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パスタの種類

こんにちは。広報チームの岡野です。

この時期、例年通りであれば夏休み期間中ということで、子ども達が毎日のように

「今日はこれで遊ぶんだ」「明日は何をするんだ」「どこかに連れて行って」と、それはもう連日のお遊び計画に加えたお出かけ要求があるのですが…

今年は新型コロナウィルスの影響で休校・休園期間があったことから、夏休みが短縮され、登校・登園があるという、子ども達にとっては、夏休みらしくない夏休みとなっている様子ですね。

しかし、うちの子達を見ている限り、子ども達は子ども達なりに、それぞれがこの夏を謳歌すべく行動しているようで…そこに柔軟性やたくましさを感じることも多々あったりします。

そして、充実した時間を過ごしていると…がっつりとお腹が空くようです。

もともと麺類が好きな子達なのですが、最近は何やらパスタにハマっている様子で…何が食べたいかと聞くと、「何かのスパゲッティ」と返ってくるんですね。

そこで、筆者も“今日は何のスパゲッティにするかなぁ…”なんて考え始めるわけですが、ここで筆者、あることに気が付いちゃったんです。

我が家の子ども達、“麺状のパスタ=スパゲッティ”になっちゃってるんですよ…。

でも、麺状のパスタは、何もスパゲッティだけじゃないですよね?

と、そんな訳で今回は少し“麺状のパスタ”について書いてみたいと思います。

ここで、わざわざ筆者が“麺状のパスタ”と限定したのには訳があります。

パスタにはまず“ロング”と“ショート”があるからなんですね。

ロングに分類するには、25mm前後の長さが必要なんです。

例えば、スパゲッティはロングに分類されているパスタになります。一方、ショートの代表はというと、認知度が高いのはマカロニではないでしょうか。

これだけでも、“パスタ”という言葉が表すものの幅がとても広いことが分かりますよね。

実は、パスタという区切りの中で細かく分類をした日には、数千種が存在するとも言われているのだそうで、とてもここではご紹介しきれないのです。

なので、この場では、“スーパーで見かけることのあるパスタ”かつ“麺状のロングパスタ”に絞ってのご紹介をさせて頂きたいと思います。

その1:スパゲッティ

スーパーの棚にある乾麺のパスタと言えば、まずはコレじゃないでしょうか。

しかし、スパゲッティというのはメーカーによって少し差があるものの、おおむね「太さ約1.6mm~1.9mmで、断面が円形のロングパスタ」だとされています。結構しっかりと太いんですね。

そんなわけで、この定義から逸脱するものは、スパゲッティではないということになります。

何でもかんでも、スパゲッティというのはちょっと待った…という話なんですね。

その2:スパゲッティーニ

こちらもスーパーの棚でよく見かけるのですが、「1.4mm~1.6mmの太さで、断面が円形のロングパスタ」です。スパゲッティよりも少し細いんですね。実際のところ、スパゲッティと混同されているとも言われているパスタなのですが、立ち居地としては、小ぶりのスパゲッティということで確立されています。

“このスパゲッティ、ちょっと細いかな…”と思ったら、それはスパゲッティーニとみるのが妥当なところでしょう。

その3:フェデリーニ

こちらは「1.2mm~1.4mmの太さで、断面が円形のロングパスタ」です。スパゲッティーニよりさらに細くて、“ヴェルミチェッリ”という名称を使っているメーカーもあります。バジルソースのパスタに使われていることが多いですね。

その4:カッペリーニ

このパスタは本当に細いです。太さでパスタの名前が違うことを知っていれば、まずスパゲティとは間違えない…そんな細さです。規定は「1.0mm前後の太さで、断面が円形のロングパスタ」とされていますが、より細いパスタも含まれるそうです。

よく、冷製パスタで使われているのを見かけますが、これはまさに、“イタリア版そうめん”といった感じでしょうか。

筆者は冷製パスタが好きなので、好んで使うパスタの1つなんです。

…とここまでが、断面が円形のパスタですね。次からは断面の形状が変わってきますよ。

その5:リングイーネ

こちらは「断面が楕円形のロングパスタ」で「楕円の長いところの太さを測ると2mm~3mmの太さ」になるものとされています。パスタを多く置いているスーパーでは、ちょくちょく置かれるようになってきたパスタですね。形状が楕円となったことで、よりソースが絡みやすいと言われています。

その6:フィットチーネ

このパスタはここ数年で、ぐっと見かけるようになったパスタの1つですね。規定は「幅5mm〜10mmの平麺状のロングパスタ」です。ポイントとしては「平麺であること」「卵を使用していること」になるかと思います。“タッリアテッレ”と呼ばれることもあり、イタリアの地方によって呼び方が分かれているとのことですが、ローマ時代から存在したと言われるほど、古くからあるパスタなんだそうですよ。

その7:カッペリ・ダンジェロ

こちらは太さがどう、断面がどう…というより「フィットチーネの、極細カッペリーニ版」というのが妥当と思います。これより細いパスタはないと言われるほどで、乾麺として売られているのを見かけますが、とても繊細なんです。そのままでは砕けてしまうので、箱型の梱包材に入れられていることが多い印象です。基本はスープに入れて頂くんだそうですよ。

一点気を付けたいのが、メーカーによっては、カッペリーニの別称として、カッペリ・ダンジェロの名を付けていることがある点です。どちらにしても、そのメーカーにおける最も細いパスタに付けられている名前ではありますが、カッペリーニがあるメーカーのカッペリ・ダンジェロの方が、より細くなりそうですね。

ちなみに、カッペリ・ダンジェロとは「天使の髪の毛」と言う意味です。その細さが伝わってきますね。

その8:キタッラ

筆者、このパスタを置いているお店は多くはないと思っていましたが、よくよく見たらあったわ…という感じで、唐突に出会うことのあるパスタの1つですね。特徴は「断面が正方形をしている」こと。何となく曲線をイメージするパスタの中にあって、角張ったパスタなんですね。19世紀ごろからあったパスタと言いますので、それなりの歴史があり、子羊を煮込んだソースで食べる伝統があるんだそうですよ。

その9:ブカティーニ

こちらは、まだレアかもしれませんが、輸入食品を扱っているお店で見かけることがあります。特徴は「およそ5mm以下の太さで、中心に穴が空いている」こと。スパゲッティよりさらに太い麺の真ん中が空洞になっている感じで、イメージとしてはストローですね。

濃い味のソースで頂くと美味しいんだそうですよ。

さて今回は、我が子への“スパゲッティだけがパスタじゃないんだよ”というツッコミから派生した記事でした。

最近、スパゲティを茹でていて思ったことは、“最近は細めのパスタが流行りなのかなぁ”ということです。というのは、久々に見たスパゲッティの太さ…その存在感のあること、あることっ。学生時代に、小さいながらもコース料理もあるようなイタリアンレストランでアルバイトをしていた筆者としては、パスタの太さは、見た目でだいたい分かるようになっていたハズなんですが…。

知らず知らずのうちに、認識というのは変わってしまうものなんだと痛感したんですね。

これは、スパゲッティだけの話に留めておくのではなく、習慣になっている事柄に対しても、たまには基準となるものを再確認しておくのが正しい認識や判断には重要なのかもしれないなぁ…と思った次第です。

それでは、今回はこの辺で失礼致します。

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