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「ニンジンぶら下げ作戦」を活用しよう

 

こんにちは。冨田です。

自分への「ご褒美」とはよく言ったものです。
たとえば、給料日には高級スイーツを買う。ボーナスが入れば海外旅行に行く。つまり、頑張ったあかつきには自分にご褒美を与えるということです。

逆にいうと、ご褒美があるから頑張れる、努力できる、というものです。

これ一見、見返りがあるから頑張ってるだけで、あまり良くなさそうに思えますが、実は「人間の脳の仕組み」を生かしたとても賢い方法なんです。

今日は、この「ご褒美=ニンジン」ぶら下げ作戦が、いかに効果的なのか解説します。

 

短期的な「ニンジン」をぶら下げる

まず私の例でいうと、週に2回程、自宅で筋トレをするのですが、筋トレ後には「缶ビール」を1杯ご褒美として与えています。

平日仕事から帰ってきて、すぐにダンベル使って筋トレするのは、正直言って面倒くさいです。ですが、筋トレ後にシャワーを浴びて、缶ビールを「プシュッ」とやって、グラスに「コクコク」注いで、「グビグビ」っと飲む瞬間は格別です!
これがあるから頑張れるというものです。

私はいま、筋トレする日だけは缶ビールを買って帰っています。それ以外の日には買いません。(ビールとは別に、焼酎の炭酸割は毎日飲んでますが・・)

あと、週末に1回ジョギングをしているのですが、これも同じくです。小一時間ジョギングして汗かいて帰ってきて、シャワーを浴びてスッキリしたあと飲むビールは、これまた格別です!

どちらも共通して言えるのは、「シャワーを浴びてスッキリしたあとに」飲むビールです。これがなんとも言えない爽快感なんですよね!


でも実はこれ、せっかく運動したのにアルコールで「相殺」しているとも言えます。運動してカロリー消費した分、アルコールでカロリー戻すみたいな・・

でも、これで良いのです。
どうせ飲んじゃうのだから(笑)・・その分は消費させないといけないからです。つまり逆転の発想です。

「飲むなら動け」「飲むなら消費せよ」・・ということです。

 

仕事では戦略的に「ニンジン」をぶら下げる

仕事においては、意識せずともニンジンはぶら下がっているものです。

たとえば、

「この作業を終わらせたら一服するぞ」
「夜は飲み会があるから高速で仕事を終わらせるぞ」
「目標数字をクリアして報奨金をもらうぞ」

こんなふうに思われたことはありませんか?

とりわけ仕事の中では「等価交換」を意識すると思います。
こんなに頑張ったんだから、何かしら報酬が欲しい。むしろ、頑張るために報酬を用意して欲しい。そんな欲求にかられるのは自然なことです。

なので、たとえば部下を持つマネージャーなんかは、この「ご褒美=ニンジン」をうまく設計することが、チームの馬力を生む一つの要素にはなります。

個人ではなく、チームとして何かしら「ご褒美」を用意するでも良いですね。
チームが目標を達成できれば「社内旅行に行ける!」とか、「屋形船を貸切で宴会ができる!」とか。

やる気ホルモンと言われる「ドーパミン」は、「報酬を得る前」に最も大量に出るという研究結果があります。強いチームを作るには、目標を達成した後の「具体的な姿」をイメージさせることが大事なんですね。

 

まとめ

「ニンジンぶら下げ作戦」は、一見すると意志が弱い人がやる手段だと思われがちですが、そうです、大抵の人間は意志が弱いのです。
だからこそ、「人間の脳の仕組み」を活用するのです。

ご褒美を用意することで、やる気ホルモン「ドーパミン」を呼び起こし、行動するエンジンに着火します。

結果、目標が達成されればハッピーですよね。

それではまた。

 

 

 

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