ドルコスト平均法とは
こんにちは。人材開発の冨田です。
さて皆さん、「ドルコスト平均法」という言葉をご存知でしょうか。
これは、積立投資で使われる言葉です。
毎月、決まった額を投資していくスタイルで、価格変動リスクを最小限に抑えて資産形成をしていく手法です。
簡単に説明しますと、「価格が高い時には少ししか買わず」「価格が安い時には多く買える」ということです。
これではまだ分かりにくいと思いますので、身近なことで例えてみます。
自動車のガソリン代です。
毎回毎回、3000円分だけ補充していくとします。
ガソリン価格はご存じのとおり変動します。
毎回3000円分を補充
140円の時 → 21.4リットル
150円の時 → 20リットル
120円の時 → 25リットル
100円の時 → 30リットル
このように、ガソリン価格によって補充できるガソリンの量が毎回変わります。
たくさん補充出来てお得な時もあれば、高くて少ししか補充出来ない時もあります。
さて、これを株に置き換えてみると、以下のようになります。
毎月2万円分を購入
株価1,000円の時 → 20株
株価800円の時 → 25株
株価1500円の時 → 13株
株価1,200円の時 → 16株
このようになります。
株価が安いときにはたくさん買えて、株価が高いときには少ししか買わない。
株式投資の大原則は、「安い時に買って高い時に売る」ですから、「安い時」にたくさん買うことができます。
つまり、放ったらかしていても、自然に最適な購入ができるわけです。
※厳密には、単独株の購入ではなく、投資信託(株や債券やリートなどの分散投資)での買い方ですが。
これに「時間=複利」を掛け合わせることで資産が積み上がっていくというわけです。
もちろんその間、リーマンショックなどが起きると大きく下げる時もありますが、長い目でみると株価は戻ってくるのです。
いまNISAやiDeCoなど、非課税で運用できるものもありますので、預貯金にのみに頼っている人は、この「ドルコスト平均法」を試してみてはいかがでしょうか。
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