新聞の効果
こんにちは、広報チームの佐藤です。
皆さんは、新聞を取られていますか?
昨今は、インターネットが普及して知りたい事は調べればすぐに分かるので、取っている方も少なくなったのではないでしょうか。
最近、子供新聞なる物を拝読して気付いた事があったので、本日は「新聞の効果」についてお話したいと思います。
知りたい事は、調べれば詳しく知る事は出来ますが、新聞を読んでいると全体を見るので、自分が気付かなかった事や、興味の無かった分野でも読んでみると面白い。等の発見があるのが新聞の利点だと思います。
読む人が新聞を通して、政治、経済、社会、文化などのそれぞれの分野で起きた出来事を、自ら俯瞰して見ることができるという点です。
要するに、国内外の出来事にかかわらず、世の中の大きな流れを大まかに把握するには、新聞の一覧性が適しているというわけです。
これに対してインターネットでは、情報を収集しようとしても、新聞に比べてあまりにも情報が氾濫しているのが問題点です。
情報量が多すぎるために、世の中の大きな流れが把握しづらいばかりか、何が重要な情報であるのかもわかりづらくなってしまっているのです。
新聞紙面においては、記者の目を通してあらかじめ重要な情報と重要でない情報が選別され、重要であると思われる記事だけが掲載されています。
ですから、新聞を毎日のように読むようになれば、見出しと本文の要約文章をざっと読むだけでも、世の中の大きな流れがつかみやすくなるというわけです。
また、関心のなかった記事にもひと通り目を通すことができるということ。
多くの人々がインターネットでニュースを見る場合、関心のある分野の出来事ばかりを探しながら読んでしまう傾向があります。
これでは、せっかく吸収できる知識や情報が自分の興味のあるジャンルに偏ってしまい、自らの視野が広がらなくなるのです。
新聞をめくりながら読んでいくと、関心のある記事は思いのほか少なく、むしろまったく興味のなかった分野に関する記事が数多く目に飛び込んでくるのがわかります。実は、ここが新聞を読むことの肝なのです。
自分の興味の赴くままに情報に接していると、多くの貴重な情報を遮断してしまうのに対して、新聞に目を通していると、一生知ることができなかったかもしれない重要な情報に巡り合うことができるのです。
このような体験の積み重ねが、新しい視点から物事を見る目を育てることになり、知識や思考の幅、そして本質を見極める力をつけていくことにつながるというわけです。
たとえば、日本経済新聞をひと通り眺めてみると、「一面、総合、政治、経済、国際、消費、企業、投資情報、マーケット、証券、経済教室、キャリアアップ、地方経済、スポーツ、社会、文化」など、多岐なジャンルに分かれて記事が掲載されています。
毎日のように読んでいると、偏りのないバランスのとれた知識や情報を取り入れることができるのです。
子供の新聞も要領は同じで、様々な内容が絵や図を交えて分かりやすく解説されています。
図等もあるので、大人が読んでも読みごたえがある記事もあります。
でも、全部を読むのには時間も必要だし、子供は飽きてしまうので到底無理です。
我が家の場合は、新聞を読むのにはまだ少し早い年齢というのもあって…。
しかし、絵や図を見つつ、なんとなくでも内容を理解するには、どのように読んだらよいのか。
新聞記事のひとつひとつは、見出しと本文で成り立っています。
これは、大きい記事でも小さい記事でも例外がありません。
本文の構成においても通常は、最初の段落で記事全体の要約をして、その後の段落から内容を詳しく説明しています。
ただし、記事全体が一段落か二段落しかない小さい記事では、初めの一文で要約をして、残りの文章で内容を説明している場合があります。
私はそのような新聞のつくりを踏まえて、基本的には見出しと要約だけを読んでいきます。さらに理解を深めたい記事については、本文全体まで目を通すようにしています。
もちろん、見出しだけしか見ない記事もたくさんありますが、それらの記事は見出しだけで内容が理解できるか、読まなくても支障がないか、いずれかになります。
このようにして、読まなければならないところ、読まなくても問題がないところを自らの知識と経験に基づいてフィルタリングしているのです。でも、確かな情報や知識が多くはないので、若干自分の嗜好に偏りがちですが、新聞自体を読む事で新しい知識が身についている事は確かだと思います。
新聞紙面全体に目を通しても、比較的短い時間で効率よく読むことができるというわけです。
我が子の場合は、それでも1人で読むのはまだ難しいので。家族が上記の要点を踏まえながら一緒に読むようにしようかと思っています。
根気強く読むことを継続していくうちに、だんだんと読むコツがわかってきて、読むスピードも少しずつ速くなっていくような気がします。継続は力なり。ですね。
ひとつひとつの成果は微々たるものであっても、地道な努力を続けていけば、やがて大きな目標を達成できる。
目先の現実にすぐには、成果は現れないかもしれませんが、自分の為にも子供と一緒に新聞を読む日課を取り入れようかと思っています。
********************************************
プロスキャリアでは工場内での製造のお仕事からピッキング・軽作業など多数ご用意しております。高収入のお仕事が多く、正社員登用実績も多数あります。神奈川・東京で仕事をお探しの方はぜひお問い合わせください! お仕事検索「ジョブ&キャリア」
コーポレートサイト https://proscareer.co.jp/
********************************************