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メモをする際の3つのポイント

 

こんにちは。人材開発の冨田です。

前回、人間は忘れてしまう生物だというお話をしましたが、それを補完する意味で、今日は「メモ」についてのお話をします。


人間は忘れる生物です。だからこそ、メモの重要性は高まります。

でも、単にメモを取ればよいわけじゃなくて、そこにはコツがあります。そして、使い方次第では強力な武器にもなります。

あくまで私のやり方ですが、今日はメモを取るための3つのポイントを解説いたします。

 

①スマホにメモ

まず、メモを取る媒体ですが、ノートじゃなくスマホを活用しましょう。

がっつり会議やセミナーの場合はノートを広げて取ればよいと思いますが、大抵の場合はスマホの方が便利です。

人と話をしていて、気になったワードやお店の名前。あるいは、突然ふと思いついたアイデアなど、すぐにスマホにメモしておきましょう。

あとでしっかり調べるつもりで、備忘録的にメモることは大事なことです。特に思いついたアイデアなどは、20分後には40%の確率で忘れてしまいますからね。(前回の忘却曲線によると)

なお、スマホのメモアプリはたくさんありますが、iPhoneであればデフォルトのメモアプリで十分です。あるいは、「Evernote」や「Google keep」など、クラウドであればGoodです。

また、何かを調べるためにググった際、そのサイトURLをメモアプリにコピペしておくと便利です。または、スマホのホーム画面に追加しておくと、後ですぐに目に付くので忘れずに済みます。

ここで大事なポイントとしては、とにかく、自分の「記憶」に頼るのではなく、すぐにスマホにメモしてクラウド上に保管しておくことです。

 

②自分のフィルターを通す

会議やセミナーでがっつりインプットする際には、ノートを広げておきましょう。

ペンを持ち、紙に書くという行為は、スマホにメモる行為とはまったく別の意味を持ちます。

自分の「思考をフル回転」させる意味で、紙に手書きで書くという行為は大事です。

そして、ここでの一番大事なポイントは、セミナーや会議で聞いたことを単にメモるのではなく、「自分のフィルターを通して」書き出すということです。

つまり、そのテーマについて、「自分はどう思ったのか」「自分ならどうするか」が大事なのです。

有益な情報を聞いたり、新しい見聞を手に入れたりしても、そのあと「自分がどうするか」の方が100倍大事なのです。

そう、アウトプットにフォーカスするということです。

それを、自分の中から搾り出すイメージです。

例えるならば、コーヒーメーカーです。

聞いた情報(コーヒー豆)を、自分の頭の中のフィルターを通して、思考し、圧力をかけながら抽出する。まるで「エスプレッソ」のように。

少量でも、それが自分にとって最も味わい深いものになります。


そして、ノートに書く際は、きれいに書く必要はありません。あとで自分が読める程度の殴り書きで構いません。

議事録としてのメモであれば、各項を順序立ててまとめていく必要がありますが、この「思考ノート」の取り方は、見た目は汚くて良いのです。

 

③安心して忘れるメモ

最後に「タスク」的なメモについて。

たとえば外出中に、今すぐじゃないけど、会社に戻ってからやらなきゃいけないタスクを思いついたとき。

こんな時、ノートを取り出してメモるのはちょっと手間ですよね。

こういう時には「時間差」を使って自分に知らせてあげればよいのです。

どういうことか。

思いついたことを、自分のメールアドレスに送っておくということです。

会社に戻れば、必ずメールの受信トレイを確認するため忘れることがありません。(あらかじめメールの仕分け設定をしておくことが必要ですが)

あるいは、Googleカレンダーの「タスク」にスマホから登録しておくことです。(有料アプリが必要)

これも同じく、会社に戻ってからPCのカレンダー上で確認ができます。

外出先から、スマホでこのような操作をしておけば、後で必ずチェックでき、忘れることはありません。

逆に言えば、この操作をしておけば、そのあとは「安心して忘れる」ことが出来ます。

 

 


さて、いかがでしょうか。

今日はメモについて、私が実践している3つのポイントを解説させていただきました。

スマホのメモアプリなんかはすでに使っているよ、という人は多いかと思います。

特にクラウドツールはほんと便利ですよね。端末に依存しないので、いつでもどこでもアクセスでき、加筆修正ができます。このブログもGoogle keepで原稿を作っています。

そして大事なことは、いろいろ試してみて、自分にフィットするやり方を見つけることだと思います。


それでは、最後に、もう一度だけ言います。

「人間は忘れる生物」です。

記憶に頼らずに常に「メモる」ことをお勧めします。

 

 

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