新しいこと
こんにちは。広報チームの岡野です。
以前、このブログで“何か新しいことを始めてみようかなぁ…”なんてことをボソリと呟いていたのですが、今回はその伏線を回収しますね。
筆者は現在、長く続けていた趣味が全て封印されてしまっている状態にあるんですね。
というのも、筆者の趣味はピアノであったり、パソコンイジり(ハードもソフトも触りますよ~)であったりするのです。
これが、とことん子育て…特に、0、1、2歳の子どもと相性が悪いんですねぇ…。
筆者がピアノを弾こうものなら、もれなく子ども達の乱入で連弾になりますし、パソコンに至っては、イタズラが怖くて子ども達の近くには置けません。
まとまった時間といえば、深夜。
ピアノは自動的に却下ですから残す選択肢はパソコン。
眠たい目を擦りつつ、夜泣き大会の開幕に怯えながら…“ツールをつくる?拡張しちゃう? それとも…睡眠時間?”というような、不毛な戦いが繰り広げられる事となるんです。
しかし、日々、何の趣味もなく過ごすのは、いくら子育て中とはいえ生活に潤いがありませんよね…。
でも、“何か新しいこと”と言っても、筆者宅にはまだ乳幼児がいますから、日中思うように外出するのは至難の業…というかほぼ不可能なんです。
そんなわけで、筆者が選択すべき趣味は、“外出の必要がなく、作業を始めても一時中断が可能。更に、時間帯にも縛られないこと。もう1つ言えば、子どもが参加出来たりすると尚可”という条件が付くことになったんですね。
さて、この条件で何が出来るだろう…と考えていたのですが、実は筆者の子ども達、水族館が大好きなんですね。
でも、インフルエンザや、昨今の新型コロナウィルスを警戒して、昨年末辺りからなかなか連れて行ってあげることが出来なくなっていたのですが…
とうとう、先日、ホームセンターに行ったときに、子ども達が熱帯魚コーナーから動かなくなってしまいました…。
その時は、「お魚さんのお家がないから連れて帰れないよ~」と、なんとか子ども達に納得してもらったのですが、帰宅後、1番上の子からまさかの一言…。
「で、魚の家はいつ来るの?」
お魚のお家がないなら買ってくればいいじゃない…と、既に脳内では、水槽を購入予定だったのです…。
正直、“こりゃどうしたものか…”と思ったのですが、この1番上の子の発言には、筆者、身に覚えがあるんですね…。
実を申しますと…
筆者は、小学生の時に、学校で観察に使っていたメダカを引き取って以来、高校生になる頃まで、自分の部屋で熱帯魚を飼っていたんです。
当時は、全てをお小遣いの範囲内で賄っていたので、飼育環境も決して整っていたとは言えず、飼える魚の種類も限られていたのですが…
“今また始めたらもっと楽しめるんじゃない?”
“子ども達も見てて面白いんじゃない?”
…という結論に至ったんです。
そうと決まればそこからは早かったですね。
とりあえずは、学生時代に“やってみたいなぁ…”と思っていた、淡水水槽を作ってみようと、流木を配置してみたり、水草を植えてみたり…。
元々、魚を飼育していた経験はあるものの、本物の水草がある水槽は今回が初めて。
小さな庭のガーデニングをするような感覚で、自然の風景を切り取ったような水槽を作れたら…とイメージしながら、素人なりに頑張ったんじゃないかなぁ…?と思います。
ちなみにですが、人間は慣れていないことをする時に、脳の前頭葉という部分が活性化され、集中力や行動力が高まる傾向にあるんだそうです。
逆に、あまり前頭葉を使わない生活をしていると、記憶障害が出てきて物忘れが酷くなるとも言われています。
筆者、レイアウトを決めたり、ややもすれば、水面に浮いてくる水草を植えるのに悪戦苦闘しておりましたから、きっとその時の筆者の前頭葉は、フル回転していたに違いないですね…。(少しは物忘れが止まるといいのですが…)
と、まぁ、そうして出来上がった水槽は、今リビングに置いています。
水草が多いので、観葉植物の寄せ植えを置いているような感じになり、ちょっとした癒やし空間になっています。
このブログで以前、現代人が自然と触れ合う機会が減っていること、また、それによって身体に不調が出ている可能性についてを、ちょろっと書かせて頂きましたが、さほど大きくない水草水槽を1つ置くだけで、意外なほど癒されるというのは、自身がどのくらい自然を欲しているのかというのを再認識させられる良い機会になりました。
また、ここのところの新型コロナウィルス対策で、家族全員休日も外出を制限しているわけですが、やはり子ども達は外に出たいんでしょうね。
でも、水槽を眺めたり、魚に餌をあげたりと…小さくても自然のものに触れることで、子ども達も子ども達なりの癒され方をしているようです。
余談ですが、今、筆者宅の水槽には、野生での絶滅が危惧されている魚がいます。
筆者が初めて飼った魚…そう、メダカです。
絶滅危惧種だと発表があった時には、あまりに身近過ぎる魚なので、報道でも取り上げられていましたね。
筆者もびっくりしたものですが、野生のメダカが住むことが出来る環境がなくなってきているんですね。
原因は農薬であったり、土地開発であったり、外来種の持ち込みであったりします。
本物の“メダカの学校”が、見られなくなるかもしれない…と思うと、とても寂しいですよね。
家の水槽で泳ぐメダカを見ながら、“遠い親戚が住む野山が守られるといいねぇ”と思ったことをきっかけに、今回の記事となりました。
それでは、この辺で失礼致します。
********************************************
プロスキャリアでは工場内での製造のお仕事からピッキング・軽作業など多数ご用意しております。高収入のお仕事が多く、正社員登用実績も多数あります。神奈川・東京で仕事をお探しの方はぜひお問い合わせください! お仕事検索「ジョブ&キャリア」
コーポレートサイト https://proscareer.co.jp/
********************************************