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習慣

こんにちは。広報チームの岡野です。

皆さまは日常的に運動する派ですか? しない派ですか?

 

日常的に運動をされていた方々は、コロナの関係でロードワークがしにくくなったり、ジム通いも自粛せざるを得ない時期があったり、運動をしたくても出来ず、フラストレーションが溜まったなんて話がありましたね。

せっかく良い習慣が身についたのに…とインタビューで答えていた方もいらっしゃいました。 そ

の一方で、一念発起して日常に運動を取り入れようと、ジムに通い始めたのにコロナの関係で行かなくなってしまったり、運動をしたくても、もう何から手を付けたらいいのかさっぱり分からなくなってしまっていたり…というパターンの方も存在しています。

これは日常的に運動をしない派の方々に多いと思うのですが、運動はしたいんだけどなぁと、割と強く思いながらも、なぜか実行出来ないという現象です。

オリンピックが近づいてきて、テレビでトップアスリート達の姿を見ることが多くなると、“かっこいいなー”とか思いますよね?そして、自分の中のスポーツ熱も、ちょっと上昇したりするんです。

 

なのに、いざ自分が実行しようとなると、なぜか一歩が踏み出せない。

そして一歩が出ても次が続かない…。 更には少しでもサボると習慣から脱落…。

こう言うと、“怠けているから”と思われるのではないかと思うのですが、決してそうとも言いきれないんです。 運動以外でもそうですが、“習慣化したい行動が習慣になるには、〇日かかる”なんていう話を聞いたことはないでしょうか?

〇に入る数字は、21だったり30だったりと色々あるのですが、少なくとも物事を習慣に取り入れるには、ある程度の期間が掛かる訳です。 しかし、これを超えたらもう安心なの?と言われたら、決してそうではないですよね。 結局気を抜いた瞬間に習慣から遠のいてしまうんです。

特に困ったことには、良いと言われる事ほど、習慣になりにくいのは多くの人が経験されているのではないでしょうか?

 

では、何が一番習慣化の邪魔をしているのか…ですよね。

ここを解決出来ればかなり前進できると思う訳です。 楽しめるように工夫するとか、やる気をUPさせるという方法を提案している方は、よくいらっしゃいますし、インターネットにはそんな記事が多くあります。

しかし、そういった方法を否定する訳ではないのですが、筆者はメンタル面から攻めるというのは、トップアスリートを見ていても難しそうだと思ってしまうんです。

専門的な訓練をしているアスリート達ですら、メンタル面の不調というのは起こってくるのですから、筆者のような甘ちゃんには、とてもとても…。

そう考えて、筆者が辿り着いた習慣化への攻略法は“スモールステップ作戦”です。

 

作戦概要をお伝えする前に… そもそも“習慣”というのは、なんなのかというところからお話したいのですが、これは“脳に組み込まれたプログラム”と考えていいようなんです。

 

つまりは、習慣というのは、“日常の生活の中で、脳が勝手にやってくれているから、何も意識せずに行えている行動”ということになります。

日本で生まれ育っていれば、玄関に入って靴を脱ぐことは意識せずに行っているのではないでしょうか?もしかしたら、この時、振り返りもせずに鍵も閉めているかもしれませんね。

これが“習慣”なんです。

しかし、脳というのは急激な変化を嫌うところがあるとされています。

むしろ、どちらかというと、“これまで通り”を優先したい派と言えるそうです。

やる気などの報酬につられて、急激な変化を許容することはあったとしても、通常は、良い悪いは別として、とにかく変化というものに抵抗しようとする性質があるという訳ですね。

言ってしまえば、何かをやろうとした時に、できない理由をこれでもかと用意してくれているのは、変化を嫌う脳の仕業と言っていいでしょう 。

つまり、先に書いた、“何が一番習慣化の邪魔をしているのか”の答えは、“脳”ということになります。 習慣化するには“脳のプログラム”を利用する必要があるけれど、“脳”はそうそうプログラムに“新しい事柄”を受け入れようとしない…これが習慣化の難しさの本質と考えて良さそうです。

では、ここからは、習慣化への攻略法である“スモールステップ作戦”の本題に入りましょう。

まずは、どうしたら、取り組みたい事柄を“脳”が受け入れてもOKだと思ってくれるかを考えないといけません。 これは、人によって差はあると思いますが、“何の気負いもせずに出来る行動”であれば、“脳”が受け入れてくれやすいと考えられるんです。

元来、“脳”は省エネ志向のルーチンワーク好きなんですね。

物事をやろうとした時に、“疲れているのに…”、“時間がないのに…”、“やる気が出ないのに…”という思考なり感情なりが生じるということは、既に“脳”は“取り組みたい事柄”をやらせまいとしている状態なんです。 この時点で習慣化が難しくなるでしょう。

そのために必要となるのが、習慣化するための突破口です。 取り組みたい事柄を細分化して、その取っ掛かりを目標に設定することで、“脳のプログラム”に入れてもらうように仕向けるんです。

例えば、“スクワットを1回だけ”とか、“本を1文だけ”とか… 失敗する可能性が限りなく低くて、かつ、“脳”が“これなら負荷が掛からないからいいか”と思ってくれそうなことを、毎日繰り返すようにするんですね。

もし、これが失敗するならば、さらに取り組みたい事柄を細分化して、“スクワットの姿勢を取る”、“本を開くだけ”…でも良いでしょう。 とにかく、目標を低く設定して、“脳”に負荷なく出来ることを繰り返すことで、取り組みたい事柄を“脳のプログラム”に入れさせてしまうんです。

これさえ出来れば習慣化としては成功なので、後は、その場で負荷の調整をすれば良いという訳ですね。

そして、目標はあくまで負荷のないものであるハズなので、本当に目標のみで終わってしまったとしても、そこは目標を達成している訳ですから、落ち込む必要も、焦る必要もないんです。

後々、目標が低すぎると感じる頃には、“脳”が負荷がないと感じる程度も変化しているハズなので、その時は少しだけ目標をステップアップすれば良いのです。 目標が小さくても、達成は達成。継続は力なり…ということですね。

 

さて、今回は習慣化について考えてみました。

ついつい、物事に取り組もうとすると、目標を高く設定しがちですが、習慣化するといった観点から考えると、高い目標は一概に良いとは言いづらいということのようですね。

余談ですが、筆者は結婚で生活が変化するまで、日常に運動を取り入れていました。 健康診断の結果的にも、そろそろ、日常に運動を取り戻したいのですが、一度手放してしまった習慣に対して、どこから手をつけようかな…と思ったことからの今回の記事だったんですね。

そんな訳で、筆者は始めの目標を、スポーツウェアに着替える(いつでも運動できる状態になる)というところから始めてみようと思います。

果たして、どうなるか…実践編ですね。 それでは、今回はこの辺で失礼致します。

 

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