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宇宙天気予報

こんにちは。広報チームの岡野です。

 

セミの声が聞こえてきて、学校からはプールの授業を楽しむ子ども達の声、花壇を見れば真っ赤なサルビアが咲いている。

セミもプールもサルビアも、俳句で言えば、ばっちり7月の季語…ということで「THE 夏」という感じですね。

 

筆者、恐らく、皆さまと同じでどんな季節でも毎日の天気予報のチェックはするのですが、暑さ指数であったり、夕立であったり、台風であったりと…天気に関わる気がかりが増える今の季節は、一日のうちに天気予報を見る回数が一番多い時期のように思います。

 

しかし、いくら天気が気になるとは言っても、普段から目にするのは、自身が住んでいる地域の天気予報くらいですよね。

たまに、親類の住む地域であるとか、旅行先であるとかの天気予報はチェックするとしても、それでもあくまで見るのは、“地上の天気予報”ではないでしょうか?

 

“地上の天気予報って、この人、いったい何を言っているんだ??”と思ってくださった方、ありがとうございます。

ポイントは、そこなんですね。

“地上の天気予報”の他にも、生活に直結してくることが考えられる天気予報が存在するんです。

それが、“宇宙天気予報”です。

 

“いやいや、宇宙って…”と思われた方、分かります。

当然です。全然、親近感が沸きませんよね。

 

しかし、宇宙天気予報の中に“太陽フレアの動向”が含まれると言うと、ピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、先月27日、総務省から、太陽フレア影響による最悪の被害想定が発表されているんです。

具体的には、発表資料を見ていただくのが、一番正確なのですが、内容を、本当にざっくりと掻い摘んで言ってしまうと、“太陽フレアという太陽の爆発が活発になって、それが、2週間続いてしまった場合、太陽から放出される物質が地球に到達したときに、やっぱり2週間程度は、通信障害・航空機の運航抑制・大規模停電など、生活に密接した被害が発生する可能性があるから、対策強化に向けた取り組みを進めるよ”という内容なんですね。

 

何かの都市伝説??と思ってしまう内容ですよね。

スケールについていけない感が否めません。

 

ですが、実際、過去数回、太陽フレアは地上に被害をもたらしているんですよ。

それは、電信機器をショートさせて火災を発生させたり、電力システムを破壊して大規模停電を発生させたり、人工衛星を機能障害に陥らせたり、通信障害を発生させたり…

新しいところでは、今年の2月です。

打ち上げた人工衛星49基のうち40基以上が、太陽フレアで放出された物質の影響を受けて、機能不全に陥っているんです。

 

過去よりも更に、電力、そして、ネットワークに依存している我々にとって、大規模停電や通信障害は、全く無視できない事柄ですよね。

つい先日も、大手携帯会社が大規模な通信障害を発生させてしまいましたが、それがもっと大規模に、数日~十数日に渡り、停電や下手をすれば火災を伴って発生することが考えられるという訳ですね。

残念ながら、現段階では、ライフラインへの影響が避けられないでしょう。

 

そんな太陽フレアなのですが、既に、太陽活動が活発になる、2025年7月頃に頻発すると予測されているんですね。

政府は、太陽フレア警報の強化と宇宙天気予報の精度向上に力を入れていく方針との発表をしています。また、関係する各会社でも、太陽フレアに対応できる人材の育成にあたっているそうですよ。

 

なかなか、一般人である筆者などは、何をどう対策していいものか、判断が難しいですし、地上の天気予報の方が、毎日の生活には関係していますが…

宇宙の天気予報も、たまにはチェックしておきたいですね。

 

それでは、今回はこの辺で、失礼いたします。

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