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「AI」に仕事を奪われるか「AI」を自分の部下にするか

 

こんにちは。冨田です。

技術革新が進む現代ですが、とりわけ「AI」については、進化のスピードがものすごく早いです。なぜかというと、「AI」は自主学習できるからです。膨大なデータさえあれば、「AI」は24時間365日学習し続けることが出来ます。こんな勤勉な人間はどこにも居ないですよね。

とはいえ、「AI」と言われても、一体どこでどう使われているのでしょうか。日常生活において、何か目に見える形で実感できているでしょうか。よく「AI」が人間の仕事を奪うのではないかとか言われますが、今のところそんな感じでもなさそうです。

そこで今日は、進化していると言われている「AI」の、現在の実力を見てみましょう。

 

文章生成AI「ChatGPT」

これは昨年11月にリリースされたサービスですが、チャット画面に質問文を打ち込むと「AI」が回答してくれるというものです。その高い回答能力が話題を呼び、公開からわずか2ヶ月後にはユーザー数が1億人を超えました。

「ChatGPT」は、Googleのビジネスモデルをひっくり返さんばかりの可能性を秘めたサービスです。なお、ニューヨーク市の小学校では、問題解決的思考の育成を妨げる懸念があるとして、使用を禁止したほどです。

では、これの一体何がすごいのか、実際にやってみましょう。

 

まずは日常の簡単な疑問を投げかけます。

「チワワは散歩させなくてもよいですか?」と聞いてみました。

なるほど、なるほど、確かに~、って感じですよね。

 

それでは次の質問

「これからのAIはどうなっていきますか?」と聞いてみました。

なるほど、なるほど、すごくまともな回答ですね。

 

このように、「ChatGPT」は質問を投げかけるとすぐに回答してくれます。Googleのように自分でサイトを見に行き、自分で読み込む必要がありません。要点を押さえて的確に回答してくれます。

これは、2021年までのネット上の膨大なデータを読み込み、AIに学習させた結果、最適解を出してくれるというものです。

ただ、まだ今のところ、回答には信ぴょう性に欠けるという弱点があります。どちらかと言うと、架空のストーリー生成(つまり小説)としての利用の方が使えるかもかもしれません。

 

画像生成AI「Midjourney」

こちらは昨年の夏頃にリリースされた画像生成AIサービスです。絵心や画像を描くソフトがなくても、テキストを入力するだけで、誰でもすぐにプロ級のイラストが作成できるツールです。イラストクリエイターさん周りでは衝撃が走りました。

それでは、こちらも試してみましょう。

 

たとえば、「富士山を見上げるアメリカの若い女性」と打ち込むと、

こんな感じで生成されます。うん、まあ雰囲気出てますね。

 

それではもう一つ

「ハロウィンで渋谷に集まる若者とゾンビ」と打ち込みます。

これ怖いですね。。


「Midjourney(ミッドジャーニー)」は、キーワードを打ち込むと、ものの1分程でイラストを生成してくれます。このクオリティーけっこう凄くないですか!?

なお、有料プランは月額10ドル程で利用できるようです。有料契約であれば、生成された画像は自分のモノになるというわけです。もちろん売ることもできます。

 

「AI」を部下にしてしまう

さていかがでしょうか。すでにこんなすごいサービスが一般公開されていて、誰でも使うことが出来ます。

文章に携わる人や、イラストを描く人にはとても脅威に感じたのではないでしょうか。自分の仕事が「AI」に奪われてしまうのではないかと。

ただ、これは考え方を変えればチャンスとも言えます。「AI」を自分の部下としてうまく使えば、自分の仕事のステージが一段上がります。つまり、「AI」ができる範囲のことは最大限やらせて、自分はもっとクリエイティブなことを考えるということです。

文章生成AIであれば、小説のシナリオをたくさん出させて、その中から良いものをピックアップしていけば、ある程度のクオリティも担保出来つつ、完成までのスピードも早くなります。つまり短期間で量産できます。

イラスト生成AIも同じくです。とにかくイラストを量産させて、自分が良いと思うものだけをピックアップしていくのです。そして、人間がやる仕事としては、シナリオを作り世界観を作り、スピーディーに作品をリリースしていくことです。

 

最後に

いずれにしても、この「AI」の進化は止まりません。今まで人間のやっていた仕事が一瞬にしてなくなることもあり得ます。ただそれは、おそらく人間がやる必要のない仕事なのだと思います。

「作業」はすべて「AI部下」に任せて、人間はもっと創造的でクリエイティブなことをやれば良いと思います。そうすれば、ある程度の質を担保した上でアウトプットの量産が出来るのではないかと思います。

「AI」に駆逐されるのか、「AI」と共存していくのか、考え方によって大きく変わっていくと思います。

それではまた。

 

 

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