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目標の設定

こんにちは。広報チームの岡野です。

皆さま、今年は新年を迎えるにあたり、目標は立てましたでしょうか?

 

“今年は、あの資格を取るぞ”とか“ウエスト、マイナス〇cmを目指すぞ”とか、1年の始まりという日を区切りにして、目標を立てるという人は多いのではないかと思います。

 


ここで少し余談を挟もうと思うのですが、これは筆者が子どもの頃の話です。
子どもの時のお正月の楽しみといえば、やはりお年玉ですよね。
しかし、筆者の場合、単に嬉しいだけのお年玉ではなかったんですよ…。
なんと、筆者の実家で配られるお年玉袋には、今年1年の課題が書かれていたんです。
“1日1つ、お手伝いをする”、“時間を守る”、“まずは、やってみる”など、子どもが頑張れば達成できそうな内容なのですが、要は、家族から見た昨年の筆者の行動に対するフィードバックが、課題と言う形で提示されていたんですね。

そんな訳で、筆者の実家では朝食時にお年玉が配られ、受け取ったらその場で袋に書かれた内容を確認し、今年の抱負を家族に宣言するというのがお正月の恒例イベントでした。
新たな気持ちで、目標を胸に1年を始めましょうという、家族からの提案だったのですが、タダじゃお年玉をくれない辺りが筆者の家族らしいなぁ…と、今思い返しても、いい思い出になっていたりします。

つい思い出語りで脱線をしましたが、新年であるとか、ある節目において、目標を設定するというのは、かなり昔から行われてきた様子です。
そして、昔から行われていることで一般に定着しているものというのには、確かに、時代で変化してしまい形式だけが残った場合も、もちろんあるのですが、その一方で、割と理に適った訳があったりするんですね。
例えば、言い伝えなどは、よくよく調べてみると、きちんと意味があったりします。
“夜に爪を切るな”というのは、暗がりで爪を切ると怪我をしやすく、特に色々とものに触れる指先のケガからは、細菌感染を起こしやすいということを懸念する内容から派生したものであると言われていますし、“盆を過ぎたら海に入るな”というのは、その頃を境に潮の流れが変わるからだとか、クラゲの大量発生が始まるからだとか言われています。それなりに理由があるものなんですね。

 

そして、今回の節目の目標設定ということに関連するものといえば、“1月2日から始めた習い事は、継続されやすく上達する”というものがあります。

そのため、書道や茶道などは、新年を迎えての稽古始めが1月2日に設定されていることが多いんですね。
(脱線しますが、食いしん坊の筆者は、新年の茶道で裏千家の稽古始めにあたる初釜に出されるお菓子の花びら餅が大好きだったりしますよ)

 

では、節目に目標を設定する理由とはなぜなのか?という話になるのですが、これは、単純に成功例が多かったからなのではないかと筆者は思います。というのも、こういった目標設定の仕方というのは、“フレッシュスタート効果(以下、FS効果)”という心理的なテクニックをフル活用できるからなんですね。
FS効果というのは、その人自身が、大切な節目だと認識する日から、新しい物事を始めることで、達成率が3.5倍にもなるというものです。
調べた限り、研究された方がちゃんといらっしゃるとのこと、信憑性はあるんだそうですよ。

“それならば、ちゃんとお正月に目標設定しておくべきだった…”なんて思われた方、安心して下さいね。このFS効果のミソは、新しい物事を始めるのは、“その人自身が、大切な節目だと認識する日”でOKだというところにあります。つまり、旧正月でも、節分でも、年度始めでも、誕生日でも、もちろん結婚記念日なんかでも、問題ないんですね。

 “その人自身が、大切な節目だと認識する日”のことを“時間的ランドマーク”なんて言い方をするんだそうですが、これをマイルストーンのように考えるのであれば、“時間的ランドマーク”の設定が1年単位の長期スパンである必要はないんです。
そのため、もし、スモールステップでの目標設定の方が得意な方であれば、例えば月曜日を“時間的ランドマーク”として指定して、週ごとに目標を昇華させていくのも良いでしょう。

コンピュータ処理やプログラミングをされる方なんかは、機械に比べて人間というのは、とてもファジーな生き物だと感じることがあるかと思うのですが、ポテンシャルについても同様のようです。
思い込みの力というのは、凄いんですよ。

 


ここまで、FS効果についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。

筆者は、1年など長期の目標設定というのが、実は苦手なんですね。目標を高く設定して諦めたくなってしまったり、低すぎてサボリ気味になったりと、まだ365日を相手にするにはレベルが足りないようです。
そんな訳で、今年は週単位での目標設定と1年単位での目標を組み合わせてやってみようかと思っているんですね。そして更に、トランプも使ってみたいと考えています。

トランプ…?と思われたかと思いますが、第45代アメリカ合衆国大統領ではないですよ?
カードのトランプです。
なぜトランプが出てきたかというと、1年365日というのは52週で構成されているのですが、実はトランプのカードは、週につき1枚の計算で割り当てられているんです。クラブは春、ダイヤが夏、ハートが秋、スペードは冬、ジョーカーは閏年の2月29日なんですね。(ジョーカーは2枚あると思いますが、どちらも2月29日を指していて、赤いジョーカーは日中。黒いジョーカーは夜の意味なんだそうですよ)
そんな訳で、週ごとの目標設定をするなら、トランプと組わせて、目標に対する4半期も分かるようにしてみようという作戦です。カレンダーの隣に1枚カード置き場を作って、“今週からはダイヤだから1/4が過ぎたぞ”なんて、ちょっと遊び要素も加わって、面白そうじゃないですか?
(飽きやすい筆者には、効きそうなんですよねぇ)

なんてところで、今回は終わりにしようかと思います。
本年も何卒、よろしくお願いいたします。

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