ラグビーに学ぶチーム組織づくり
こんにちは。人材開発の冨田です。
今年もあと1週間で終わりますね。
思えば新型コロナのニュースが出始めたのが1月ですので、もうすぐコロナ騒ぎも1年が経ちます。
東京オリンピックが延期され、春夏甲子園も中止、フェスやコンサートも軒並み中止、そして忘年会や新年会も中止になり、フラストレーションが溜まる2020年となりました。
これ、ワクチン接種でパンデミックが収まれば、来年はとんでもないバブルを迎えるかもしれないですね。。みんなのうっぷん晴らしパワーは半端ない気がします。。
さて本題ですが、先日ラグビーの元日本代表の方に社内研修をしていただいたので、その内容を少しお話します。
ラグビーといえば、去年日本で開催されたワールドカップでは日本中が熱狂しましたね。日本代表チームは世界ベスト8という快挙を成し遂げました。
そして、普段ラグビーを観たことのない「にわかファン」の人たちがたくさん増えました。もちろん、私もその類です。
ラグビーは、今からおよそ200年前にイングランドから始まったと言われていて、中流階級以上の人たちがやるスポーツだったため、「貴族のスポーツ」や「紳士のスポーツ」とも言われていました。
その後世界各国に広まり、今やラグビーワールドカップは、オリンピック、サッカーワールドカップに次いで3番目に大きい世界大会なのです。
日本代表が飛躍したのは2015年のイングランド(ブライトン)大会で、優勝候補である南アフリカ代表に勝ったことです。
この試合は「ブライトンの奇跡」と言われ世界中に報道されました。
ところで、皆さんラグビーのルールはご存知でしょうか。
サッカーなら何となく知っているという人も、ラグビーは案外知らない人が多いのではないでしょうか。
私も偉そうなことは言えないのですが、まず、サッカーと大きく違うのが前にパスを出せないことです。(前に投げていいのはアメリカンフットボールです)
そのため、相手の陣地に前進していくためには自分が体当たりをして少しでも相手のディフェンスを後退させ、自分がつぶされたら後ろの仲間へボールをつないでいきます。
相手からタックルで倒されてもボールを離さず、仲間のために献身的にボールをつなぐ姿。
ラグビーは他の競技と違って感動を生みやすいのはここだと思うんですよね。
(勝手なイメージですが、まるで赤ん坊を敵に奪われないように大事に大事に回していくかのような感じがします)
そして、ラグビーはポジションについても特徴的です。
サッカーやバスケットボールではオフェンスが「花形」ですが、ラグビーは逆で、オフェンスは体を張って相手をブロックする「自己犠牲」のポジション(役割)なのです。
ボールをつないでつないで最後にバックスが得点(トライ)を決めに行きます。
ラグビーは1チーム15名で構成されていて、メンバー全員がそれぞれ違った役割を持ち、それぞれが自分の仕事をきっちりこなすことで得点に結び付けていきます。
肩を組み合って押し合うスクラムにしても、組んだメンバーの全員が同じ方向(ベクトル)に力を集中していないと相手に押されたり崩されたりしてしまいます。
スクラムは力任せではなく「技術力」と「精神力」が重要となります。
このように、ラグビーは様々な点から会社の組織に置きかえることができます。
会社の組織においても、皆がそれぞれの役割を持ち、そしてその重要性を理解し、きっちりと自分の仕事をこなすことで組織は強くなります。
その結果、顧客満足を上げることで売上を伸ばしていきます。
まさに「ワンチーム」になれる会社が強いのです。
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