幸せとは「相対的なもの」
こんにちは。人材開発の冨田です。
さて前回は「幸せとは主観的な感情」であるという話をしましたが、今回は、「幸せとは相対的なもの」というお話をします。
「相対的」とは、つまり他人と比べて幸せを感じるということです。
他人の不幸を見て、「あぁ、まだ自分は恵まれてるな」とか、SNSで他人のリア充タイムラインを見て、「あぁ、なんて自分は寂しいんだ」とか。
悲しいかな、「幸せ」とは相対的に感じることが多いと思います。
ところで皆さんは、世界一幸せな国「ブータン」というのを聞いたことがあるでしょうか。
ブータン王国は南アジアにある小国で、とても後進国なのですが、国民の幸せ度数が世界一と言われています。
なぜ幸せ度数が高いのか。
先進国のように社会インフラが発展していない為、いろんな面で不便なのですが、ブータンの国民からすると、
「1日3食食べられて、寝るところがあって、着るものがあるという安心感」
それだけで満ち足りていて、幸せだと感じるそうです。
一方で日本は、先進国で社会インフラは何もかもが揃っていて利便性が高く、さらに治安も良く安全な国なのに、国民の幸せ度は低いんですよね。
それはなぜなんでしょうか?
そう、幸せとは「相対的」に感じるものだからです。
つまり、日本人は自分の生活水準よりも、上には上がいるということを知っているからです。
今は誰でもすぐに情報が手に入るし、特に近年のSNSの発達でそう感じる人が多くなったのではないでしょうか。
ブータンはそんな先進国の超便利で裕福な世界を知らないから、今の状態で幸せだと感じるのです。(とは言ったものの、最近ブータンでもスマホが普及し少し状況が変わりつつあるようです)
そう考えると、「幸せ」ってなんだろうって考えますよね。
どちらが幸せなんだろう?と。
知らないからこそ幸せだと感じるものだ、とも言えるでしょうし、いやいや、いろいろ知った上でどちらかを選択しているのだ、とも言えます。
都会に住み、バリバリ働いて自分のやりたいことを達成させ、自己実現をしていく幸せ。
あるいは、田舎住まいだけど、今あるものに感謝し身近なコミュニティの中で感じる幸せ。
これはどちらが良いとか悪いとかではないです。
どちらを選択したいのか、という事です。
さあ、あなたはどちらを選択しますか?
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