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簡単に価格を上げられる「5つの方法」

 

こんにちは。冨田です。

人はモノを買う時、何を基準にして買うのでしょうか。値段、性能、体験と、さまざまな基準があります。これらをしっかり理解することで、同じ商品だったとしても、簡単に価格を上げられます。

そんな簡単に価格を上げることが出来るの?そんな方法があるなら教えてよ!と思われたあなたに、今日は特別に価格を上げるための「5つの方法」をお教えします。

 

①パッケージを変える

たとえば、ふるさと納税の返礼品でよくある地方の農産物や魚介類、あるいは牛肉や豚肉ですが、普通の入れ物に入れて売るのではなく、豪華な木箱に入れ、敷物もしっかりとした素材の布で包むと、それだけで高級感が増します。

同じ産地、同じ商品だったとしても、豪華なパッケージに変更するだけで、価格は上げられます。そして、それを購入する消費者にとっても、納得感、満足感を得ることができます。

 

②プレゼント仕様にする

これは上記につながることですが、自分で消費する商品にするのではなく、他者に贈るための「プレゼント仕様」にすれば価格は上げられます。

想像してみてください。
人から何かプレゼントされた時に、「自分で買うことはないけど貰えると嬉しいよな」と思ったことはありませんか。

あるいは逆の立場で、自分で買って食べることはないけど、プレゼントで買うなら高級な物が良いな、と思ったことはありませんか。

たとえば、両親に感謝の意を込めてプレゼントを贈る際に、自分で食べるためには絶対に買わない「高級な果物」とか、自分で買って飲むことはない「高級なお酒」とか。

あるいは、祖父母が孫たちに買ってあげるプレゼントは、プライスレスだったりします。とにかく孫たちの喜ぶ姿が見たい一心なので、価格は関係ありません。(ただその場合は、孫の親である子供たちに注意されます)

 

③空間、演出を変える

たとえば、100円で売っている缶コーラは、もちろん100円の価値しかありません。ただ、このコーラがオシャレなグラスに注がれ、キンキンに冷やされた状態で出されたらどうでしょうか?500円くらいは払えますよね。

さらに、そのコーラを飲む場所が喫茶店などではなく、ホテルのラウンジやスイートルームで出された場合には、その価値は優に1000円は超えてきます。まったく同じ成分で、まったく同じ量なのに、価格は10倍です。

たとえばお祭りや花火大会ですが、これは当たり前ですが、無料で一般の人が普通に観ることができます。

ただ、そこにVIP特設席を設けるだけで、数万円のチケットが売れます。同じお祭りや花火を観るだけなのに、少し工夫するだけで新しい価値が生まれます。

 

④お客様を絞ること

一番簡単なのが、数量限定にして価格を上げることです。売れ切れゴメンの希少価値をつければ、高くてもみんな買います。しかも行列を作って。

あるいは、ブランド戦略としてお客様を絞ることです。トヨタのレクサスや、センチュリー、日産のプレジデントなどは、他の車種に比べて極端に高い値段で売っています。

トヨタ、日産自体は一般大衆メーカーなのですが、特別な車種だけは一般の人では手が届かない価格となっています。このように、買えるお客様を絞ることで価格は上げられます。

他にも高級ブティックがあります。ルイヴィトンやエルメス、シャネルやグッチなどは、大勢の人が行き交う銀座の一等地にドンと店を構え、一部の人しか買えない高額の商品を置いています。

これがお客様を絞るブランド戦略です。

 

⑤コンサルや伴奏支援

たとえばソフトウェア会社が、通常のライセンス販売に加えて、導入支援やその後のコンサルティングサービスを付加した場合には、価格を上げられます。

月に一回の定例ミーティングを行い、前月の振り返りで数値分析をしたり、次月以降の改善提案をするなど、法人相手にはこのように伴奏支援をすることで付加価値を作れます。

もっと身近なところでいうと、携帯電話のキャリアショップがあります。若者であればネットで契約手続きができますが、高齢者の方は手取り足取り教えてもらわないと契約出来ません。

ネットで完結できるプランは月額料金も割安でお得なのですが、ショップに行って店員さんにお願いする場合には正規の料金を取られます。でも、それでも良いのです。高齢者にとってみれば、少々高くついても、人にしっかり教えてもらいたいのです。

なんなら、操作方法を教えてもらうスクールにも通います。なので、携帯電話ショップとしては、このようなユーザーに向けて手厚いサービスを用意することで価格を上げられます。

 

まとめ

さて、いかがでしょうか。今日は価格を上げるための「5つの方法」をご紹介しました。

同じ素材、同じ製品でも、少し工夫を加えることで価格を上げられます。売る相手を変えるだけで価格を上げられます。

それでは最後にひとつ。

普段、缶ビールをそのまま飲んでいる人は、ぜひビールグラスを使用してみてください。出来ればガラスの厚みが薄いグラスです。

そして、飲む前には冷蔵庫でキンキンに冷やしておいてください。缶ビールからグラスに注ぐ際には、グラスを傾け斜めからゆっくり注ぎ、適度な泡を作りましょう。

発泡酒でも第三のビールでも、ビールグラスを変えるだけで劇的に味が変わります。

ぜひお試しください。

それではまた。

 

 

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