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「雷サージ」から家電を守るために

 

こんにちは。広報チームの岡野です。

 

このところの夏の局地的な大雨は、凄いですね。

ゲリラ豪雨という言葉が生まれて久しいですが、昨今では、ゲリラ豪雨から派生して、ゲリラ雷雨なんていう言葉も使われてきて、気が付けば、夕立という言葉を聞く機会がなくなったなぁ…なんて感じている筆者です。

 

さて、筆者の住む地域では、地形的な影響もあるのか、激しい雷雨…つまりはゲリラ雷雨に見舞われることが、度々あります。

つい先週も、雷の光と音のタイムラグがほぼないような落雷がありまして…これは、どうも近くに落ちたようで、地響きと証明の点滅などが起こりました。

 

このようなことが起こると、通常は筆者、やはり、お母さん業をしている身として、”停電したら、夏場だし冷蔵庫のものが、大変なことにっ”…というところに、すぐに思考が飛んでいきがちなのですが、実は、怖いのはこれだけじゃないんですね。

 

皆さま、家での雷対策はされていますか?

 

家電製品ひと揃え…結構、いいお値段ですよね?

PCなどは、色々と手を入れて、もう相棒と呼んじゃう方もいらっしゃいます。

でも、そんな中にあって意外にも雷対策をしていないという話を、ポツポツと聞くんですよ。

 

では、なぜ雷対策が必要と筆者が考えているのか、なのですが…

筆者が思う、雷に関係して家電製品に起こる事象として一番怖いものは、停電ではなく“雷サージ”という現象だからです。

 

雷サージというのは、簡単に言ってしまうと、“落雷によってもたらされる、一過性の高電圧や過電流”のことです。

この雷サージがなぜ怖いのかと言いますと、イメージとしては、強い電圧や電流が、電線などを伝ってコンセントから家に侵入、そこから家電製品に入り込み、最悪、家電製品の部品を焼いてしまうからなんですね。

 

もちろん、基盤がこんがり焼かれてしまえば、家電製品は故障して使えなくなります。

つまり、雷サージによって家の家電製品、全滅もあり得るんですよ。

 

また、その瞬間に家電に触れていたのであれば、感電する可能性も否定できません。

アウトドア的な雷の怖さとは、別の恐怖がここにある訳ですね。

 

対策として、有効でかつ簡単なものは…

 ➀雷サージの侵入口であるコンセントと家電製品を物理的に切り離す。

 ➁コンセントと家電の間に、雷サージの侵入を阻止する機能付きの電源タップをかませる…になるかと思います。

 

➀は、電源コードのプラグをコンセントから抜いてしまえばよいということですね。

方法としては、非常にシンプルな解決策です。

しかし、全ての家電に対して、これを行うのは現実的ではないですよね。

待機電力対策として、プラグをコンセントから抜いている方もいらっしゃると思いますが、冷蔵庫などは、稼働してナンボの製品ですから、この対策の採用は非常に難しい訳です。

そこで、➁の方式を必要な家電に対して使ってあげるというのが、ベストかなと筆者は考えています。

 

もし、このブログを読んでいる方の中で、自宅の雷対策が万全でないなぁと感じた方がいらっしゃいましたら、激しい雷雨が起こる頻度が上がってきていますので、これを機に、見直してみてもよいのかもしれないですよ?

 

さて、最後に余談ですが、これを知っていると知らないとでは、いざとなった時の初動が違ってきそうな情報を一つ。

もし、不運にも雷サージの影響で家電が壊れたと思われる時には、“故障の原因が雷サージであることの証明ができれば、火災保険の対象となる場合がある”んです。

保険によって、携帯できる電子機器が保障されるかが違うという話もありますので、そこは確認が必要となりますが、是非、豆知識として頭の片隅に置いておいてあげてくださいね。

 

それでは、今回はこの辺で、失礼いたします。

 

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