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ターゲットを定める際はペルソナ設定をしよう

 

こんにちは。人材開発の冨田です。

集客したいとき、チラシを作り配布したり、WEBサイトを作りネット広告を出したりすると思います。

多くの人に見てもらいたい。認知してもらいたい。そして買って(申し込みして)もらいたい。

 

そんなときに、訴求するポイントとして必ず押さえておかなければいけないのが、「誰に」届けたいのかです。

言い換えると、「誰がお客さん」なのか。

自分のお客さんは誰なのか。誰に向けてメッセージを届けたいのか。

ということです。

 


そこで用いる手法として、「ペルソナ設定」というのがあります。

 

ペルソナとは、「架空のお客さん像」のことです。

似た言葉で「ターゲット層」というのがありますが、ターゲットはもっと大きな括りです。

 

たとえば、「20代の女性」「40代の既婚者」「孫がいる高齢者」などです。

 

対してペルソナ設定とは、

「23歳の独身女性、年収200万円、岡山県で実家暮らし、彼氏無し、趣味はカラオケ、軽四のマイカー所持、都会暮らしに憧れている」

あるいは、

「47歳既婚男性、妻45歳、娘15歳、年収600万円、横浜市内の賃貸マンション暮らし、食品メーカーの営業係長、趣味はお酒、競馬、最近の悩みは中性脂肪」

 

こんな感じでかなり具体的に設定します。もちろんこれらは架空の人物像です。

 

お客さん像は、具体的であれば、ある方が良いです。

その方が広告コンテンツが作りやすいうえに、受け取り側にメッセージが刺さりやすいのです。

 


ここでひとつ例をあげましょう。


上記の「47歳既婚男性」に向けて発信します。

 

ランニングシューズの販売


アラフィフになり最近体力が落ちたなとお感じのあなた。こんなお悩みありませんか?

 

・お腹まわりの肉が取れなくなった
・自分に合う洋服選びに困っている
・最近娘にダサい父親と思われている
・駅の階段を上がっただけで息切れする

 

アラフィフにもなると、若い時とは違いどうしても歳に抗えないことが増えてきますよね。

 

そろそろジョギングでも始めようかな。


そんな風に考えていらっしゃるあなたにぴったりのランニングシューズをご紹介します。

 

「このランニングシューズは、通常よりも厚底のソールとなっており、ひざへの負担が少なく、足腰に不安を感じる中年の男性にも安心して走ってもらえます。さらにデザインも洗練されていて、今の時代に合ったランニングシューズとなっています。」

 


とこのように、ペルソナに向けた訴求をします。

 

ここでのポイントは、その他大勢に向けて言っているのではなく、「たった一人に向けて」言っていることです。

そうすることで、そのペルソナに近い属性の人にバッチリ刺さります。

 

 


対して、老若男女の大多数の人に向けてメッセージを発信してしまうと、「ああ、私は関係ないわね」と見向きすらしてくれません。

自分のことじゃないと感じてしまうのですね。

 


つまり、ターゲットは絞れば絞るだけ良くて、その設定したペルソナに向けて、「たった一人」に向けて発信する内容であることが重要なのです。


そのメッセージを受け取る人の感じ方がガラッと変わると思います。

 


少しでも参考になれば幸いです。

それではまた。

 

 

 

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