しくて、更に頑張り続けずにはいられない。そしてそれを理解してくれないし、ついてこられない恋人や家族にイライラしてしまう。本人の中には、こんな心の仕組みがあるかもしれません。

 では、どうしたら、少し楽に生きる事出来るでしょうか。

 まずは完成度の現実的なラインを決めることからスタートすると良いです。完璧主義者は100点満点にこだわることが多く、このこだわりが自分を苦しめます。

100点にこだわって作業量が減ったり納期が遅れるよりは、80点程度で良いのでコンスタントに結果を出し、納期に余裕を持って収めてもらえる方が頼む方もありがたいのです。

満点でなくてもいいので、合格ラインをクリアしていればいいのだと考え方を変えることが、完璧主義を克服する第1歩となります。

優先順位付けは何事においても重要ですが、完璧主義者克服においても大事なことです。タスクには緊急性の高いものと重要性の高いものがあります。

全てのタスクに全力投球するのではなく、重要かつ緊急性の高いものから着手するなどタスクに優先順位を付け、メリハリをつけて取り組んでいくことから始めると良いでしょう。

完璧主義者を直すには、優先度のランク付けを習慣にすることが大事です。

没入し過ぎて想定以上の時間やリソースを注ぎ込まないために、時間で作業を区切ったり、締切を作ったりすることが有効です。完璧主義者の人は時間を忘れて、のめり込んでしまうことがよくあります。

作業を集中して実行するのは25分単位で一旦締め、その後5分の休憩を取るという「ポケモドーロ・テクニック」を取り入れるのも良いでしょう。

  • ポケモドーロ・テクニックについては、次回以降にお話しします

完璧ではないありのままの自分を受け入れることができると気持ちがスッと楽になります。完全無欠に見える人でも、何かしらの欠点や問題点を必ず持っています。見方を変えればメリットはデメリットになり、デメリットはメリットになるのです。

素の自分を肯定し、自分で自分を好きになって受け入れると、精神的ストレスが減って、気分良く過ごせるようになります。

趣味でも仕事でも勉強でも、完璧な仕上がりを目指し、完成度の高い成果物を出してくれる完璧主義者の方は、とても素敵で頼もしい存在です。

しかし、完璧主義な性格を持つことで悩んでいるのでしたら、ちょっとずつ自分が楽になる方向に心の持ち方を変えていきたいですよね。

良い所も沢山ある「完璧主義」。良い所も生かしつつ、苦しい所は見直していけたら良いですね。

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