「自信があるから行動する」のではない

こんにちは。冨田です。

何か新しいことにチャレンジするとき、「自信がないから行動に移せない」なんてことはありませんか？

でも、最初から自信に満ち溢れている人なんていません。実際、どんなに大きな成功を収めた人でも、最初は多くの不安があったはずです。でも、行動することで徐々に自信がついていくのです。

大切なのは、まずは一歩踏み出すことです。

今日は、「行動するから自信がつく」という考え方について、いくつかの視点で掘り下げてみたいと思います。

「自信がついてから行動」は幻想

「自信がないから動けない」というのは幻想です。
なぜなら、自信なんて最初から備わっているものではなく、実際に動いて経験を積む中で育っていくものだからです。

たとえば、初めて自転車に乗るとき、誰もが最初は恐る恐るペダルを踏んでいるはずです。当然、バランスを崩したり転んだりしますが、その失敗を繰り返すうちに少しずつ乗れるようになります。
そして、「自分にもできる」という自信が生まれてくるのです。

新しい趣味に挑戦する、転職や留学に挑む、恋愛に一歩踏み出す……どれも最初は「自信がない」と感じるものです。しかし、待っているだけでは何も変わりません。
初めの一歩は小さくても「やってみる」ことが何よりも大切なのです。

失敗した時の向き合い方が大事

行動すれば必ずと言っていいほど「失敗」はつきものです。大切なのは、その失敗をどう受け止め、どう次に活かすかということです。

たとえば、料理をレシピ通りに作っても味がイマイチだった経験、仕事でプレゼンをして上手く伝えられなかった経験、恋愛でうまくいかなかった経験など、誰だって「うまくいかなかった」と感じる瞬間はあると思います。

ここで大事なのは、失敗を単なる「ミス」として終わらせないことです。失敗の原因をしっかりと見つけて、何が足りなかったのか、どうすれば次はうまくいくのかを考えることが重要です。

失敗を通じて自分の弱点や改善点を知り、次の挑戦に活かす。そうすることで、次の「成功確率」を上げられるということです。

強い思いがあってこそ

一度の失敗ですぐに諦めてしまう人がいますが、そういう人はそもそも「思い」が弱いのです。「どうしてもやりたい」という強い思いがないと、すぐに折れてしまいます。

逆に、「本当にやりたい」と心から思えることがあれば、ある意味で勝ちです。失敗を失敗と捉えないからですね。失敗は成功するための「プロセス」と思っているから、成功するまでチャレンジすることができます。

実際、成功者たちの多くは、数え切れないほどの失敗を乗り越えてきました。それは、彼らが本当にやりたいことに対して揺るがぬ「情熱」を持っていたからです。

情熱は行動の原動力であり、そのエネルギーが結果へつながり、そして「自信」がついていくのだと思います。

ピボットしても構わない

とはいえ、行動し続けた結果、最初に掲げた目標や計画が、必ずしも最終的なゴールに直結するとは限りません。
実際に行動を続けていく中で、「もしかすると、これは自分にとって本当にやりたいことではないのかもしれない」と感じることはよくあります。
そんなとき、方向転換、いわゆる「ピボット」をするのは、決してネガティブなことではありません。

ピボットとは、途中で軌道修正をすることで、失敗と見える経験さえも、次へのステップに変える柔軟な考え方なのです。

自分の内面や市場の変化を敏感に感じ取り、必要に応じて方向を変えることで、最終的には本当にやりたいことにたどり着けるものです。

まとめ

さて話をまとめると、最初は不安で自信がなくても、一歩踏み出してみることで「小さな成功体験」を得て、そして徐々に「自信」がついていくものです。

「自信があるから行動する」ではなく、「行動するから自信がつく」

この順番が正しいです。

それではまた。

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