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ストレスの分析

こんにちは。広報チームの岡野です。

ここのところ、急に気温が下がり、雪の便りのニュースが一気に流れましたね。

 

寒暖差が激しいと体調を崩しやすいものですが…我が家では、見事に子どもたちが鼻をグスグスとさせ、風邪を引いてしまった様子です。

このご時世、鼻風邪とあっても登校/登園ができないとあって、気を付けてはいたのですが…、悲しいかな、また引きこもりの日々です。

 

筆者はですが、24時間子どもと向き合うというのは、かなりのストレスを感じます。

ストレスに関するセルフケアも、自己管理で仕事のうちと言われる現代において、多大なストレスの原因を放っておくわけにもいきません。なので、ちょっと自分なりに整理してみたんですね。

すると、筆者の場合、これがどうも、子どもがイタズラをしたとか、グズったとか、服を汚したとか…ストレスの原因が、子どもの行動そのものではないということが分かったんですね。

では、何がストレスなのかというと…“自分の時間が、突然、見通しのないまま奪われてしまうこと”へのストレスだったんです。

 

子育て中というのは、割り込みのタスクが非常に多く発生します。

正直、これが仕事であれば、ある程度の割り込みタスクには冷静に対処できるのに…と筆者は思うのですが、何故、子育てに応用できないのか。

それは、子育て中に発生するタスクが、ほぼ全て、緊急を要する案件に属しているからなんです。

待ったなし。どんなに実行中の作業が中途半端でも。今、手を離したら初めからやり直しになりそうなものでも。全て、メモすら残せず、子どものところに駆けつけなければならない事情があるんです。

 

命の危険に関するものが、絶対優先なのは当たり前なので、ここでは割愛するのですが…

例えば、子どもが食卓で汁物を零したとします。

この時、筆者には、零した汁物への対応というタスクが発生するのですが、問題はこのタスクを細分化したタスク達にあります。

筆者が直ぐに駆けつければ、机とその下の床を拭いて、着替えをさせる…という最小のタスク発生で済むことでしょう。

しかし、初動が一歩遅れると、汁物で汚れた衣服を着たままの子どもが移動を開始。ふき取りが必要な範囲はどんどん広がり、カーテンなどに包まって遊ばれた日には、大物洗濯の発生というタスクまで追加されてしまいます。

筆者の聞き及んだものでは、取り込んだ洗濯物や布団にダイブなどの事例もあるんですね。

悲しいかな、原状回復までに必要なタスク量と消費する時間は、比例します…。

割り込みタスクが増えれば、本来やるべきタスクに支障がでるのです。

そのため、被害を最小限に留めるべく、子どもが発生させた割り込みタスクには即時介入が必要なんですが…でも、筆者はそこにストレスを感じてしまっているんですね。

もうちょっと整理すると、発生した割り込みタスクについて、優先順位を決めるコントロール権が筆者にはなく、一切のタイムマネジメントができないということが、ストレスの原因だと言い換えることもできるでしょう。

そして、そもそもが、タスク管理を失敗させる要因の1つである、「タスクによる消費時間の把握ができない」という問題に直面しているんです。

こうなると、もう子どもにタスクを発生させられてしまった時点で、筆者の負けということになります。

発生するタスクの性質上、このストレスの発生をゼロにすることが不可能に近い訳ですね。

しかし、原因が分かったことから、見通しを付けることでストレスの軽減を図ることができるのではないか…という検討ができるようになった訳です。

仕事での対処法と照らし合わせて、応用が可能なものをチョイスするなら、割り込みタスク発生予防策と、発生時の負担軽減対策といったところでしょうか。

先の汁物の例であれば、発生が懸念されるポイントに人員を確保することで子どもの食事をアシストし、作業の複雑化を防ぐために食卓には必要なもののみを置き、発生時対策として床には吸水マットをあらかじめ引いておく…などです。

こうすることで、人員を使い回すのであれば、通常タスクの負担減をする必要性が見えてきますし、実現に必要物資の購入など、コストの投入のしどころも、はっきりとしてきます。

これらの対処ができれば、子どもに割り込みタスクが発生させられてしまっても、被害の最小化、および、原状回復までの工程化が可能になり、時間の見通しが立つようになります。ひいては筆者のストレス被害が最小になるという効果が期待できるんですね。

(筆者の場合は、これをもって、旦那にプレゼンでしょうかねぇ)

 

と、ここまで、筆者自身の子育てストレスを真面目に分析、打開策を練ってみたのですが、これが、もちろん子育てではなくても、自身の抱えているストレスを分析してみるというのは、現代において必要な習慣なのではないかと筆者は思います。

自信の抱える問題を的確に知り、対処法が考案できるようになると、不思議なもので、少し心が軽くなるんですね。

 

自信の考えを整理して、気付きを得るための手法は、色々あります。

付箋に書いて分類をはっきりさせるタイプの手法、テーマに関連する項目を芋づる式に書き込み結んでいく手法、ひたすら紙に書き出す手法…と、少し調べるだけで、簡単に実践できてしまうものも多いです。

何だか行き詰ったなぁ…と思われた際には、是非とも活用してみて下さい。

 

余談ですが、大声を出すことというのはストレスの解消に役立つと言われていますね。

しかし、このご時世では、飛沫への懸念から小声が推奨され、大声を出す機会が失われつつあります。しかし、カラオケで歌ったり、大笑いしたり、スポーツ観戦やライブで叫んだり…気持ちいいと感じる方も多いはず…。

筆者も歌うの大好き、やまびこ遊び大好きの方なので、このコロナ禍で何かいい方法はないかと思い調べたところ、世の中には“大声を出すための壺”という位置づけの商品があるとのこと。壺に向かって叫ぶと静音効果があるというもので、同じ原理でカラオケ練習用のものもあるとか。

商品によって、効果もまちまちのようですが、知らず知らず、小声ストレスが溜まっているかも…なんて方は試してみるのも面白いかもしれないですね。

それでは今回はこの辺で失礼致します。

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