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TikTokで再生数を伸ばすためには

 

こんにちは。人材開発の冨田です。

当社では、今年の初めからTikTokを定期的に更新しています。もう10か月が経ちました。動画の中身はというと、ゲームをしたりダンスをしたり、楽しそうな会社だなと思ってもらえるような内容に仕上げています。

TikTokはショート動画なので、10秒程度から、長くても1分以内におさめるようにしています。そして、これまでいろんな動画をアップしてきましたが、再生数がすごく伸びる動画もあれば、まったく伸びない動画もあります。その中身を分析してみると、ある法則があることに気づきました。

 

分かりやすさが一番

TikTokは、アプリを開いた瞬間「おすすめ」フィードに動画が流れてきます。そして、指一本でスクロールすれば、すぐに次の動画に変わります。面白くなければスクロール、分かりにくければまたスクロール。指一本ですぐに動画を変えられます。この、動画を途中で変えられることを「離脱」といいます。

ここで大事なのが、動画の内容が、分かりやすいか、分かりにくいかによって「離脱率」に大きく影響するということです。

たとえば、オリジナル企画で何かゲームをする時、初見の視聴者にとっては、何をしているかよくわからないことがあると思います。そんな時は、画面上に「テロップ」を固定表示して、「○○したら負け」とか、「負けた人は罰ゲーム」とか、しっかりと説明書きをすることが大事です。

視聴者には、何をやっているのかがすぐに伝わらないと、すぐに離脱されてしまいます。

TikTokはシンプルイズベストです。

 

最初の「2秒」が大事

そして、動画の中でもっとも大事な部分は、「最初の2秒」です。視聴者は、スクロールして画面が切り替わって、最初の2秒で、次の動画へスクロールするかどうかを判断します。これは無意識レベルです。

この最初の2秒は、いわゆる「つかみ」の部分です。このつかみで視聴者をいかに惹きつけるか、これがものすごく大事です。

では、最初の2秒をどのようにするかというと、たとえば、動画の中の「一番盛り上がるシーン」を冒頭に一瞬だけ持ってくるとか、これから始まる動画の説明を、「テロップ」と「アフレコ」でド派手に差し込むとか。とにかく、ぱっと見で視聴者を惹きつける必要があります。

そして、その最初の2秒は、次の2秒を観てもらうための2秒です。そして次の2秒は、さらに次の2秒を観てもらうための2秒です。つまり、2秒ごとに視聴者を惹きつけ続ける必要があります。そして、結果的に最後まで観てもらえればラッキーだということです。

逆に言えば、途中で「離脱ポイント」を作らないということです。撮影したあと、間延びしている箇所はすべてカットし、しゃべっているところだけをつなぎます。細かく細かくカット編集します。

 

ローコンテクストなネタにするべし

これは少し説明が難しいのですが、簡単にいうと、「内輪ノリ」企画よりも、「ベタ」な企画の方が良いということです。

たとえば、会社内の人間関係や社員のキャラクターを知っている人には笑えるけど、その文脈がわからない人にはさっぱり笑えないといったことです。詳しくは前のブログ記事に書いてあります。

コンテクストとは、「文脈」や「背景」という意味です。ハイコンテクストとは、その文脈や背景をよく理解しないと伝わらないことです。その逆の、ローコンテクストとは、文脈や背景を知らなくても理解できることです。つまり、初見でも伝わる内容のことです。

映画で例えると、ハリウッド映画のように「アクション」だけ観ていれば内容がわかるのが、ローコンテクストです。一方で、カンヌ国際映画祭などで評価される、いわゆる「考えさせられる」映画のように、文脈を深く理解しないと分からないのが、ハイコンテクストです。

TikTokは、文脈や背景など関係ない「ローコンテクスト」な内容、つまり、誰もが「初見」で笑える(面白い)ネタにする必要があるということです。

 

運営側の意図を読む

TikTokのアルゴリズムは、2週間おきに細かく変わると言われています。TikTokはショート動画が売りなので、視聴者のスキマ時間を埋めるための「短尺」動画がよく回っていましたが、最近では「長尺」動画がよく伸びると言われていたりします。

その他にも、流行りの「ハッシュタグ」や「動画投稿時間」など、その時々で動画が伸びそうな手法がウワサされます。もちろん、その内容は極秘情報なので、世に出回ることはないのですが、TikTokの第一人者らは常に分析していて、その傾向をつかんでいます。

しかし、どんなにアルゴリズムを変えようとも、TikTokの運営側の立場からすれば、目的はシンプルです。「ユーザー数の拡大」と、「試聴時間の拡大」です。つまり、世界中の多くの人にTikTokを観てもらい、出来るだけ長く滞在してもらいたいということです。これだけは間違いありません。

であれば、作りこむ動画も、多くの人に喜んでもらえる良質なコンテンツにする必要があります。その動画を観た視聴者が「シェア」をしてくれれば、新規のユーザーにアプローチできますし、「いいね」や「コメント」が多く集まれば、TikTokにとって良質なコンテンツだと認識されます。そうすれば多くの人の「おすすめ」にどんどん上げてくれます。

つまり、細かなアルゴリズムは変わっていきますが、ユーザーに喜んでもらい、シェアしてもらえるような良質なコンテンツが評価されることは間違いないのです。

 

最後に

いま、飛ぶ鳥を落とす勢いのTikTokですが、今後の行方はどうなっていくのでしょうか。

ローンチ直後のTikTokは、若い女性が踊り、それをおじさんたちが観て喜ぶだけのものでしたが、いまや有名人や一般企業や、切り抜きクリエイターなどがこぞって参入し、視聴者も幅広い年代へと広がっています。

今後、さらに盛り上げていくためには、「クリエイターへの報酬制度」が重要になってきます。いま動画をあげている人たちは、自分のYouTubeチャンネルや、Instagramに誘導し、そこで報酬を得ようとしています。

いまは皆、認知度向上のために動画をあげていますが、時期に頭打ちを迎えるかもしれません。動画を供給する側が減れば、閲覧する人たちも減っていきます。なので、今後はクリエイターへの報酬がポイントになってくるのではないでしょうか。

ちなみに、私どもがTikTokを更新している理由は、会社の認知度向上のためだけです。直接的な報酬を得ようとは1ミリも思っていません。

これからも、会社のPRを続けていこうと思っています。

ということで、前置きが長くなりましたが、プロスキャリアTikTokの宣伝でした。フォローがお済みでない方は、是非ともフォローをお願いします!

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