5月 30 2023

政治家から学ぶ強いメンタル

こんにちは。冨田です。

選挙が近くなると、駅前でよく政治家が演説を行なっていると思いますが、皆さんは立ち止まって聴いたことありますか？PR用のビラを配っていますが、受け取ったことはありますか？

よくもまあ、あんなにもみんながガン無視している中、よく演説を続けられるよなあと感心してしまいます。

夏の暑い日や冬の寒い日、雨が降る日でもあいかわらず駅前で誰も聴いていない中、熱心に演説を続ける政治家さんたちは、どんなメンタルしてるんだろうと不思議に思います。

もちろん、日本や地域を良くしたいと思って立候補しているわけなので、素晴らしいことだと思うのですが、だからこそ余計に虚しくならないのかなとか。

別に、生活のため、食っていくためだけに政治家を目指そうとはならないと思います。それなら、他の仕事をした方が手っ取り早いからです。

あと、総理大臣や各大臣、党首などのお偉方はよくメディアで批判ばかりされますが、なぜあんなにも「鉄のメンタル」を持っているのでしょうか。

テレビとかでコメンテーターから思いっきり批判されているのを見ますが、まったく動じないどころか、相手に速攻で言い返しています。

政治家はともかくとして、日常生活においても、メンタル強いなあと感じる人は、たまにいます。周りからどう見られていようとお構いなしに発言したり、ふる舞ったり。（でも世間ではそれを「KY」と呼ぶのですが…）

このような人たちのメンタルは、おそらくですが、人は人、自分は自分、というように、「線引き」がしっかり出来ているのだと思います。

たとえば、相手が機嫌悪かったりイライラしているなと感じれば、そっとしておこうとか、あるいは自分の期待通りの動きをしてくれないと、こっちがイライラしてしまうとか。

相手の言動によって、自分の感情が揺さぶられることがあると思います。

しかし、メンタルが強い人（安定している人）は、相手がどうであれ、自分は「不動心」でいられます。相手の課題は相手の課題であって、自分の課題ではないからです。

これをアドラー心理学で、「課題の分離」といいます。

政治家やKY（空気読めない人）のようにメンタル強い人は、周りからの目が気にならないタイプなんだと思います。人がどういうふうに自分のことを思っているのか、どう見られているのか。

大半の人は、ある程度周りの目を気にして生活しています。典型的な例が、コロナで定着した「マスク着用」です。

もうどこに行くにも、マスク着用のお願いや推奨もしていないのに、みんなマスクを外せずにいます。この暑い中、汗をかきながらマスクをしている姿は、まるで「一億総ガマン大会」の様相です。

マスクを外す人はまだ少数派だから、たとえば電車内やお店で外していると、割と目立ちます。周りから変な目で見られているのではないかと、もしかしたら感じるかもしれません。

でもそれは、「自意識過剰」というものです。誰もあなたのことを気にしていません。他人は他人にそんなに興味がないし時間もないので、誰もあなたのことは見ていません。

こう言われると、心にグサッと刺さるかもしれません。でも、少し楽な気持ちにもなりませんか。もう「人の目なんか気にしなくていいんだ」と。

とはいえ、人は社会的な動物なので、一人で生きることはできません。なので、社会と調和して、人と人が協調し合って生きなければいけません。

ただ、その思いが強すぎると、周りの目を必要以上に気にしたり、同調圧力に屈したりします。

こう感じる人は、政治家のような強いメンタルを持たなくても良いのですが、もう少し楽に、気ままに生きてみても良いのではないかと思います。

それではまた。

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