「YAZAWAなら何て言うかな」を活用してみる
こんにちは。冨田です。
巷ではよく、自己ブランディングをしようとか、セルフイメージを上げようとか言われますよね。自己啓発本などに書かれているようなことです。
でも実際のところ、それを実践するのはなかなか難しいものです。なぜかというと、それらの言葉は、抽象的だからです。
自己ブランディングとは何なのか、セルフイメージを上げるとはどういうことなのか、もっと解像度を上げて、具体的にイメージすることが必要です。
そこで今日は、その方法をひとつお教えします。
YAZAWAなら…
結論から言うと、「YAZAWAなら何て言うかな」を活用してみることです。
これは有名な言葉なので知っている人も多いでしょう。
矢沢永吉さんは、日本のロック界のカリスマでありレジェンドです。彼は音楽だけでなく、その生き様、そして「YAZAWA」という強烈なキャラクターを通じて、多くの人々に影響を与えてきました。
そんな矢沢永吉さんの有名なエピソードです。
あるとき、イベントスタッフが、矢沢さんが泊まるホテルのスイートを取ろうとしたのですが、手違いでツインを取ってしまい、スタッフが慌てて謝ると、矢沢さんはこう答えたそうです。
「あぁ、そうなの? いいよ、部屋がない訳じゃないんだから、気にしないでよ! ボクは別にいいから。ただ、ボクは別にいいんだけど、YAZAWAが何て言うかな?」
直後、あっという間にスイートが用意された、とも伝えられています。
矢沢永吉さん一個人としては、どんな部屋でも構わないと思っているのですが、あのロックスター「YAZAWA」が泊まる部屋は、スイートルームじゃなきゃマズイでしょ。と言っているのです。
矢沢さん自身と、ロックスター「YAZAWA」を完全に切り離しています。「YAZAWA」は確固としたキャラクターとして一人歩きしているのです。つまり、矢沢さん本人とは別人格というわけです。
キャラクターを作ってみる
このように、自分自身と切り離したキャラクターを作ってしまえば良いのです。とはいえ「YAZAWA」級のキャラクターにするのは無理がありますので、もっとソフトで身近な感じで。
たとえば、
「ユーモアがあって誰とでも打ち解けられるキャラ」
「飲み会は必ず1次会で帰るキャラ」
「昔からずっとスリムで体型が変わらないキャラ」
「任された仕事はミスなく終わらせるキャラ」
「メールには即レスするキャラ」
「会議やミーティングでは司会進行するキャラ」
などなど。
このように、自分のアイデンティティをもとにキャラを設定してしまいます。もっと言えば、職場内、家庭内、それぞれのコミュニティ内でキャラクターを変えても良いのです。
そもそも、アイデンティティは一つではなく、相手との相対的な距離感で自分のキャラが決まるものですから。
そして、自身がそのキャラクターを演じることで、セルフイメージを上げ、自己ブランディングを確立するのです。
まとめ
自己ブランディングやセルフイメージを高めるためには、自分とは別のキャラクターを作って、それを演じてみることです。
そうすると、結果的に自分の新しい一面を引き出すことができます。
ゲーム感覚で楽しみながら、自分に合ったキャラクターを見つけてみてください。そうすることで、自然とセルフイメージもアップし、自己ブランディングができると思います。
あなたの、「YAZAWA」を作ってみてください。
それではまた。
********************************************
プロスキャリアでは工場内での製造のお仕事からピッキング・軽作業など多数ご用意しております。 高収入のお仕事が多く、正社員登用実績も多数あります。神奈川・東京で仕事をお探しの方はぜひお問い合わせください! お仕事情報「ジョブ&キャリア」
コーポレートサイト https://proscareer.co.jp/
Facebook X Instagram YouTube TikTok note
********************************************