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夏バテと秋バテ

こんにちは。広報チームの岡野です。

9月の第1週が終わりましたが、流石に、まだまだ暑いですね。

ここ数日は台風の影響からか、ジメジメと湿気を含んだ風や急な雷もあり、気候が落ち着かないところがありますが、8月暑さと比べると明け方などには、「何だかんだ、9月に入ったんだ…」と感じる日が増えてきているなぁ…とも思います。

この夏から秋への季節の移り変わり。

だんだん涼しく過ごしやすくなるにつれ、身体が楽になるかと思いきや、逆にしんどくなってしまう“秋バテ”というものが存在するのを、以前このブログで記事にさせて頂いたことがあります。

“へ? そんなの読んでないよ?”という方も多くいらっしゃるかと思いますので、この場を借りて、補足を挿みつつ、さらっとおさらいしてみますね。

秋バテとは…

「夏バテを起こすような生活(水分不足・冷たい物の取り過ぎ・クーラー病・長期休暇中にやってしまいがちな睡眠不足)をしてしまったために、バランスを崩してしまった自律神経が、秋口からの朝夕と日中との寒暖差や秋雨などの低気圧にさらされ、更なる不調を来たしたもの」です。

要は、夏バテの先にあるのが、秋バテなんですね。夏バテが回復せずに秋バテになってしまうパターンもありますし、夏は乗り切ったけれど、気候の移ろいに身体が対応しきれずに秋バテを発症してしまうパターンもあるんですね。

そして、そこに追い討ちをかけてしまうのが、秋口にやってしまいがちな“うっかり日焼け”。

こちらの理由としては…

①日光により皮膚の表面温度が上昇することから、発汗による身体の水分不足を招きやすく、そうなると血中の水分が減り、血液が濃くなる。結果、濃い血液は身体の老廃物をうまく運べず、徐々に疲れが溜まる。

②日光に含まれる紫外線は、身体の中の疲労物質である活性酸素を増やしてしまう。すると身体は抗酸化物質で対抗しようとする。しかし、身体が抗酸化物質として使用する栄養素は、疲労回復のために使用する栄養素と同じもののため、不足しがちになる。

…ということなんですね。

日焼け止め対策は、何も美容を気にする女性だけがするものではなく、無駄な疲労を蓄積しないために誰もが行うべきものなんですね。

…と、おさらいとしてはこんな感じなのですが、今回なぜ筆者が秋バテについて、もう1度記事にしようと思ったかと言いますと、今年は秋バテの発症が例年よりも多いんじゃないだろうか…というような内容の記事を目にしたからなんですね。

その要因として言われていたのが…新型コロナ対策による外出自粛です。

今年の夏は、アウトドア派の方からすると、1シーズン無かったも同然の年だったのではないかと筆者は思うのですが…どうでしょうか?

イベントも少なかったですし、そんなことからも、“空調のよく効いた部屋でステイホーム”して過ごしてしまった方が、例年より多いと考えられているんですね。

また、テレワークなどで人が減ったオフィスや、電車・バスなどで、冷房が効きすぎるなんてこともあったようです。

もし、このような状況に身を置いてしまっていた場合…残念ながら、クーラー病による夏バテ・秋バテへのリスクが高くなるんですね。

そのため今年は、通常であれば夏バテ・秋バテと無縁だったはずの人も、夏バテ・秋バテしてしまいやすい年だったと言えるんです。

では、既に夏バテを発症してしまった方も、秋バテに備えたい方も、具体的に、対策として何が出来るかというと…

①身体を冷やさない

②疲労を溜めない

…になるかと思います。

“①身体を冷やさない”というのには、自立神経を回復させる狙いがあります。そのための方法はたくさんありますが、まずは空調温度を見直すこともそうですが、お風呂にきちんと浸かったり、冷たい飲み物は控えて、常温~温かい飲み物を飲んだり…というのが、手っ取り早く始められる方法かなと思います。

“②の疲労を溜めない”については、しっかりと睡眠をとり、身体が疲労回復に必要とする栄養素や水分をしっかり摂取することが大切です。疲労物質である活性酸素に対抗する栄養素は、ビタミンA、C、Eや、ゴマに含まれているセサミンなどがありますよ。

しかし、どうにも症状が辛いときには、お医者さんに相談してみるのもよいと思います。

特に漢方には、身体を温めることを得意とする処方があり、それらは冷え症にも効果があるとされていますので、クーラー病とも相性がバッチリですよ。

…さて今回は、新型コロナ対策である外出自粛で懸念されている、夏バテの発展型である秋バテについて、おさらいの記事となりました。

新型コロナという大きな波の中で、つい見過ごしてしまいそうになる秋バテの存在ですが…筆者が早めに対処をしたいと考えるのには、理由があるんです。

夏バテ・秋バテに関わっている自律神経なのですが、こちらは腸の動きにも大きく関与しています。腸というのは免疫力と大きな繋がりがあるので、自律神経の機能低下は、免疫力の低下に直結しているとも言えるんですね。

今年の秋以降は、新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行するという“ツインデミック”が懸念されています。

これらのウィルスに打ち勝つためにも、自律神経、しっかりとケアをしておきたいですね。

それでは、今回はこの辺で失礼致します。

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