無投票選挙
こんにちは。広報チームの岡野です。
今回は、神奈川県にお住まいの皆さまへの配信となります。
先日の選挙では、神奈川県知事に黒岩知事が当選となりましたね。
しかし、今回の統一地方選挙では、相模原市長選挙が激戦となったものの、他の選挙での投票率低下がみられたことを、ご存じでしょうか?
これには、神奈川県議会議員選挙の無投票選挙区が増えたことも関係しているのではないかと考えられています。
というのも、今回の神奈川県議会員選挙では、過去最多となる13の選挙区で無投票当選があったんですね。
候補者が定員に収まったため、選挙の必要なしにそのまま当選が決まってしまったんです。
しかし、無投票当選が起こるとちょっと困った事態になるんですね。
実は、候補者は無投票当選の事実が判明した時点で、選挙活動を終了しなければなりません。
開始から、わずか数時間で選挙活動が終了してしまった候補者もいます。
選挙活動は、候補者が一体、どのような主張を持って県議会に臨むかなどが、有権者に伝わる最大の機会と言ってよいのではないかと思うのですが、無投票当選では、その機会がなくなってしまうんですね。
ちなみに、無投票で県議会員が決定した選挙区では、早々に神奈川県議会員選挙の掲示板が撤去となったのだとか。
該当地区では一体誰が当選したのかよく分からないまま、投票者の側から見ても、選挙は完全に無かったことになったそうです。
この神奈川県議会員の無投票当選の原因は、県議会の定員が市議会の定員より少ないことであるとか、政令指定都市へは県の権限が限定されることであるとか…
かなり複雑な事情があるのだそうなのですが、選挙が行われないというのはいくら民主主義に則っての決定とはいっても、実態は名ばかりのもの…当選した候補者の方も、その胸中は複雑なのではないでしょうか。無投票当選が続くことは避けたいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回はニュースの特集で取り上げられていました、無投票当選について書かせていただきました。
神奈川県議会員選挙が、このままでは絶対に良くない循環になってしまうことは分かるのですが、残念ながら筆者のような一介の子育て世代ママには、良い考えが浮かぼうハズもなく…。
今後さらなる少子高齢化が進めば、状況はより困難なものになっていくと思います。
この点は、より良い神奈川県を創って継続していくためにも、有識者の方々には是非とも早急な対応をお願いしたいですよね。
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