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「NISA」「iDeCo」をやらない人は確実に損をしている

 

こんにちは。冨田です。

今年に入ってから、証券会社の新規口座数が爆上がりしているというのをご存知でしょうか。とくにSBI証券と楽天証券は、売買手数料を「無料」にしたことで、新規口座をかなり集めているようです。

証券会社の新規口座が増えた一番大きな理由としては、「新NISA」の影響と言われています。今年1月から大幅に拡充されたNISAは、それくらい爆発力があるということです。

それでは、新NISAはいったい何がすごいのか、そしてなぜやった方が良いよと言われるのか、同じような制度の「iDeCo」と併せて解説していきます。

 

少子高齢化社会の日本

まず押さえておかなくてはいけないのが、日本の将来の姿です。少子高齢化が止まらない日本では、年金制度が今までのように機能しなくなるということです。

現役世代が減り、リタイヤ世代が増える局面においては、年金支給額は減り、且つ支給開始が遅くなることは必至です。そうなると、自分たちである程度工面しないといけなくなります。

生涯現役で働けるライフワーク的なものが見つかればそれが一番良いのですが、皆が皆がそういう訳にはいかないでしょう。

だとすると、年金以外のお金が必要になってきます。そのお金を今から備えておきましょうということです。そして、そのお金は、もはや「貯金」では実現出来ないということです。

政府としてもけっこう危機迫っていて、本気度がこの新NISAに表れています。

 

新NISAで選ぶ銘柄

新NISAの特徴を簡単に言い表すと、「永遠」に「無税」で投資の運用が出来るということです。

通常であれば、運用益にはおよそ20%の税金が掛かりますが、NISA口座であればそれが「ゼロ」です。政府が公式に税金は掛けませんと言っているのです。

さてここで、こんな疑問を持たれたのではないでしょうか。

でも、「あくまで投資だから、下がることもあるんでしょ?」

もちろんその通りです。リーマンショックなどが起これば短期的には大きく下がる時もあります。でも、長期的にみれば限りなく上がる可能性が高いのです。ちゃんとした銘柄を選べば、逆に下げる方が難しいほどです。

それでは、どの銘柄を選べば良いのでしょうか。

どの専門書にも載っているし、どの専門家も言っているのですが、結論から言ってしまうと以下の二つです。

・全世界株式(オールカントリー)
・全米株式(S&P500)

それぞれの銘柄の詳しい説明は割愛しますが、たとえば「S&P500」の過去の実績でいうと、過去50年間で「9%」の利回りです。50年間の平均利回りが9%ですよ!銀行の利子はいくらですか?→「0.001%?!」

お分かりでしょうか。貯金として銀行に塩漬けにしておくことのリスクが。

 

NISA口座は「長期財布」

NISAの特徴として、いつでも換金出来るという利点があります。なので、とりあえずの余裕資金はNISA口座に入れておいて資産を増やしつつ、本当に必要な時が来れば下ろせば良いのです。

もちろん、生活費など日常使いで必要なお金は銀行口座に入れておき、いつでもどこでも引き出せる状態が良いのですが、定期預金のようにしばらく引き出さないつもりで入れておくには、NISA口座が最適解です。

銀行口座は「短期財布」、NISA口座は「長期財布」として捉えれば分かりやすいかと思います。

もっと言えば、生命保険などには入らず、その掛け金分のお金をNISAに入れていけば、それこそ何かあった時の「保険」として機能すると思います。

 

老後資金には「iDeCo」が最強

NISAと同じく国の制度でめちゃくちゃお得なのが「iDeCo」です。これはNISAよりも税金免除の点で優れています。

iDeCoの最大のメリットは、何といっても「所得控除」が出来る点です。どういうことか説明します。

会社で毎年年末調整をやると思います。その際、生命保険などで所得控除をしていると思いますが、生命保険であればどんなに保険料を掛けていても、所得控除は最大で「5万円」です。それが、iDeCoであれば、掛け金「全額」が控除されます。

これがどれほどのインパクトがあるのか、例を示します。

iDeCoの掛け金=毎月2万円×12ヶ月=年間24万円

所得税・住民税がともに10%として、24万円の20%分、つまり「48000円」が返ってきます。掛け金は投資信託で運用しているので、そちらでも資産が増えていくのに、その掛け金がまるまる税金控除されるというわけです。

言い換えれば、それだけで利回り「20%」が確定するということです。

このすごさ、伝わっていますでしょうか?


最後に、iDeCoのデメリットを一つだけお伝えしておくと、60歳まで換金できないということです。NISAのようにいつでも出し入れが出来ないので、あくまで老後の「年金」として捉えておきましょう。

 

まとめ

さて話をまとめると、政府のつくった制度である「NISA」と「iDeCo」は、将来の資金のために必ずやっておいた方が良いということです。

政府の裏メッセージとして、「老後は年金だけに頼らず自助でなんとかしてくださいね」と言っているわけです。もちろんそのままストレートには言えませんが。。

あと、テレビではこんなことは放送されません。なぜなら、スポンサーに大手保険会社がいるからです。保険会社からしたら「NISA」や「iDeCo」は知ってほしく無いのです。自分たちの商材が売れなくなるからです。

ということで、今回のブログをきっかけに「NISA」「iDeCo」に興味を持っていただければ幸いです。

それではまた。

 

 

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