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食わず嫌いは世界観を狭める

 

こんにちは。冨田です。

先日、友人が出演するということでミュージカルを観てきました。ミュージカルを観るのは生まれて初めてです。

実は、ミュージカルに対しては昔から何となくネガティブなイメージを持っていました。お芝居をしながら歌って踊って、それを観て何が面白いんだろうなと思っていました。

で、実際に観た結果どうだったかというと、控えめに言って「ブラボー!」でした。

なんで今まで食わず嫌いをしてきたのだろうと悔い改めました。

それでは、ミュージカルのどこが良かったのか、私なりの感想をまとめてみました。

 

キャストの表情が細かい

出演しているキャストさんは、舞台俳優というだけあって、演技がめちゃくちゃ上手いです。上手いと言うとおこがましいですが、とにかくプロだなあと感じました。(座長は元宝塚です)

セリフを喋っているキャストさんだけでなく、周りにいるキャストさん達も、いちいち表情が細かい。まったく手を抜いていないです。

今回の劇場は舞台と客席が近かったのですが、お客さんのすぐ目の前で、全力で表情をつくってお芝居をしていました。完全に物語の世界へ入り込んでいるんだなぁと感じました。

あと、舞台化粧がすごく映えていました。ツケマぎゅーんで、目鼻立ちの掘りがえげつない。少女マンガから飛び出てきたような感じでした。

 

衣装や演出が細かい

化粧と同じく、衣装もすごく凝っていました。「ジャンヌダルク」という演劇だったのですが、フランス軍とイギリス軍のそれぞれの派手な軍服。そして槍や弓などの小道具、張りつけられる処刑台など。

そして踊り子さんたちの華やかな衣装、そんなに予算をかけられない中で、いろいろ工夫している様子が伺えました。

クライマックスでは、雪に見立てた紙吹雪をサーキュレーターで吹き飛ばしていました。キャストだけでなく、演出を助ける裏方さんの動きもとても機敏でした。

 

歌やダンスが上手すぎ

そして一番驚いたのが、歌がめちゃくちゃ上手いことです。しかも踊りながら、息を切らさずに良い声で歌います。これもしかして口パクか?と思わせるくらい凄かったです。

ミュージカルなので当然と言えば当然なのですが、やっぱり歌って踊って観客を魅了させるのが、この舞台の最大の特徴であり魅力なのだと感じました。

私の友人はダンサーなので、ダンスは当然ながらキレッキレでしたが、歌うことはありません。ですが、主役級のキャストさんはダンスしながら歌って、さらに長尺のセリフを完璧にこなします。

才能があるのはもちろんですが、ものすごく稽古したんだなぁと感心する他ありませんでした。

 

ライブという圧倒的な力

こういう舞台は、やっぱり「ライブ」に限ります。臨場感が半端じゃありません。

そして、セリフを飛ばせない緊張感があります。ドラマや映画のシーンは何度も撮り直しができますが、舞台はまさに一発勝負。観る方も緊張感があり目が離せません。

あと、お客さんの中でミュージカル慣れしている人なのか、ところどころで「拍手」をする瞬間がありました。それに合わせて他のお客さんも同じように拍手しました。

ああ、演者とお客さんの間では、こういう風にコミュニケーションをとっているんだなと思いました。

 

他のエンタメとの比較

ミュージカルは一つのエンタメです。それでは、その他のエンタメとはどんな違いがあるのか、比較をしてみましょう。

映画:映画はチケットが安く、いつでもどこでもやっているので、気軽に観れるエンタメですね。大型スクリーンで音響もいいので、家でネトフリ観るよりも迫力がすごいです。ただ、ミュージカルのように生身の人間がやっているわけじゃないので、そのあたりの違いはありますね。

歌舞伎:歌舞伎は日本の伝統的な演劇形式で、独特の演技スタイル、化粧、衣装が特徴的です。一方ミュージカルは、西洋の音楽と演劇の要素を組み合わせたもので、現代的なテーマや演出が多いのが特徴です。

落語:落語は、一人の語り手が複数のキャラクターを演じ分ける口演芸術です。シンプルな舞台装置と親密な雰囲気で、ユーモアや風刺でお客さんを魅了します。一方ミュージカルは、大掛かりなプロダクション、多くのキャストで行い、音楽とダンスでお客を魅了します。

 

最後に

このように、同じエンタメでも特徴がはっきり分かれます。もちろん、人それぞれの好みにはなるのですが、まだ観たことがないというエンタメがあれば、一度試してみる価値はあると思います。

私も食わず嫌いでミュージカルを観ていなかったのですが、いざ観てみると、今までに無い新しい世界観を感じることができました。

ということで、皆さんも今年は何か新しいものを見に行ってみてはいかがでしょうか。

それではまた。


PS:劇場帰りに見たスカイツリーが素敵すぎました。

 

 

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