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TikTokでバズった動画を解析してみた

 

こんにちは。冨田です。

会社でTikTokをやり始めて1年5ヶ月が経過しました。今のところ、3日に1回の頻度で更新し続けています。

これをやっている目的は、会社の認知度を上げる(知ってもらう) ためです。宣伝広告の意味で行っています。

とはいえ、動画を更新し続けるのは大変です。ネタを考え、撮影して、編集して。。ですが、今なお続けられているのは、みんなが「楽しんで」やれているからです。

ある程度出演メンバーは決まっていて、最近はかなり撮影もこなれてきました。コントみたいなのを演じることもあるのですが、芝居に磨きがかかってきました(笑)


さておき、せっかくやるなら続けるだけじゃなくて「再生回数」を増やしたいし、フォロワーさんも増やしていきたいです。そのための試行錯誤も繰り返しています。

そんな中、ある「動画」がバズったことで、少し攻略法がわかってきましたので、今日はそのあたりを共有したいと思います。


結果から言うと、その動画は「60万回」以上再生されています。フォロワーさんが600名ほどのアカウントで、その「1000倍」も再生されたってことです。まあ、TikTokはフォロワー数に関係なくバスる動画はバスるといいますので、まさにその特徴が出たなって感じです。

で、その動画の内容はというと、フリップに書いてある「読み方」を当てるという、いわゆる「クイズ」形式の動画です。

この「フォーマット」でいろんなお題を試してみました。

「神奈川の難しい駅名、地名」、「東京の難しい駅名」、「読み方が難しいアーティスト名」、「読み方が難しいキラキラネーム」、「漢字で書かれた球技名」など

このシリーズはどれも回っているのですが、その中で「60万回再生」を超えたのが、「読み方が難しいアーティスト名」という動画です。

※リンク先へジャンプします※


それでは、この動画の再生がなぜ伸びたのか、「インサイト」という機能で見ていきたいと思います。


その前にまず、TikTokのアルゴリズムでは、どういう動画が評価されるかというポイントから押さえておきましょう。


・試聴時間が長いこと(平均試聴時間)
・完全視聴率が高いこと(試聴維持率)
・エンゲージメントが多いこと(いいね、コメント、シェア、セーブ)

主にはこの3つです。


TikTokのアルゴリズムは公表されているわけではありませんが、どんな専門書にも上記のポイントが書かれています。

まあ、TikTok運営側の立場として考えてみたら、とにかくユーザーにTikTokに長く留まってほしいと思っているので、「視聴時間が長い動画」が良い動画だと判断されるわけです。

TikTokはもともと1分までの短尺動画でしたが、これが3分まで可能になり、今では10分までの長尺動画が投稿可能になりました。

つまり、投稿する動画も「長尺動画」で、かつ試聴維持率が高い動画が評価されるようになります。(と言われています)


話を戻します。それでは、ウチで一番伸びた動画のインサイトを見てみましょう。


まずは①の「平均試聴時間」は、「19.3秒」となりました。動画の尺は「37.9秒」ですので、動画の半分以上は見られているということです。

続いて②の「動画をフル視聴した割合」ですが、「31.9%」となりました。つまり、およそ3人に1人が最後まで見てくれたということです。

③の「新しいフォロワー」は、この動画で「120人」増えたということです。

 

こちらのグラフでは、動画公開から一番再生されたのが「36時間後」だと分かります。

また、「9秒」で半分が離脱していることも分かります。

 

こちらは視聴者の属性ですが、一番多かったのが、大阪府に住む18歳から24歳の女性です。そして、7対3で、女性の方が圧倒的に多かったことが分かりました。

 

あと、再生が伸びる動画の大事な要素として、ユーザーからの「コメント」があります。コメントの「数」がかなり影響してきます。

ユーザーのコメントに、別のユーザーから「コメント」や「いいね」がついたりして、勝手にコメント欄が盛り上がってくれると、その動画はバズります。

コメントを打っている間に、裏で動画は再生され続けているので、完全視聴率も上がるし、何よりユーザーのリアクションが一番わかりやすい形で出るため、その動画の価値を判断されやすいのだと思います。

 


ウチのバズった動画も、コメント数がかなり多く入っています。

つまり、この「コメント」をうまく引き出せるかどうかが、バズの再現性を持たせる意味で大きなポイントとなってきます。

たとえば、読み方が難しいアーティスト名や地名などは、「これもあるよ!」とか「これはどう?」とか、みんな各々が持っている引き出しから、どんどん出し合ってくれています。

このように、コメントを引き出しやすい「お題」を投げかけることが、バズる動画を作る秘訣なんだろうなと思います。


ということで、TikTokにおけるバズる動画の秘訣をご紹介しました。(あくまで当社においての事例ですが…)

もし参考になったという方は、ぜひ当社のTikTokをフォローしてください!

それではまた。

 

 

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