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名前

こんにちは。広報チームの岡野です。

 

皆さまは、ご自分の名前はお好きですか?

筆者の名前は、漢字の見た目からしょっちゅう男性の名前に間違われることこそあれ、自分の名前を割と気に入っている方ではあるのかなと思います。

 

恐らく、大抵の方が生まれた時に付けられ名前で一生を過ごすことになるのでは…?というくらい長く使われていく名前。

よく『親から赤ちゃんへの、初めてのプレゼントは名前なんだよ』なんていわれることがありますが、筆者も人の親として、子ども達の名付けをするにあたって、相当なプレッシャーを感じながら慎重に…かつ、願いを込めて命名したものです。

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一昔前までは『名付け辞典』といった、かなり分厚い辞書のような冊子を片手に、名付けを検討した…なんて話もあったようですが、今は良い名前をインターネットで探したり、調べたりする人が多いのではないかと思います。

 

そんなとき、検索サイトで『赤ちゃん 命名』なんてキーワードを入れて検索をすると…

必ずといっていいほど『姓名診断』のページが多数ヒットしてくることかと思います。

 

この『姓名診断』なのですが、何となく名前に使われている文字の画数を足したりして、運勢を占うものなのかなぁ…という認識こそあれ、そもそもどんなものなのさ?と、いわれると、占いを職業や趣味にでもしていない限りはイマイチ…謎ですよね。

 

赤ちゃんの命名の際や芸名なんかを決める際にも、根強い人気を誇る『姓名診断』。

今回はそんな『姓名診断』について、ちょこっと調べてみました。

 

ここで筆者、さらっと『姓名診断』というものを説明してみよう…かと思ったのですが…

これがなんとも難しいんですね。

基本的な部分は同じといっても良いのでは…と考えはみるものの、ちょこっと調べただけでとんでもなく奥が深いということに気付かされたんです。

 

というのも、まず、流派がとても多いんですね。

先にも書きました通りで、『姓名診断』は名前に使われている文字の画数から運勢を読み解いていくというスタンスで占っていくものとなるわけですが、これはあくまでも日本でのスタンダードになるということなんです。

 

名前の文字の画数の他に、生年月日や陰陽の考え方、名前の読みの発音、八卦や九星なんかも加えて、総合的に占うなんていう流派もあるんですね。

こうなると、占い師さんも膨大な量の勉強をしなければ判断が出来なくなってくるでしょうから、副業ではなく専門職とする人が多いのも頷けますよね。

 

そして、これをもっと複雑にしているのは、流派によって同じ漢字の画数でも数え方が違ったりすることなんです。

新字体なのか旧字体なのか、ひらがなであれば、ルーツとなった漢字を辿るのか否か、もう色々なルールが存在しているんですね。

 

1画違えば大騒ぎなのが『姓名判断』。

そういえば、どの流派を信じるかを初めから決めてかからないと、ずるずるとよい画数を求めて、流派間を徘徊してしまうことになり兼ねないから注意が必要…なんて、どこかの命名のサイトに書いてありました…。

 

その上、さらに上乗せで、占い師さんの独自の見解も入ってくるはずです。

もう、その捉え方は本当に無限大なんじゃないか…ということになってくるんですね。

どうも、この辺が筆者の中で『姓名診断』のイメージが固まらない原因のようです…。

 

ですが、例えば宗教にも多数の宗派があるように、これだけの流派を生み出してきたということは、『姓名判断』もかなり古くから存在しているんじゃないかなぁ…と考えられますよね。

そこを掘り下げてみると…なんでも『姓名判断』は中国の春秋戦国時代ごろに発生した陰陽五行思想という哲学的思想がもとになっているということなんですね。

思想としては、三国志の時代より古くからあったということになります。

実際のところ、八卦や十干十二支、四柱推命なんかも、ここからの派生だと言われているんです。

そう考えると、とんでもなく昔からあるというのが、分かって頂けるかと思います。

 

でも逆にいえば、そんなに古いと今の時勢と合わずに、占いとしては信憑性に欠けてしまうのでは?と思ってしまうところなんですが、そこが『姓名判断』の面白いところ。

そこは実在の人物が送った人生を検証して、画数のカウントの仕方に補正を加えるというんです。しっかりデータ主義な一面もあるんですね。

この先、データを取り続けたら、いつしか統計の領域に達してくるのかどうか…その点では、日々、研究されている分野でもあるということなんですね。

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さて、ここまで『姓名診断』について、つらつらと書き連ねてしまったわけですが、なぜ、またこんな話題が出てきたかというと、今、筆者の周りでは、赤ちゃん誕生ラッシュが起きているところなんです。

話を聞けば、幼保無償化ありきで第3子以降の出産に踏み切ったという友人も少なくないようです。

 

この流れで、超高齢化社会に少しでも待ったがかかってくれれば良いのですが…

この話は、様々な社会情勢も絡んできますし、そう単純ではない…というのが本当のところだと思います。

ただ、他にも今年の6月と7月は、過去140年の中で地球の温度が一番上がった月だったという話がありますね。

8月にはグリーンランドで、氷河がたった1日の間に約110億トン分も溶ける異常事態が発生したともいわれています。

子ども達を取り巻く環境は、地球規模でも目に見える形で厳しさを増してきているんですね。

 

占いは当たるも八卦当たらぬも八卦…といわれますが、結果が悪いよりは良い方がなんだか嬉しいもの…。

子を想う1人の親として、子ども達の未来が少しでも明るい方向へ向いて行って欲しいと願わずにはいられません。

それでは、今回はこの辺で失礼いたします。

 

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