インバウンド
こんにちは。広報チームの岡野です。
今回はインバウンドについて書いていきたいと思います。
皆さま、海外旅行はお好きですか?
日本にはない景色や文化に触れ、その国ならではのお料理もいただくこともできる海外旅行は、日本国内で旅慣れた人であったとしても、大変、新鮮味のある旅行を楽しめることが多いようですね。
筆者は独身時代、もっぱら国内の温泉にばかり行っていたのですが、新婚旅行で初めて海外に出たときには、今まで知らなかった世界が、パッと開けたような気分になったものです。
このように日本人の私たちが外国へ遊びに行くのと同じで、外国の人たちも日本へ遊びに来ていますよね。
昨年、1年間に日本を訪れた外国人の数が初めて3000万人を突破したということで、各種メディアに取り上げられることもありましたので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この年間訪日外国人数ですが、数年前までは、東京オリンピック・パラリンピックが開催される来年2020年までに2000万人を目指そう…なんていう目標設定だったんですね。
目標より2年早い段階で、当時の目標プラス1000万人を達成なんて、なんだか嘘のような成長ぶりですよね。
でも、この成長著しい訪日外国人数なわけですが、2018年達成の3000万人という数は、多いんでしょうか? 少ないんでしょうか?
そこで、世界の国別外国人観光客数ランキングというものを見てみると…
実は日本は、まだTOP10入りを果たしていないんです。
というのも、世界の海外旅行をする人の全体人数は、2017年の時点で13億人を越えているという状態にあるんです。
そういうことなので、ざっくりですが、現在の世界の人口は76億人くらいだとされていますから、計算上、5~6人に1人は海外旅行をしていることになります。
この数字、結構多いんだなぁと筆者は感じたのですが、いかがですか?
また、世界のインバウンド市場は、まだまだ拡大の傾向にあるんですね。
今でも多くの人々が海外旅行をしているわけですが、観光に関する国際機関である、国連世界観光機関(UNWTO)では、今後10年程度の間に、世界の海外旅行をする人の人数は18億人にまで増加していくということが予想されているんです。
これらの事から考えてみて…世界から見れば、日本に来ている外国人数というのは、さほど多くはないと言うことが分かりますね。
でも、これだけ多くの人が海外旅行をしているのですから、ぜひとも、日本にもたくさんの外国人の方に来てもらいたい…まさに、これこそが日本国内のインバウンド市場拡大を狙う「ビジット・ジャパン」というわけなんですね。
現在、日本政府は2020年で4000万人、2030年では6000万人の外国人観光客の獲得を目標に設定しています。
これは、ズバリ世界ランキングTOP10入り、TOP5入りを確実にしたいとする数字なんです。ちょっと日本はインバウンドについて、全体的に…もう完全に出遅れ気味だったわけですが、これから観光大国の仲間入りをしていこうという話なんですね。
これまで政府は政策として、ビザ発給の緩和や諸外国へ向けてのプロモーション活動等を行ってきました。
それで順調にランキング順位を上げてきた日本ですが、これから先、更なる訪日外国人数の獲得のためには、もっと色々な方策が必要となってきます。
例えば、道路標識の表記改善なんかもこの1つで、少しずつですが、これまで「koen(ローマ字表記)」という表記だったものが「park(英語表記)」に変更されていたり、絵文字であるピクトグラムが導入されていったりしています。
プロスキャリアの拠点がある神奈川県についても、国土交通省の発表資料に、東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、横浜みなとみらい地域・鎌倉地域・箱根・湯河原地域では、道路標識改善について重点的対応を推進…というような内容が記載されていますので、該当地域では改善された標識をたくさん見ることができますよ。
さて、このように大きな流れの中で、成長させていこうとしている日本のインバウンド市場なのですが、私たちの身近なところでの変化を考えてみると、外国人観光客が増えれば、当然外国人に話し掛けられる確率も上がるということになりますね。
おもてなしの国としては、知っている場所までの道案内くらいはできると喜ばれるかもしれないですよね。
正直、この点については筆者、全然自信がないので、とりあえずスマホに翻訳系のアプリを入れようかと考えていますが、折角の機会ですし、何かしらの第二言語習得を考えてみるのもよいのかもしれませんね。
ちなみにですが、現在、訪日している外国人は、日本の近隣諸国であるアジア圏の方々が多いです。
しかし、昨今の政府は欧州をターゲットにして、訪日外国人の獲得を目指しているようなんですね。
欧州から日本に来てくれる方って、本当にまだまだ少ないんです。
そんなことから、今、訪日してくれているアジア圏の方々の言語を習得するのもアリなんですが…ヨーロッパ諸国で使われる言語は、今後、需要が上がりそうな感じがするんですねぇ…。
本格的に習い始めるとかではなくても、北欧ブームに乗っかって、言語を少しかじるところから始めてみたら意外と楽しめるかもしれませんよ?
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