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食中毒

こんにちは。広報チームの岡野です。

蒸し暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今年はマスク着用も相まって、いつもより体感的にも暑い夏となっているようです。

先日も報道されていましたが、マスクによる熱中症の危険性が周知されていますね。

熱中症に対し、今年は、より一層の注意が必要だという認識が広がる中で、予防の一環として、水分補給のためのペットボトルやマイボトルを持ち歩く方も多いのではないでしょうか。

筆者宅では、この暑い中でも機会さえあれば子ども達が元気に外遊びをするため、近所の公園に向かうのでも、一緒に出かけるときには水筒を持つようにしています。

正直、水筒でも持たなかったら度々飲み物を買うことになりますから、それを子どもの人数分で換算すると…もうそれだけでも大出費なんです。

そんな家計の味方にもなってくれている携帯飲料なのですが…

最初に口を付けてから、どのくらいで飲みきりますか?

本当に喉が渇いて仕方がないという場合であれば、500mlくらいなら平気で飲み干してしまうなんて方もいらっしゃるかとは思いますが、こと熱中症予防における水分補給としては、“喉が渇く前に、こまめに飲む”というのが推奨されていますよね。

でも、こまめに、ちびちびと飲んでいたら、口を付ける回数のわりには飲み物がなかなか減らない…なんてことが起こってきます。

そこに落とし穴があるんですね。

それが今回のテーマ、“携帯飲料による食中毒”なんです。

この携帯飲料による食中毒、夏の最高気温が毎年のように更新され始めたくらいの時期から、注意喚起がされているんですね。

なんでも気温が30度前後あるという状態は、雑菌にとっては天国…つまりは繁殖しやすいんです。

そのため、例えば、ショッピングモールに車で買い物をしに行ったとして、飲みかけでうっかり車内に放置してしまったジュースは、その日のうちであっても飲むのは危険信号と考えるべきなんですね。

ある実験によると、オレンジジュースなどの酸性の飲み物は若干は雑菌の繁殖が遅いものの、飲み物全体で考えた場合、常温保存であれば少なくとも9時間以内の飲みきりが推奨されるんだとか。

9時間というと、8時間労働をしている方ならば、出社の時に買って飲んだ飲み物は定時までには飲みきっていないといけないことになりますね。

…ということは、出勤時に飲んでいた飲み物をロッカーなどに放置して、帰りにも飲む…というのは、かなり危ないと考えた方がよいでしょう。(筆者が昔勤めていた会社では、ロッカーの空調を日中オフにしていました…)

なんでも最近では雑菌の繁殖を考慮して、ボトルなどに口を付けずに、うまいこと流し込むという“滝飲み”なる技が開発されているようなのですが、これで雑菌が入らないかと言われれば嘘になります。

雑菌は開封と同時に混入するので、“滝飲み”が安心の材料にはならないんですね。

“でも、今までも大丈夫だった”という方もいらっしゃるかとは思いますが、食中毒はかなり怖い病気です。

食中毒になってからでは遅いので、ここら辺で一度、リスク回避と思って普段の行動を見直してみるというのもいいのかもしれませんよ?

そもそも雑菌が、臭いや味に変化をもたらすのは、相当激しく増殖をした後での話となります。

封を切った飲み物というのは、一見、傷んでいないように見えても、雑菌が現在進行形で絶賛増殖中であることを忘れてはいけないんですね。

また、食中毒ではなくても、飲みかけのペットボトルを放置したことで、中の飲み物が雑菌の繁殖をうけ、ペットボトル自体が破裂して怪我を負う…という事故も発生しているんです。

なんにせよ、雑菌が大繁殖する前の段階で、飲み物は処分しておくに越したことはないようですね。

さて今回は、こまめな水分補給の影に潜む闇、食中毒のお話でした。

携帯飲料の雑菌繁殖からの食中毒については、熱中症と同様に気を付けなければならないものなんですね。

割高感はありますが小さめの容量の飲み物を購入して、なるべく早くに飲みきるようにするのも1つの手なのかもしれません。

それでは、今回はこの辺で失礼致します。

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