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肌で感じたアメリカの文化

 

こんにちは。冨田です。

先日、アメリカ(ロサンゼルスとサンディエゴ)に行ってきました。

実際に現地へ行ってみて感じたのが、アメリカの文化は日本とはずいぶん違うなということです。

同じアメリカでも、ハワイやグアムのような観光地と違い、アメリカ本土のローカルの暮らしぶりは、私たち日本人の常識を覆すものでした。

そこで今日は、私が実際に肌で感じた「アメリカの文化」について、皆さんに共有したいと思います。

 

①赤信号でも「GO」

アメリカでは、右折車(日本では左折車)は、赤信号でも車が来ていなければ行っても良いルールのようです。
これ、知らない人は本当びっくりすると思います。
信号が「赤」でも進んで良いなんて、日本ではあり得ないですよね。

でも、よくよく考えたら、「車が来ていないなら行けば良い」というのは、とても合理的な考えです。

そして、ロサンゼルスでは特に感じましたが、車の運転がみんなアグレッシブ(荒い)です。
追い越し車線とかは関係なく、右へ左へ、みんなガンガン抜かしていきます。
ウインカー出すと同時にもう動いているし、ウインカーすら出さない人も少なくないです。
注意して見ていないと危なくてしょうがないです。

 

②自動運転車「Waymo」

自動運転車の「Waymo(ウェイモ)」 が普通に公道で走っていました。
いわゆる「無人運転タクシー」なのですが、ロサンゼルス市街をけっこうな台数が走っていました。

そして、ふだんは運転が荒いドライバーたちも、「Waymo」には気をつかって、道を譲っているようにも見えました。
新しいものを受け入れようとするアメリカの文化が垣間見えました。

③空いていれば座る

飛行機でも、野球のスタジアムでも、飲食店の予約席でも、席が空いていれば人の席でもガンガン座ります。
そして、予約席の人が来たらスッと立ち上がり席を空けます。予約した人も全然怒ることなく、普通にしています。
最初は、ただ単に間違えているのかなと思ったのですが、違いました。

「来ていないなら、来るまで座っちゃえ」という、やはりここでもアメリカ人の合理的な考え方がみえました。

 

④スタジアムのゴミがやばい

メジャーリーグの選手のベンチ内では、ゴミを散らかしているというのは知っていましたが、スタジアムの観客席のゴミはもっとひどかったです。

あの大きなスタジアム内で、あらゆるところにゴミが散乱されていました。
飲み物の空き缶や食べ物の包装紙、ひまわりの種の皮など。とにかく散らかし放題でした。

これ、いったい何人もの清掃員が必要なんだろう?と心配になりました。むちゃくちゃ人件費がかかっているはずです。

でも、その人件費を支払うのは球団であり、そのコストはチケットやグッズ価格に転嫁して販売しています。
つまり、ゴミを捨てていった張本人であるお客さんが、そのコストを負担しているということです。

⑤とにかくルールには厳格

アメリカ人は、基本的には気さくでウェルカムな対応をしてくれるのですが、ルールには厳格です。

たとえばBARに入るのにID(パスポート)を忘れたとか、スタジアムに持ち込むバッグのサイズがわずかでもはみ出していれば、問答無用で「NO」を突きつけます。

日本であれば、多少は融通きかせてくれることもあると思うのですが、アメリカでは一切妥協しません。

これは思うに、アメリカでは様々な人種がいて、テロ対策や防犯に関しては、特に厳しくルール化されていんだろうなと感じました。

 

⑥コミュニケーションの国

アメリカ人には、「人とのコミュニケーション」が根幹にあると思います。
スタジアムでもお店でも、みんな常に会話を楽しんでいます。どこへ行ってもザワザワしている感じです。

お店のスタッフは、お客さんとコミュニケーションをとることが普通です。挨拶したり雑談したり。
日本のようなマニュアル通りの接客ではなく、一人一人が個性を発揮している感じです。

そして、とにかくみんな明るいです。
アメリカ人にとって、会話をすることは呼吸をするようなものなんだと思います。
日本人には無い文化です。

 

⑦言葉がシンプル

たとえば、日本では「自分」のことを「俺、僕、私、ワシ」など、シーンにより使い分けますが、アメリカでは「I」のみです。相手のことは「You」のみです。

相手が目上の人でも、敬語も謙譲語もありません。すべて同じ単語を使います。
ですが、その分、顔の表情やボディランゲージでニュアンスを伝えています。

あと、コテコテの日本人が、変に発音を上手くしようとしない事です(私の事です)
日本語の発音では伝わらないと思い、変にネイティブ風に発音しても、余計に伝わりません。
自分では英語っぽい発音をしているつもりでも、口の中でモゴモゴ言っているだけで、相手には伝わっていません。

そこはもう、思いっきり「カタカナ英語」で発声した方が相手に伝わります。
変にカッコつけない事ですね。

 

⑧光と影

ロサンゼルスでは、繁華街でも田舎道でも、ホームレスや薬物中毒者がそこら中にいました。
それはもう、日常に溶け込んでいるように。

日本のホームレスは河川敷や公園などにいますが、観光客が歩いている傍で堂々と寝そべっている姿は見かけませんよね。


(これはコンビニ前で寝ているホームレスです)

あと、夜遅くに街を歩いていると、ギャングのような輩に強盗に遭うリスクがあります。
実際、アメリカ滞在中に、ロサンゼルスの観光地「リトルトーキョー」前で強盗にあった日本人観光客がいたみたいです。
(ドジャースタジアム帰りに大谷のユニフォームを着た日本人が狙われました)

 

最後に

ということで、今回アメリカに行ってみて、もともと自分が抱いていたイメージと、実際との答え合わせが出来たことは良かったです。

今回は、ロサンゼルスとサンディエゴのみでしたが、基本的なアメリカの文化は肌で感じられたと思います。

ざっくり言うと、「アメリカ人は人生を楽しんでいる」なと感じました。

だからと言って、アメリカに住みたいとは思いません。やっぱり住むのは日本が良いですね。アメリカは旅行で楽しむところです。

「アメリカ」と「日本」を比べて、どちらが良いとか悪いとかいう話ではありません。
ただ「文化が違う」ということです。
それを知っておくことが大事なのです。

それではまた。

 

 

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